「外出自粛しているせいか、支出が減っている」「節約している気は無いのに、お小遣いが余る」長引くコロナ禍で、最近こんな話をよく聞きます。今まで何度も挑戦して挫折した人、やってはいるがなかなか貯まっていない人、コロナ禍の今だからこそ「500円玉貯金」を再チャレンジする絶好のタイミングかもしれませんよ。
コロナ禍の今だからこそ!
「500円玉貯金」が簡単に貯まるってホント?
2021年10月1日
今まで挫折していたのはナゼ?
「500円玉貯金」をやっていたけど、挫折したという経験がある人も少なくありません。挫折した理由は何だったのでしょう?
【きまぐれで無計画だった】
「貯金箱があったのでなんとなく始めた」「何の目的で、いくら貯めるのか、全く考えていなかった」「ゴールを決めていなかった」など、無計画で始めたために挫折したようです。
挫折しそうになった時のモチベーション維持にも役立つので、ある程度の計画は必要です。
【自分のスタイルに合っていなかった】
貯金箱の種類や置き場所、500円玉を投入するタイミングなど、自分のスタイルに合っていないために挫折したようです。貯金箱を、自宅ではなく、オフィスに置き換えたことで成功したという人もいます。
自分の性格やライフスタイル、日々のルーティンなどに沿った自分なりのルールにしましょう。
【すぐに使ってしまった】
貯金箱の中にお金があると、あてにしてすぐ使いたくなるといった理由だけではなく、始めるにあたり、自分が決めた目標額や投入枚数、投入回数が、今の家計状況に見合っていなかったという理由での挫折も考えられます。
貯金ルールの見直しと同時に、家計の見直しも必要です。
【貯金していることを忘れてしまった】
「貯金箱が本棚の奥に埋もれていった」「引っ越しで貯金箱がまだ段ボールの中」など、貯金していることを忘れてしまい挫折したようです。
コロナ禍で自粛生活が続く今こそ、お部屋を片付け、貯金箱を目に付きやすい場所に置き、心機一転、始めましょう。
「500円玉貯金」の魅力はナニ?
貯金が上手な人でも、苦手な人でも、不動の人気である「500円玉貯金」。その魅力は一体何なのでしょう。
【簡単に始められる】
例えば、銀行で貯金しようと思った時、銀行に行くか、銀行のホームページを開き、必要な書類を記入し、口座を開設するといった一連の作業が必要です。貯金できるまでに数日間かかることもあります。
「500円玉貯金」は手間が一切かからず、今すぐ始められます。財布にある500円玉を、貯金箱に移動させるといった感覚で簡単に始められます。
【負担なく続けられる】
簡単に始められるという心理的負担の軽さはもちろん、経済的な負担も軽いのが魅力です。毎月〇万円貯金するとなると、毎日の生活に負担を感じる人もいるかもしれませんが、例えば「週1回」や「5のつく日」に500円玉を貯金箱に入れるといったルールなら、毎日の生活にそれほど負担は感じないのではないでしょうか。
貯まる速度はゆっくりですが、貯金額ゼロでは無くなり、負担なく続けられます。
【ゲーム感覚で楽しめる】
例えば「動画配信の映画を1本見終えるごとに500円玉1枚投入」や「500円玉1枚投入で1ポイントとする。10ポイントでご褒美スイーツを1個食べよう」、「良いことがあった日だけ貯金する」など、「500円玉貯金」は全て自分でルールが決められる貯金方法です。
貯まった後の楽しみはもちろん、貯めている間もゲーム感覚で楽しむことができるのが魅力です。
コロナ禍の今だからこそ!簡単に貯まるコツ
コロナ禍が続く今、外出自粛の影響などで、外食費や交際費、旅費やレジャー費を使う機会が減り「特に意識していないのに支出が減っている」「お小遣いが残っている」という人が案外多いようです。「500円玉貯金」にとって、簡単に貯まる絶好のチャンスかもしれません。
計画を立てよう
「挫折した理由」にもありましたが、無計画では貯まりません。何の目的で、いつ頃までに、いくら貯めるのか、計画を立てておくことは大切です。
コロナ禍が落ち着いたら、やってみたいこと、行ってみたい場所など、思い浮かべればいくつもあるはずです。そんな楽しい計画を「500円玉貯金」と重ね合わせることで、モチベーションも維持でき、楽しみながら貯金を続けることもできそうです。
ライフスタイルを確立しよう
「挫折した理由」にもありましたが、自分のスタイルに合っていなければ貯まりません。コロナ禍は、外出自粛の影響で、誰かと会って交流する機会は減ったかもしれませんが、ひとり時間は増え、自分とじっくり向き合うには良い時期です。
日々の生活の中で、本当に必要なもの、自分が心地よいと感じることが明確になったはずです。それらを手に入れることや維持することを「500円玉貯金」の使用目的にしてみてはいかがでしょう。
「コロナ後に使う」と決めよう
計画を立てずになんとなく「500円玉貯金」を始め、なんとなく続いているという人で「ゴール(貯金箱を開封するタイミング)が分からない」という声を時々耳にします。コロナ禍の今だからこそ、そのゴールを「コロナ後」と決めてみてはいかがでしょう。
開封後いくら貯まっているかを確認して、使用目的を決めるのも面白いかも。コロナ禍を頑張った自分へのごほうびに使うのも良いですよね。
パートナーや子どもも誘ってみよう
コロナ禍、家で過ごす時間が増え、家族と過ごす時間も増えているようです。「500円玉貯金」を家族が集まるリビングなどに置き、あなただけでなく、パートナーや子ども達を誘ってみてはいかがでしょう。
貯まったら何に使うかを、家族みんなで話し合う時間も楽しそう。「500円玉貯金」を、子ども達へのマネー教育のきっかけにするのも良いかもしれませんね。
※本ページに記載されている情報は2021年9月16日時点のものです。