投資を始めたころは上手く稼げていたのに、徐々に相場予想が当たらなくなった・・・そんな経験をしたことはありませんか?もしかすると、あなたは初心者が稼ぎにくい時期に取引をしているのかもしれません。相場を読みにくい時期は取引を控え、「儲けやすい時期」に利益を出して勝率をアップさせましょう!今回は、稼ぎやすい相場と稼ぎにくい相場の見分け方について紹介します。
投資家は知らないとマズイ!
稼げない相場を避けて勝率を上げる方法
2017年11月6日
投資の基本!稼げない時期の対処法
株式や外貨には、稼ぎやすい時期と稼ぎにくい時期があります。
びっくりするほど相場予想が当たる時期があれば、その一方で連続で負けてしまう時期もあるでしょう。
どんな相場でも難なく稼げるという人は、実は多くありません。そのため、投資家によっては「稼げる時期に稼いで、稼げない時期は手を引く」という方法を取っている人が少なくないのです。
では、稼げる相場とはどのような状況を指すのでしょうか?
稼げる相場と稼げない相場の見分け方
「トレンド相場」と「レンジ相場」はどちらが稼げるのでしょうか?それぞれの相場で稼ぐための方法について紹介します。
トレンド相場とレンジ相場の違い
相場を大きく分けると、トレンド相場とレンジ相場(持合相場)の2つに分けられます。
トレンド相場は、簡単に言うとチャートを見た時に上昇(または下降)を続けている状況の事を指します。
逆にレンジ相場は、一定範囲の中で値動きを繰り返している状況のことで、ボックス相場と呼ぶこともあります。
トレンド相場とレンジ相場のどちらが儲けやすいかとなると、これは人によって意見が分かれる部分です。
しかし、一般的にはトレンド相場の方が稼ぎやすいと言われています。
取引タイミングの王道パターン
王道ともいえる取引パターンですが、トレンド相場で「押し目買い」と「戻り売り」のタイミングを掴めれば、初心者でも比較的利益を出しやすいでしょう。
例えば上昇トレンドの場合は、安いところで買って高いところで売るという基本的なことを繰り返せば、利益が出せる訳ですね。これが押し目買いです。
シンプルな手法ですが、これが出来ていない人は意外と多いのです。
お金が絡むと冷静な判断が出来なくなり、焦って利益を出そうとしてしまいます。
その結果、真逆のことをやってしまう人が少なくありません。
初心者のうちは、基本に忠実な手法を使って、安全に取引することをおすすめします。
勝率が低い時期に無理は禁物!
相場の予想が中々当たらない・・・という人は、一旦取引を休んでチャートなどを見直してみましょう。
もしレンジ相場で失敗するパターンが多いのであれば、トレンド相場に入るまで待つのも戦略の一つです。
最初にお話しした通り、稼げない相場で無理に手を出す必要はありません。
トレンドがはっきりわかった後で、改めてポジションを保有してみてください。
この章でお話しした内容は、投資家にとっては基本的なことばかりです。しかし、投資をしていると忘れてしまいがちなので、実践の際にはぜひ思い出してみてくださいね。
得意なパターンを知って稼ぐには?
中にはレンジ相場が得意な人も
ただし、誰もがトレンド相場で稼げるとは限りません。人によっては、レンジ相場の方が稼ぎやすいこともあります。
言い換えると、得意な相場や不得意な相場は人それぞれという事ですね。
自分が得意な相場の時期に取引すれば、予想が当たりやすくなり、取引全体の勝率と利益の合計が高くなるでしょう。
勝率の高いパターンを見つけ方
「得意な相場がわからない」という人は、今までの取引内容を思い出してみて下さい。どのような状況で、なぜエントリーしたのか、そして結果的に損益はいくらになったのか・・・ それらがわかれば、自分の得意な相場と不得意な相場が見えてくるはずです。
もし思い出せない場合は、次に取引をする時からノートに取引理由などを書き留めておくと、後から分析がしやすくなります。
アナログですが、勝率を上げるためには有効な方法です。また、ノートに取引状況をメモしておけば、自分だけの投資ルールを作る時にも役立つでしょう。
先に触れた通り、負ける可能性が高い相場には手を出さない方が無難です。稼ぎやすい相場で100万円稼ぐのと、難しい相場で同額を稼ぐのでは、どちらが簡単でしょうか?当然ながら前者ですよね。
あなたが勝ちやすい相場と負けやすい相場を理解して、賢く長期にわたって利益を上げていきましょう。
トレンド転換の時期は苦手な人が多い?
長期にわたって投資を続けていても、やはり利益を出しにくい難しい相場は存在します。その一つが、トレンドが転換する時期だと言えるでしょう。
相場がどちらの方向に進むのか、判断が難しいため売買がしにくいのです。
トレンドの転換点で逆張りをすれば大きな利益を出せますが、その分リスクも大きくなります。明確にトレンド転換のサインが出ている時はともかく、うかつに手を出すと大損する可能性があるのです。
しっかりと時期を見極めて
株式やFXのサイトでは、トレンド転換を見極める方法が紹介されていますが、どれも少なからず「だまし」があるので、初心者にはおすすめできない方法です。
どうしても経験が必要になるので、取引経験が少ない人は、トレンドが明確な時期に取引した方が安全でしょう。
無理にポジションを持たず、あえて休むことも投資家には必要です。「常にポジションを持っていたい」という方もいますが、冷静に取引するためにも、一旦手を引いて冷静に売買のポイントを探してみましょう。
勝率が低い状態で無暗に取引を続けるより、勝てる見込みのあるタイミングでぜひ、投資にチャレンジしてみてくださいね。