毎月のお給料での遣り繰り、みんなどうやっているのかな?ふと、不安になることはありませんか?適当に使っているとアッという間になくなってしまいます。だからといって、節約ばかりに気をとられるとストレスが溜まりますね。
そこで、簡単にできる1カ月の家計管理の方法をお伝えします。社会人1年生も、社会人先輩女子も、ラクラク家計遣り繰り術でどんどん貯蓄を増やしちゃいましょう!
誰にでも簡単にできる!
お給料1カ月のラクラク家計管理術
2017年5月9日
シンプルな仕組み「収入-貯金=支出」
1カ月頑張ってお仕事をして、待ちに待ったお給料日♪お給料が通帳に振り込まれたら嬉しいですね。
でも、全部使っちゃうのはちょっと待って!
振り込まれたお給料、使ったあとで残ったら貯金、ではなかなかお金は貯まりません。まずは、「収入-貯金=支出」のルールを作りましょう。
先取り貯金、どうやってするの?
では、どのようにしたら簡単に「収入-貯金=支出」の仕組みを作ることができるのでしょうか?
お金を引き出して、自分で違う口座に振り込んで・・・となると、面倒ですし、つい忘れてしまいそうですよね。
そこで、ムリなく自動でできる方法をお伝えしたいと思います。
財形貯蓄
働いている会社に財形貯蓄の制度がある場合に利用できます。
財形貯蓄の一番のおススメポイントは、給料天引きで貯蓄ができるという点です。
財形貯蓄分が引かれて振り込まれるので、最初から振り込まれたお給料だけで遣り繰りすればOKです。
何に使ってもいい一般財形貯蓄、マイホームのための財形住宅貯蓄、老後資金のための財形年金貯蓄の3種類があります。
財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄は、合計550万円までは税金がかからないので、おトクに貯めることができますよ。
自動積立口座
お給料が振り込まれる口座に、自動積立口座を開くだけでOKです。
お給料日に合わせて振替日を設定しておくと、自動的に積立口座にお金が積み立てられていくので便利です。
毎月の貯金の目安は?
収入の1~2割を貯金に回せると理想です。
例えば、手取り収入が20万円だとすると2~4万円ということになりますね。毎月2万円を積み立てて、ボーナスの時に増額することもできます。
引き出していい金額は?
お給料が入ったら、まず先取り貯金。では、残ったお金は全額引き出してもいい?
ここでも、「ちょっと待って!」です。
固定費って?
通帳から自動引き落としにしている固定費はありませんか?
固定費とは、毎月決まって支払う費用のことを言います。例えば家賃や光熱費、携帯電話代などが当てはまります。
これらの費用を口座から自動引き落としにしている人が多いと思いますが、これらの費用は通帳に残しておかないといけませんね。
毎月、大体いくらかかっているかをざっくり計算してみてください。
引き出していい金額は「収入-先取り貯金-口座引き落としの合計金額」となります。
1カ月ラクラク管理術
引き出すのは一度だけ
引き出していい金額がわかったら、そのお金で1カ月遣り繰りをすることになります。
とは言っても、お金を引き出して使って、なくなったらまた引き出して・・・では、気が付いたら収入以上の金額を引き出してしまう危険があります。
おススメは、一気に全部引き出してしまうことです。
そうすることで、「このお金だけで1カ月過ごすんだ!」と実感できることでしょう。
1週間ごとに管理♪
では、1カ月分まとめて引き出してきたお金の管理の仕方をお伝えしていきます。
まずは、引き出してきたお金を4週間分に分けます。
例えば8万円引き出したのなら、8万円を4週間で割った2万円で1週間遣り繰りすることにします。
2万円ずつに分けて、封筒やクリアファイル、クリアポケットなどに入れておくと管理しやすいですね。
この2万円は、1週間で好きなように使っていいお金です。
食費や雑費、週末の外出の費用もこの中で遣り繰りをします。週末にディナーの約束がある週なら平日は自炊をして食費を節約する、などと、自分で調整ができるのでストレスを溜めずに済みます。
使える金額が決まっているので、家計簿いらずで楽チンですね。
貯金クセをつけるには、社会人になった最初が肝心です!
入社当時に比べてお給料がアップした社会人先輩女子の皆さんは、年度初めは積立貯金の額を増やすチャンスです。お給料がアップした分は支出を増やすのではなく、生活スタイルはそのままで貯金に回してしまいましょう。
1年に一度積立額を見直すだけで、どんどん貯金が増えていきますよ♪