みなさんは『ジップロック』といえばどんなイメージですか?冷凍のお肉を入れたり、魚を入れたり・・・と、食品の保存用の小分け袋として使われているイメージが強いのではないでしょうか。
ですが、実はジップロックはかなり「デキる」ビニール袋なんです!
財布から長靴まで?!
仕事を選ばないジップロックの
最新活用術3選
2017年7月11日
そもそもジップロックって?
『ジップロック』とは、旭化成ホームプロダクツ株式会社の登録商標です。元はアメリカ生まれのブランド『Ziploc』が生みの親で、アメリカでジッパー付きのビニール袋を発売したところそれが消費者に受け入れられ、その販売権を取得した旭化成が日本でも販売を開始し、現在に至ります。
なので本来は『ジップロック』というのは商品名なのですが、ジッパーがついた食品保存用ビニール袋の総称として使われることが多く、本記事でもそのような扱いをしています。
どんな種類があるの?
オーソドックスな大きさ(縦189mm×横177mm)以外にも、長辺が3cmのものからなんと80cmのものまであり、電子レンジや湯煎解凍対応のもの、つまみをスライドするだけで口が閉まる『イージージッパー』という形式のものもあります。
また、旭化成ホームプロダクツのジップロックをはじめ、様々な生活用品メーカーがオリジナルのジップロックを販売し、安いものだと100円均一でも30枚入りなどで販売されています。
一方、使い捨て化粧品アイテム(コットンやファンデーションパフなど)や、下着・キャミソールなどの商品を買うときにも、ジップロック同様のタイプの袋に入れて販売されていることを見たことがあるのではないでしょうか。このように、袋そのものが商品というだけではなく、商品パッケージとしての役割も果たしているのです。
上手に活用するしかない!
水漏れをふせぐ丈夫なジッパーに、中身が見やすい透明な素材、そしてどんなものにもフィットするさまざまな大きさのラインナップ、それでいて値段は1枚10~15円ほど。(※1)これだけのスペックを食品まわりだけしか使わないのはもったいなくありませんか? 今回は改めてジップロックの便利さに気づく使用方法や「こんな使い方もあるの?!」という意外な場面での活躍など、ジップロックの魅力に目覚める活用術を紹介します!
旅行からお風呂、お財布まで!最先端の活用術
それでは本題に入りましょう。ジップロックが活躍するパターンを、3つにわけてご紹介します。
旅行の荷物をすっきりと&無駄な出費をガード!
旅先では、基礎化粧品からお風呂グッズ、服やハンカチ、もしものための薬・・・など、とにかくありとあらゆるものを持っていかなければなりません。そんなときにジップロックが万能な収納袋として活躍します。カテゴリーごとにアイテムをわけてジップロックに入れ、服などはジッパーの口を少し開けて空気を抜けば、高さも1/2ほどにおさえることができます。
オシャレなポーチやバックインバックも魅力的ですが、本体だけでかさばってしまい、価格も1,000~2,000円ほどしてしまいます。特に海外旅行では荷物の大きさや重量に規定があり、それをオーバーすると5,000~20,000円ほどの超過金を課せられますので、そういったときにもジップロックなら多少重さを軽減することができ、かつスッキリまとまりますので大事な旅行のお土産もちゃんと持ち帰れそうですね。
また、ジップロックはほとんどが透明の袋。「あれ?あのアイテムどこに入れたっけ!?」と探したり、うっかり忘れたと思って現地で買ったら後から出てきたり・・・という旅行中の出費あるあるからも解放されますよ。
防水機能は不要!お風呂で最高のリラックス空間がつくれる
お風呂でスマホをしながら音楽やアプリを楽しんだりできると、とてもいい気分になれますよね。そんなお風呂時間大好きな日本人向けに、最近では防水機能をつけてお風呂でも安心して使用できるスマホをつくるメーカーも増えてきました。
ですが、防水機能をつける前にぜひ試してほしいのはジップロックです。もともと水が外に漏れないような構造になっているジッパーは、もちろん外からも水が入り込まないようになっています。(万が一のこともあるので、故意に落とすのは危険です。)
防水機能がついたスマホの場合、最低でも本体価格が20,000円(※2)近くしてしまいますので、代わりにジップロックを装備してお風呂時間を充実させるのも一つの手です。
やるかやらないかはあなた次第?!達人たちの究極の使用法
最後にジップロックの達人たちが実践する、究極の使用方法をお伝えします。
まずは財布です。某有名モデルや某料理愛好家の方は、財布にジップロックを愛用しています。「軽くて、中身が見えるのがいい」とのことです。
一方、長靴の代わりにしている人もいます。雨の日に靴から水が浸みて足が濡れないよう、足にジップロックをはめてから靴をはきます。うまくすれば、靴から見えないようにできるそうですよ。
その他にも、水筒として飲み物を入れたり、ペンケースや化粧ポーチとして普段使いしたり、一部の人からはバックもジップロックで良いのでは・・・という意見も。どこまで挑戦するかは自由ですが、本記事の筆者は化粧ポーチまで実践しております!
このように年々独自の活用術がネットなどで報告されており、ユーザー同士で新たな発見ができるのも魅力かもしれませんね。
身の回りがスッキリ整理されることで得られるメリットについては、 『モノの管理はおかねの管理?身の周りを整理すると訪れる嬉しいメリット4つ』の記事をご覧ください。
ジップロックの弱点は・・・
万能とはいえ、まだまだ活用イメージに偏りがある『ジップロック』。食品用というイメージが強いので、使用用途に驚かれてしまうこともしばしば。もしそのように人目が気になるようであれば、最近はオシャレでかわいい模様がプリントされたジップロックもありますので、それを使うと変わるのではないでしょうか。
ですがそれ以上に「あなたもやってみたら?」と堂々と宣言するのが、ジップロックの達人たちの共通点と言えそうです。
みなさんも変幻自在のジップロック活用術、ぜひためしてみてくださいね!
※1…【参考価格】旭化成ホームプロダクツ『ジップロック フリーザーバッグ M 16枚入』(2017年5月現在)※2…【参考価格】価格.com『防水機能付きスマートフォン』(2017年5月現在)