2022年6月30日からマイナポイント第2弾ポイント付与などが本格的にスタートしました。2020年から2021年に実施された第1弾は、最大5,000円分のポイントが獲得できましたが、今回の第2弾は、最大1万5千円分のポイントを獲得することができます。日本在住でマイナンバーが割り当てられている全ての人が対象です。マイナンバーカードの概要から、マイナポイントの申し込み方法までお伝えしますので、ぜひやってみましょう。
申し込もう!マイナポイント第2弾
手続き方法を分かりやすく解説
2022年8月11日
マイナンバーカードとは?どんなことができるの?
そもそもマイナンバーカードとはどんなものなのでしょうか?
「マイナンバーカードは、本人確認のための身分証明書として利用できるほか、自治体サービス、e-Tax等の電子証明書を利用した電子申請等、様々なサービスにもご利用できます。」
マイナンバーカード総合サイトより
具体的には、以下のとおりです。
行政手続きのオンライン申請ができる
確定申告をはじめ、パスポートの発給や、児童手当の請求や要介護・要支援の認定、自動車税環境性能割の申告納付などもオンラインで申請できます。従来のように申請用紙に記入して窓口に持っていかずに手続きが可能です。
民間のオンライン取引で身分証明書として使える
銀行口座や証券口座の開設など書面での契約をオンラインで済ませることができます。
コンビニなどで各種証明書を取得できる
各自治体によりサービスの内容は異なりますが、住民票、印鑑登録証明書などの公的な証明書を取得できます。
また、健康保険証や印鑑登録証などそれぞれのサービスごとにあったカードが、マイナンバーカード1枚に集約されるので保管がしやすいこともメリットです。図書館カードもマイナンバーカードで利用できる自治体が出てきています。
マイナポイントとは?獲得方法は?
マイナポイントとは、マイナンバーカードを使って申し込むことでもらえるポイントのことで、キャッシュレスでの買い物に使えます。クレジットカードを始め、QRコード決済や電子マネー、プリペイドカードなど幅広いキャッシュレス決済サービスに対応しています。
マイナポイント第1弾は、2万円分のチャージやお買い物をすれば10最大5000円分のポイントを受け取ることができるキャンペーンでした。
マイナポイント第2弾は最大1万5千円分のポイントがもらえる!
今回2022年6月30日から開始したマイナポイント第2弾は、マイナンバーカードを保険証として利用する申し込みと、公金受取口座の登録をすることで1万5千円相当のポイントがもらえるキャンペーンです。
この手続きをすることによる具体的なメリットは2点です。
・マイナンバーカードで保険証としての機能をもつ
転職・結婚時などに健康保険証を使えないといったことがなくなる、薬剤情報や特定健診情報、医療費の明細等を簡単に閲覧できるようになる、医療費が高額になった際にも限度額適用認定証の提示が不要になるなどです。
・給付金等を受け取るために、従来のように都度紙の申請書に書いて添付書類等を送付する手間が省けること
一度手続きをしてしまえば、カードがマイナンバーカード1枚に集約され、後は何度も同じような手続きをしないで済みますので、手続きするメリットは大きいでしょう。
なお、マイナンバーカードを作成していない場合は2022年9月末までに申請を済ませ、2023年2月末までに手続きをすることがポイントを受け取る条件となっています。
マイナポイント手続きの仕方は?
用意するものは、
・マイナンバーカード(4ケタの暗証番号も)
・給付金を振り込む銀行口座番号
この2点です。
パソコンの場合は、マイナンバーカードを読み込むICカードリーダーも必要になります。
パソコンの場合は、「マイナポータル」から手続きをします。スマホから申請する場合は、マイナポータルアプリをインストールしてから申請することができます。
申請が終わったら、紐づけしたいキャッシュレス決済を選択し、決済サービスID、セキュリティーコードを入力したら完了です。
なお、子どもの分も申請が可能ですので、家族の人数分のポイントを受け取ることができます。
まとめ
マイナンバーカードは、身分証明書としての機能を持ち、行政申請、民間サービスなどのオンライン手続き、各種カードの集約が可能になります。今回のマイナポイント第2弾は、新規取得ポイント5,000円分に加え、健康保険証としての利用申込み、公金受取口座の登録することで、最大1万5千円分のキャッシュレス決済で使用できるポイントを受け取ることができます。今後さまざまな場面で、マイナンバーカードを使うことが想定されます。この機会に手続きをしてみてくださいね。
(※本ページに記載されている情報は2022年7月16日時点のものです)