貯金や資産形成したいなら、少々お金を使うこともコツのひとつです。お金にシビアになるばかりではストレスが溜まって浪費をしたり、何よりお金を稼いだ自分自身への労りも楽しみもありません。500円を有効利用すれば、消費・貯金・喜びのバランスが上手くいくかもしれませんよ。
ランチ、貯金、それとも投資?!
500円で私のためにできるコト
2017年5月18日
過度な節約は禁物!500円を自由に使って心の贅沢
先々の生活に不安を感じたり、老後を案じてみたり…。人それぞれに理由は違えどお金を貯めたいと思う気持ちはみんな同じかもしれませんね。ところが、お金の貯め方や上手くいく方法は、誰も同じだとは限りません。富女子やミニマリストと聞き、ちょっと気になって、真似をしてみたのはいいけれど、すぐに断念…なんて経験がある人もいるのでは?
挫折したり続かないのは、過度な節約が自分に合わず、ストレスが溜まってしまうのかもしれません。
消費のルールを作ろう
そんなあなたにおススメなのが、ストレスを溜めないためにお金を使うこと。とはいえ、何のルールも決めずに好きなようにお金を使うのでは、消費体質になる可能性もあるし、そもそもお金を貯めるという目的と逆転してしまいます。きちんと消費のルールをつくっておきましょう。
500円をあなたはどう使う?
たとえば、500円という金額ルール。毎月必要な買い物以外に、500円は何でも自分の好きなように使ってOKというルールです。たとえば、いつもランチにお弁当やコンビニランチ、調理パンなどで節約を心がけている人なら、月に1度は500円多く払ってランチを食べてみる。500円のブーケを買って部屋に飾ってみる。温泉代わりに銭湯で1日ゆっくりくつろいでみる。など、なんでもいいんです。
普段節約家のあなたなら、500円ならお金を使った罪悪感を感じることもないでしょう。普段消費が好きなあなたなら、500円でも工夫次第で心の贅沢を買えることがわかるでしょう。好きなことに少々のお金を使うことの方が、過度な節約でストレスを溜めるよりも、結局はムダ遣い防止にもなりやすいんです。
500円だってコツコツ貯めれば山となる!
500円で上手な消費ができるようになったら、今度は500円を上手に貯金に活かしてみましょう。
500円貯金、やったことある?
500円と聞けばすぐに500円玉貯金を思い浮かべる人も多いでしょう。お釣りなどで財布に500円玉が入ればそれを貯金箱に入れるだけの簡単な貯金方法はきっとあなたも知っているはず。でも、定番の貯金法でありながら、実行しない人は意外と多いもの。
500円というビミョーな金額が理由のひとつかもしれません。物を買うときなら500円なら買ってもいいかな…というワンコインのおトクを感じる金額ですが、500円玉が手に入るたびに貯金箱に入れるとなると、財布の中のお金の減りが早くなり負担を感じてしまうんです。
一つのやり方に執着しなくてOK
上手に500円玉貯金をしたいと考えているのなら、500円玉が手に入るたびに貯金箱に入れるという考えを変えてみるといいかもしれません。週に一度、財布の中身をチェックして、500円玉があれば貯金箱に入れるというのでもいいでしょう。たとえば毎週日曜日の晩は財布チェックと500円玉(があれば)貯金をする日と決めてみて。お金を貯めたい気持ちを持ってるあなたなら、月曜からの1週間は500円少なくてもやり過ごせるはずですよ。
お金の貯まるペースが、月に2,000円のときもあれば0円のときもあるかもしれません。それでもコツコツ続けていけば、貯金箱がいっぱいになるときには数十万円になってる可能性だってあり得ます。将来の自分にサプライズをプレゼントする気持ちで、気軽に続けてみたいですね。
500円のコツコツ投資でお金も夢も膨らむかも
500円玉貯金は数年後の自分に嬉しいサプライズをもたらしてはくれますが、残念ながら利息がつくわけでもありません。仮に銀行口座に500円を入れていっても利息は微々たるもの。コツコツ貯金していけばお金は貯まるけれども、お金はなかなか増えないんです。
お金を増やし、将来のための資産形成を考えれば投資にトライしてみるのもおススメです。500円あれば投資だってできるって知っていましたか?
積立投資を賢く利用
投資といえば株や投資信託を買って運用するイメージがありますが、毎月決まった金額を決まった日に自動振替などの方法で積み立てていく積立投資という手段もあるんです。積立投資には投資信託を積み立てていく「投信積立」や外貨預金として外貨を積み立てていく「外貨積立」などがあります。どちらも500円からの積み立てを取扱う金融機関もあります。
外貨積立に関しては
「円高・円安のストレスにさようなら!ワンコインから出来る外貨積み立てって?」も参考にしてみてくださいね。
投資はリスクがあってコワイ…という人だったらなおさら、500円という仮になくなっても目を潰れる金額だからこそ、投資にトライしてみることもできるはず。
投資で500円を有効利用すれば、今の自分には投資の知識を、未来の自分には資産という贈り物をくれるかもしれませんよ。