雑誌やインターネット、テレビなんかで見かける「お金」に関するあんなことやこんなこと。
もちろん気になってはいるんだけど、いざ実行!となると尻込みしちゃう。最初の一歩って踏み出すの怖いし、やり方とかわからないし。お金がかかるから失敗もしたくない。
そんなお金に関する制度について、皆さんに代わり本気で試してレポートしたいと思います。第2弾は、テレビでもよくみかけるNISA口座での投資にチャレンジ!
お金を「貯める」から「育てる」へ。
NISA口座を開設してみた(1)
2017年7月25日
「将来」、正直不安しかないのだけれど
平日一生懸命仕事、休日は平日がんばった分ゆっくり休んだり、好きなことをして時間を過ごしたり。 目の前の日常はそこそこ満足。
けど、先の将来のことを考えてみたらついため息がこぼれてしまう。 そんなことありませんか?わたしはあります。
たまに考えすぎて泣きたくなる夜だってあります。わたしの将来、ちゃんと安心して過ごせるの?と。
テレビつけると雇用とか貧困の話とかも、昔に比べて増えているような気がするし。
将来に対する不安ってみんなが抱えてるの??
こんな風に不安に思っているのって、わたしだけなのかしら。 そんな疑問が頭に思い浮かんだので、インターネットで調べてみました。
生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」という調査によると、自分の老後生活に「不安感あり」と答えた人は85.7%。
不安な理由の第一位は「公的年金だけでは不十分」。続く理由も「お金」の要素が絡んでいることがわかりました。
もちろん人によって「不安」の幅に差はあるけれど、80%超えの人が将来に対して不安を持っているとわかり、 「不安だと思ってるの私だけじゃない!よかった~」なんて思ったのもつかの間。
…その不安に対して戦える人って、わたしだけなのでは?
だってわたしの人生だもの
成人してはや数年。最低限、自分のことは自分で対処していきたいと思っている。 長い人生だからこそ、大なり小なりトラブルだって起こる可能性もある。
そんなときに、守ったり戦ったりできるのって、わたししか居ない。だってわたしの人生だから。
…武器を早急に準備しないとまずい。じゃないと不安で心が潰れてしまう。
そんな不安に気持ちが陰り「迷っている暇はない!」と、どう戦うか頭を捻らすことにしました。
STAGEもチェックしてみた
ひねらせついでに、前回に引き続きもしかしたら項目があるかもと思いSTAGE表もチェック。
ありました。今両方とも「2」だから、はじめたら「3」に変化して心にゆとりが増えるかも…?
戦う方法と武器をどう作るか
お金に対する不安を解消するためにはどうすればいいか。 そう考えたとき、わたしに浮かんだのはこの2パターンでした。
(1)先取り貯金で着実に積み立てる
(2)やったことない投資をはじめる
「先取り貯金」は現状キープ
本コラム「貯金美人になれるお金の習慣」でもよく見かける「先取り貯金」。
みなさんご存知の方法かもしれませんが、ざっくり説明をすると 「毎月一定額を銀行口座から勝手に引き落とす形にして積み立てて貯金をする」というもの。(詳しく知りたいひとは「貯まらない人必見!確実にお金が貯まる黄金ルールとは」を読んでみてくださいね。)
これ自体は「先取り貯金」という単語を知る前からやっていて、現状もがんばって毎月いくらか貯めているため、現状維持。
「投資」…投資かあ。
「貯金」はみなさんご存知の通り、着実で確実な方法。 けどいまの金利はどこの銀行も「0.001%」が当たり前。
じゃあ「投資」は?
「投資はお金を育てる方法」ってよく聞くけど、実際のところどのくらい育てられるの??
もちろん投資には「減る」というリスクもある。
けれど、着実に育った場合どのくらいの利子がつくのだろう…と一度計算してみることにしました。
具体的な数字は、検討するにあたり絶対的に必要な部分だし。
お金を育てたらどうなるの???
今回以下の前提条件にて計算をしてみました。
積立金(毎月の出資):1万円
期間:20年間
金利の種類:複利
金利/年: 貯金→0.001% 投資→1%
大きく変わるのは金利の部分。 「0.001%」と「1%」の違いって、もう既に桁が違うけれど、実際20年預けたら金額差はどのくらいになるのだろう。
「お金を貯める」と「お金を育てる」。結果はなんと…
ということで計算をしたところ、このような形になりました!
…待ってそんなことある?20万も違うの?97円ってATM手数料一回分より安いんですけども。
どちらとも、プラスになった利息から一律20.315%引かれるけれど、もう比較する必要もないぐらいの金額差。
投資、はじめてみよう
実際に計算をしてみて、「育てる」の意味を痛感したため、「失敗してもいいからやってみよう」と投資をはじめてみることにしました。
そうは言いつつ、前回の寄附と同じく、こちらも人生初・未開拓のジャンル。 やりかたはわからないし、不安しかない。そしてできたら利益はあんまり減らしたくない。
「利益を減らしたくない」に重点を置いて、まずはNISA口座を開くことにしました。
NISAって?
NISAは2014年にはじまった「少額投資非課税制度」のこと。 ざっくり説明すると、「年間120万円以内の投資なら、それで出た利益はまるっとあなたのものになりますよ」という制度です。
さっきの計算を例にすると、投資で出た利益の20万1,795円がそのまま手に入るイメージ。
本来なら、手に入った利息や利益は税金が引かれるのだけれど、この口座に入っているものはその税金を引かないよ!というスーパー口座なのです。
詳しくNISAを知りたい人は「夏ボーナス直前!今年こそはチャレンジ「NISA」の始め方」に書いてあるのチェックしてみてくださいね。
…え、NISA口座ってすぐに開けないの?
やると決めたらさっさとやろう!どんどん進めよう!ということで、「貯金美人になれるお金の習慣」を見直したり、投資をしたい証券口座のページをみたり、さまざまなページで情報収集をはじめてみることに。
調べてくうちに、NISA口座はすぐに開けないということが判明。
以下の工程を踏まなくてはNISA口座にはたどり着けないということがわかりました。
3ステップ踏まないとNISA口座にはたどり着けない
そのステップというのがこちら。
聞いてないよ!そんなの聞いてない!
結論から申し上げると、わたしは(2)の罠に引っかかり、 (2)の必要書類を揃えるまでに約2ヵ月という期間を費やすことになりました。
3月初旬に口座開設を決意し、口座が出来上がったのが5月26日。 実に3ヵ月かけて口座を開設したのでした。
そんな口座開設の3ヵ月については、次回の更新でお伝えしたいと思います。 次回に続く!!