季節の変わり目にクローゼットを整理した時、「収納場所に洋服が入りきらない」「全く着ない服を見つけた」なんてことはないでしょうか? 様々な洋服は、心を明るくしてくれる要素もありますが、着なければお金の無駄遣いにすぎず、服飾費のせいで家計を圧迫しているなんてことも起こりかねません。
今回は、こういったことが起こらないよう洋服のムダ買いを防ぐ7つのルールをお伝えしていきます。
洋服のムダ買いを防ぐ7つのルール
2022年4月5日
7つのルール
洋服を買うときは、一定のルールを設けておくことでムダ買いを防ぐことが出来ます。
・気付いたら同じような服を買い足している
・服飾費が家計を圧迫している
・無駄な洋服を増やしたくない
このような方たちの参考になればと思います。
①服飾費の年間予算を決める
服飾費の支出がどれくらいなのかということは、かなり個人差があります。1ヵ月に1枚も購入しない人もいれば、何万円も購入する人もいます。自分の収入に見合った買い物をするなら問題ないのですが、大抵の人が予算を決めないまま行動し、決断しています。
そうすると、同じような服を気づかずに購入してしまったり、購入した後に、お金を使い過ぎたことに後悔してしまいます。そうならないよう、服飾費の年間予算を決めましょう。目安は年収の10%です。服飾費の中には、洋服以外にも「下着・アクセサリー・靴・鞄」も含まれます。
月ごとに予算を決めたほうが支出を管理しやすい人は、年間予算÷12をして月の予算を決めましょう。
ただ、服飾費は食費とは異なり毎月必ず必要なものではないので、基本的には年間予算で考えることをおすすめします。
②1着捨てたら1着買う
「1着購入してから1着捨てる」でなないことがポイントです。
購入したことで満足し、結局同じような服が増えていく……ということにならないように
1着捨ててから新しい洋服を購入するようにしましょう。そうすると、手持ちの洋服を確認してから買い物をするという習慣が身につくので、クローゼットを開けたら同じような服ばかり……ということを防ぐことが出来ます。
③1軍の服や鞄・靴しか持たない
「この服を着たらテンションが上がる」という気持ちになるものしか購入しないようにしましょう。自分好みではない色やデザインのものや体形に合っていないものを着ていると落ち着かないし、心も満足しないので、結局買い足しにつながります。服飾費はテンションが上がるものに使いましょう。
④セール品は極力購入しない
「セールの方が安く購入できるからお得ではないか」と思うかもしれませんが、セール品は購入時にデザインや色、サイズなど「これぐらいセール品だしいいか」と妥協して購入するケースが多くなります。セール品は即買いしない、ネットショップの場合は一度お気に入りリストに登録して、後日本当に必要かどうか考えてから購入しましょう。
⑤収納方法を工夫する
どこに何を収納しているのか分からないクローゼットだと、洋服や鞄はどんどんと増えていきます。全てハンガーにかける・全ての洋服が見えるようなたたみ方をして収納するなど、収納方法を工夫しましょう。収納時は、収納時は色ごとに分類すると同じような色の洋服を買うことが防げます。
⑥洋服ブラシや消臭スプレーなどのお手入れ用品はクローゼットに常備する
大切な洋服を、きれいに長く使えるようお手入れをする習慣をつけましょう。そうする事で、生地の劣化を防ぎ、洋服の寿命が延びて、結果的にムダ買いを防ぐことにつながります。
⑦自分に合う色・雰囲気のものを身に付ける
自分に合わない色や雰囲気のものを身に付けていては、いつまでたっても満足度が上がらず、洋服を買い足し続けてしまいます。カラー診断や骨格診断などを参考にするという方法もありますが、自分自身が「身に付けていて心地が良い」という判断の軸を持つと、洋服や小物選びはとてもシンプルに出来、ムダ買いを防ぐことが出来ます。
まとめ
洋服のムダ買いを防ぐ7つのルール、いかがだったでしょうか。
①服飾費の年間予算を決める
②1着捨てたら1着買う
③1軍の服や鞄・靴しか持たない
④セール品は極力購入しない
⑤収納方法を工夫する
⑥洋服ブラシや消臭スプレーなどのお手入れ用品はクローゼットに常備する
⑦自分に合う色・雰囲気のものを身に付ける
この7つのルールは、筆者の個人的な意見なのでこれが絶対正しいというわけではありません。
ただ、お金の使い方として
人は基本的に心が満たされていないとムダ買いが多くなる傾向があります。落ち着いて自分の心と対話しながらお金を使うとムダ買いを防ぐことが出来ますよ。
この7つのルールの中で出来そうなものがあったら是非試してみてください。
(※本ページに記載されている情報は2022年3月2日時点のものです)