1,000万円とは言わなくても、貯金が何百万円もある人に憧れて一念発起。でもなかなか貯金は増えず、どうせあの人たちは特別な人…と諦めてしまうあなた。実は給料が高いとか親がお金持ちとかは関係ありません。手取り20万円でも大丈夫。あなたも富女子を目指してみませんか?
手取り20万円でも富女子になれる!
4つのポイント
2018年3月13日
お金を貯めるコツは収入の大小ではありません
もっと給料が高ければなあ……という気持ち、あなたにもあるでしょう。
たしかに住居費や食費、光熱費等などの生活に必要なお金を除いた実質可処分所得が多ければ多いほど貯金は多くできそうです。
でもあなたの日々の生活を思い浮かべてみてください。ムダ遣いはしてないつもりでも、ちょくちょくコンビニに寄ってませんか?新製品を見たらついつい手にしてしまいませんか?
もしあなたの手取りが10万円増えたらコンビニで買い物かごに入れる品数が増えると思いませんか?
貯めるコツは○○にある!
そう、お金が貯まる・貯まらないは決して収入の大小ではありません。では貯めるコツは何かというと、それはお金の使い方。
手取りが20万円なら20万円なりに支出をやりくりすることで、少しずつでもお金は貯めていけるのです。
家計には理想のバランスがあるのは「貯め上手さんはみんなやってる家計のやりくり黄金比率とは?」の記事でも紹介しています。
まずはこの記事を参考に各費目の割合を知り、あなたの手取り収入における家計費を計算してみてください。
富女子になれる?!お金の使い方ポイント4つ
各費目の金額がわかれば後は実践するのみ。でも、「それが難しいのよね~」「やっぱり手取りが少ないし~」というあなた。限られた手取り収入の中でお金使いを上手くするポイントを紹介します。
1.節約を楽しむ
出費を抑えるために我慢するのは時として必要ですが、我慢しすぎてストレスがかかるのは良くありません。
お買い得品を買ってお金を浮かせた自分を褒め称えるのもいいですが、それ以外にも節約を楽しむ方法がありますよ。
たとえばベランダでハーブやラディッシュを育てればお金を使わず、新鮮で彩り良い食事を作ることができて嬉しくなりますね。お風呂の残り湯を家庭菜園の水遣りに使ったり、洗濯に使えばエコに貢献している自分を実感できてさらに嬉しくなれるかも。
2.ボーナスは当てにしない
クレジットカードで買い物をするときやローンを組むときに「ボーナス払い」や「ボーナス併用払い」を利用したことはありませんか?そもそもボーナスは企業業績や景気の影響を受けやすく、金額も増減するもの。もしも当てにしていた金額に満たない場合、家計の中から捻出しなければならなず、黄金バランスも崩れてしまいます。
『ボーナスは支出するもの』という考えを初めから持たないように心がけてみてはいかがでしょう。家計は毎月の給料でやりくりするもの。ボーナスは貯金や投資に回す余裕資金であるというスタンスで。
3.お金をリサイクルする
節約が必要といっても洋服や鞄、アクセサリーなどに気を遣い、衣服にお金をかけるのは社会における大切なマナーですね。とくに会社の制服がないという働き女子ならなおさらです。
それならお金を還元させることも考えてみましょう。黄金比率で計算すると、手取り20万円の人にとっては月16,000円。たとえば2ヶ月我慢すればちょっと値が張っても高質の物が買えます。高質の物を大切に着ていれば、しばらく身につけた後でもオークションやフリマアプリで売りやすいですね。ゲットした売上げを次の被服代に充てれば、また高質なものが買えそうです。
4.お金を生み出す
継続は力なりという言葉のとおり、少しずつでもコツコツ積立てていけばお金は確実に貯まっていきます。でも、同じコツコツでも、貯金するのと運用するのとでは、やはりお金の増え方は異なります。
黄金比率に合わせると、手取り20万円の人は月々36,000円を貯金していくのが理想ですが、そのうちたとえば6,000円を投信積立てなどに振り分けてみるのもいいですね。
仮に年利0.01%の積立定期預金に毎月6,000円ずつ積み立てるなら10年後の元利合計額は720,357円です。しかし、仮に運用ですることで年利2.5%を実現できるとすれば10年後の元利合計額は817,032円になります。
元金72万円に対し、前者は10年間で357円しか生みませんが、後者は97,032円生み出すことになります。さらにはiDeCoや積立NISAを利用すれば税制特典でさらに差が付きますよ。
iDeCoに関しては「老後のお金を効率的に貯めるなら、iDeCoに挑戦してみよう!」の記事でそのおトク度を確認できますよ。
手取り20万円だから富女子はムリなのではなく、手取り20万円だからこそ富女子を目指して賢いお金の使い方をしていってくださいね。