2018年こそ資産運用にチャレンジしたいと考えているけれど、「どの商品にいくら投資したら良いのか知りたい!」と悩んでいる人はいませんか。今回は、海外の投資信託、国内の債権、株式、国債などたくさんある金融商品の中から、投資初心者の方にオススメな分散投資の方法を教えちゃいます。
初めての資産運用
結局何にいくら投資したらいいの?
2018年1月5日
結局のところ、何に投資したらいいの?
貯金をそのまま銀行口座に預けているのではなく、投資をした方がいいのは分かる。
けど、実際のところ、何に投資したらいいんだろう、となかなか資産運用の第一歩が踏み出せない方は多いのではないでしょうか。
「初めて資産運用にチャレンジする人にオススメな商品をズバリ教えて!」と迷っている方に、ぴったりの金融商品の種類をご紹介します。
インデックスファンド
会社の業績や、経済状況、為替など、さまざまな要因が絡み合って、日々刻々と変化していく株価。
ある企業の株価は大きく値段を下げることもあるし、逆に別の会社の株価は大幅にアップすることもあります。
そんなさまざまな株価の平均値の価格と同じような値動きをする投資信託を「インデックスファンド」と言います。
ニュースや新聞などでよく耳にする「日経平均株価」。
日本の経済の指標の一つとなっていますが、簡単に言うと、このインデックスファンドは、日経平均株価と同じように値動きをする商品です。日経平均が上がればインデックスファンドの値段が上がり、かつてのリーマンショックのように、日経平均株価が下がると、インデックスファンドも値段が下がるという状況ですね。
投資初心者にとって、何千もの投資先から、優良企業の株を探し出すのはハードルが高いもの。
しかし、インデックスファンドは、日本の優良企業の株価の平均値と同じというシンプルな商品なので、とても簡単なんです。
また、先ほどは、株を例に挙げましたが、インデックスファンドには、日本株式、日本債券、外国株式、外国債券などさまざまな投資先の商品があります。
購入時手数料や運用管理費用が比較的安いというメリットもありますよ。
国債
次にご紹介するのは、安全資産である「国債」です。
とにかく損をしたくないと考えている方には、特にオススメ。
大きな利益を上げるということは難しいですが、逆に大損をしてしまうというリスクが少なく、普通預金として銀行口座に預けているよりも利息をもらうことができます。
国債は、固定3年、固定5年、変動10年と3つの商品があります。しばらく使う予定がないお金は10年ものの国債を買うなど、自分のマネープランに合わせて国債の種類を選びましょう。
分散投資が大切な理由
資産運用で、ポイントとなるのが「分散投資」ですね。
ひとつの企業の株にのみ投資してしまうと、大きな損をしてしまうリスクが高まるため、さまざまな企業や、株や債券などの商品をバランス良く保有することが大切です。
先ほどご紹介したインデックスファンドや国債も、ひとつの商品を購入するのではなく、自分の運用資産をバランス良く分散させて投資するようにしましょう。
賢い分散投資の割合が知りたい
具体的にどの金融商品をどのくらいの割合で持つべきなのか、という資産のバランスのことを「アセットアロケーション」と呼びます。
投資初心者にオススメな、アセットアロケーションをご紹介しますよ。
無理なく投資をはじめたい
例. 国債50%、インデックスファンド外国株25%、インデックスファンド日本株25%
まず、あまり無理なく投資を始めたいという方にオススメなのが、こちらのアセットアロケーション。
半分を安全資産である国債に投資し、残りの半分を外国株と日本株のインデックファンドに投資をします。
一般的に、外国株のインデックスファンドの方が、日本株よりもハイリスクハイリターンだと言われています。
外国株のインデックスファンドで損をするリスクもありますが、半分は国債に投資しているので、大損することは避けられますね。
外国株と日本株のインデックスファンドで適度なもうけを狙いつつ、安全資産を保有すことで、心に余裕を持って続けられる分散投資の割合となっています。
上手にリスク分散をしたい
例. インデックスファンド外国株25%、インデックスファンド日本株25%、インデックスファンド外国債券25%、インデックスファンド日本債券25%
次にご紹介するのは、全てインデックスファンドに投資する方法です。インデックスファンドを外国株、日本株、外国債券、日本債券とすることでリスクを分散しています。
国債に投資していない分、リスクは高まりますが、逆に大きな利益を狙うことができますね。
一般的には、債券は株式よりもリスクが少ない商品と言われています。
また、債券と株式は、一般的には相反する動きをするので(株価が上がれば債券価格が下がる、株価が下がれば債券価格が上がる)、上手に分散投資ができていると言えるでしょう。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
いかがだったでしょうか。投資が初めて不安という方でも、オススメの商品と賢い分散投資の方法さえ分かれば、自信を持って挑戦できるはず。
今回の記事を参考にして、2018年はぜひ資産運用にチャレンジしてみて下さいね。
編集部注:投資は無理なく自己責任で行って下さいね。