新年の始まりのタイミングですね!1年の計画や目標を立てるタイミングですが、家計についても見直すチャンスです。でも、何から手をつけていいかわからないという方。ぼんやり描いている1年の支出計画を可視化して、オリジナルのマネープランを立ててみませんか?マネープランが見えると、具体的な1年のお金の計画が立てやすくなること間違いなしです。
今年のマネープランはこれで解決!
見える化したらいろいろわかる
簡単マネープランの作り方。
2018年1月1日
マネープランに必要な情報とは?
マネープランを作るにあたり、必要な情報は以下の4つです。
この4つの情報を年間カレンダーの形に落とし込んでいくことで、1年のマネープランを作ることができます。
- 1年の行動計画
- 1年のイベント一覧
- 行動計画毎の必要経費
- 毎月の収入と支出&ボーナスなどの臨時収入情報
必要な情報がわかったところで、さっそくマネープランを作ってみましょう。
STEP1:1年の行動計画を作ろう!
マネープランを作るベースになるのが、1年の行動計画表です。
行動計画表といっても堅苦しく考える必要はなく、この1年で買いたいものや、やりたいことを自由にカレンダー上に書き出していきましょう!
この時点では予算やお金のことは考えず、ただただ、自分のやりたい事について、「いつ?、何を?」を出来るだけ具体的に書き出してみてください。
具体的に練るのがポイント
例えば、「夏に旅行に行きたい!」ならば、「8月に飛行機(ANA)でイタリアに行き、ホテルはヒルトンを利用、現地では映画のローマの休日の舞台をガイドを付けて巡る」など実際に旅することを想像してできるだけ具体的に書き出しましょう。
躊躇することはありません、どんどん自分の望むことを書いていってみましょう!
自分のやりたいことを具体的に書き出すことで、次のSTEPである予算決めや掛かる費用を把握しやすくなります。
STEP2:1年のイベントを書き出そう!
行動計画は自分できめるイベントですが、年間通して、友人の誕生日や、記念日、また冠婚葬祭など、自分で決めるものではないけれど、支出が発生するイベントは必ずあるものです。
わかっているものがあるのであれば、こちらも書き出してみましょう。
お子様がいらっしゃる場合には、入学式や、卒業式、親御さんが高齢の場合には、介護施設への入居などは大きなお金の支出を伴うイベントですので、忘れずに書き足しましょう。
STEP3:行動計画や、イベント毎に必要経費を予測しよう!
1年でやりたい事が書き出せたら、次はそのやりたい事を実現するために必要となるお金を見積もってみましょう。
どんなに高くなってもいいのです、やりたい事を実現するために必要なお金をまずは算出してみて!
欲しいものがあるなら、そのお値段。旅行に行きたいのなら、自分のしたい旅行を実現するためには何にいくら掛かるのかも書き出しましょう。
きっとやりたい事を全部算出すると高額になるかもしれません。でもこのSTEPではまずは費用を把握するところまで!
イベント毎の支出もわすれずに書き出しましょう。
入学に伴い、入学金が必要ならその金額を、お友達の結婚式に参列予定ならば、ご祝儀代や、美容室やドレス代などを書き出しましょう。
STEP4:毎月の収入と支出&ボーナスなどの臨時収入情報などを把握しよう!
さて、1年でやりたい事とイベント、そしてそれに伴う必要費用が書き出せたら、今度は現実的な計画に落とし込み、実現させるためのステップです。
おおよそでもかまいませんから、毎月の収入と支出、そこから出る余剰金を把握してみましょう。
細かいお金もしっかり管理
ここで重要なのは、ボーナスや保険の満期などで得る臨時収入もしっかり把握すること。月の余剰金は場合によっては出ない人もいるかもしれません。それでも大丈夫。
まずは現状把握することがポイントです。毎月余剰金が出そうなのであれば、毎月の欄に余剰金金額を、臨時収入はその収入が発生する見込みの月の欄に金額を書きましょう。
例えば、6月にボーナスが入る見込みならば、6月の欄に収入見込み金額を書きます。
さて、ここまで書き出したものがマネープランの基本になります。でも、大切なのは立てた計画を実現するための具体的なマネープランですよね!
書き出したものを使って、立てた計画を実現するために必要なアクションを把握するところまでやってみましょう。
STEP5:実現のためのGAPを把握する!
書き出した計画のうち、通常のお金のやりくりではカバーできない予定や計画はありましたか?
通常のお金のやりくりとは月の支出と収入の差し引きででる余剰金でカバーできるかどうかになります。
例えば、4月に入学金の支払い10万が発生するとして、月の余剰金が5万しか無い場合、5万円が不足することになります。
このように、計画上足りない金が発生した場合、その金額を書き込んでいきましょう。
前述の例ならば、4月に5万ということになります。余剰金が無い場合なら、10万となりますね。
実現のためのマネープラン策定のポイントは?
上記のSTEP1~5で、1年の行動/イベント計画とその費用、不足金額が把握できました。では、次に実現させるためのマネープランの策定です。
足りない金額があるのであれば、その金額をなんとかして確保しなければ、計画は実現できません。
では、どんな方法で実現することができるのでしょうか?
いくつかの選択肢の例をあげてみましたので、参考にしてみてください。
- イベント発生時までに、先取り貯金などで必要金額を貯める。
- 臨時収入を充当する。
- 預金を取り崩す。
- 親御さんなど周りのサポートを受ける。
- 計画内容を見直す。
自分の中でとりうる選択肢がわかったら、あとは実行のみです。
自分にとっての「最優先」を見極めて
マネープランを練るなかで、どうしても計画そのものや、内容を見直さなければならない場面もあるかもしれません。
そんな時には、ご自身の中で、しっかり優先順位を決めておくことが大切です。
優先順とは、イベント毎の優先順位もありますが、それだけでなく貴方が本当に望むことの優先順位です。
例えば、家族で思い出を作る!ということが本当に大切ならば、その気持ちに従い、思い出を作ることを最優先して考えてみてください。
ご自身の気持ちを大切にしながら優先順位をつけることで、お金やりくりも不思議とうまく計画できるようになります。
まとめ
- マネープランを作るにはまずは1年の行動計画/イベントを把握する。
- 計画実行やイベントに必要な金額を把握する。
- 各月の支出を把握し、必要金額とのGAPを把握する。
- GAPをどう埋めるか、具体的なやりくり方法を考える。
- やりくり方法を考えるときには、自分の心に正直に従う!
いかがでしたか。1年の始まりに1年の計画を練るのはわくわくしますよね!
それが実現できれば尚うれしいもの。
ご家族がいるなら皆さんでワイワイ計画を立ててみても楽しいと思いますよ!