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とっても便利なマイカーですが、維持費はいくらかかるのかご存じですか?そろそろ車を買おうと思っている人、車を持っているけれどあまり乗っていない人。どちらも、車にかかるお金を一度チェックしてみましょう。
車、持つ派?持たない派?
車にかかる費用、徹底分析!
2017年3月31日
まずはじめに知っておきたい車のお金
「車にかかる費用」と聞くと、一番最初に考えるのは車の購入費用ですね。 たしかに、車の購入費用と購入時にかかる税金はかなりまとまった費用になります。
でも、車を買った後にずっとかかる費用も見過ごすことができません。 まずは、車を持つことでかかってくる費用を計算してみましょう。
初期費用は意外と○○
ここでは、女性に比較的人気のあるコンパクトカーで見積もってみたいと思います。 一般的なコンパクトカーを新車で購入すると、車両本体の費用以外に諸費用や税金、自賠責保険料などで約200万円となってきます。 これに、好みのオプションをつけていくと、どんどん費用はあがっていきます。
まずは、自分にとってそのオプションが本当に必要なものかどうか、よく考えることが大切です。 仮にいま、200万円の新車を購入して10年間所有すると考えた場合、1ヶ月あたりの負担額は約16,000円かかることになります。
維持費を見てみると…
車を買えばそれで終わり、お金はそれ以降かかること無くずっと乗り続けられる…とはなかなかいかないもの。 次に、車を所有している間にずっとかかる費用をみてみましょう。 車の購入費のほかに、1-7までのような維持費がかかります。
1.車検代・自動車重量税・自賠責保険料(2年に1度・約12万円)
2.自動車税(毎年・約3万円程度)
3.任意保険代(毎年・約3~4万円程度)
4.法定点検代(毎年・約1万円程度)
5.ガソリン代
6.洗車代
7.ガレージ代(自宅にガレージがない場合)
その他、メンテナンスとして、タイヤの交換費用やエンジンオイルの交換費用もかかってくることがあります。 ざっくりですが、1カ月に2~3万円程度は維持費としてかかってくると見積もるのが良いでしょう。
合計して、1ヶ月に4~5万円も追加となると、少し家計のやりくりについて考えないと…という人もでてきそうですね。
ランニングコストをさげるには?
先ほどまでの計算で、車の購入費である初期費用と維持している間にかかってくる費用を合計すると、1カ月当たり4~5万円程度はかかっていることがわかりました。
けどできたらもっと手軽に車を買いたい…。そんな風に思うかもしれませんね。そこで、少しでも車にかかるお金をさげる方法を考えていきたいと思います。
エコカーを選ぶ
まずは、これから車を買おうと思っている場合はエコカーを選ぶという選択肢があります。エコカーというのは、国土交通省が定める排出ガスと燃費の基準値をクリアした、環境性能に優れた車のことです。
エコカーにすることで、1リットル当たりの走行距離が増えるとガソリン代の節約になります。
リサーチを入念に
現在すでに車を持っていて当面買い替える予定がない場合は、ガソリン代を少しでも安くする、ガレージ代が安いところを探すなど、常にリサーチを続けることで、車にかかるお金を減らすことができます。
例えば電力自由化に伴い、ガソリン代と電気代をセットにすることで割り引くというような会社も複数社あります。このようなサービスを行っている会社を選ぶことで、ガソリン代を減らし、更に電気代も割り引くことだってできちゃうんです。電力自由化でその他どんなサービスが展開されているか気になる人は「今さら聞けない!電力自由化でトクする方法とは?」をチェックしてみてくださいね。
車を持たない選択
維持費や土地代などのコスト面を考えたとき、車を持たないという選択もあります。車が必要になったときにのみ、車を利用すると言う手もありますよね。どのようなサービスがあるチェックしてみましょう。
レンタカーサービスの利用
普段の生活では殆ど車を使わない場合はレンタカーを利用するという方法があります。旅行に行く時だけ、帰省の時だけ、などと利用目的が決まっている場合は、レンタカーの利用がおススメです。ただし、その都度申込手続きが必要です。
カーシェアリングの利用
カーシェアリングとは、1台の車を数人でシェアして利用する方法です。レンタカーサービスと似ていますが、登録すれば決まった車を必要な時に、マイカーに近い感覚で利用することができます。
ただし、長時間利用する場合はレンタカーより高くつくことがあります。週末の買い物だけ、など利用する時間が決まっている場合はおトクです。
公共交通機関の利用
駅前に住んでいるなど、公共交通機関が発達している地域に住んでいる場合は電車やバスでの移動が便利です。外出先での駐車場代も不要です。帰宅が深夜になる場合や、荷物が重い場合などは、必要に応じてタクシーを使うなどで対処できますね。
マイカーに対する価値観は人それぞれ。車を持つことで得られるメリットはもちろんデメリットもあります。 自分のライフスタイルと照らし合わせて、両面思考で「車を持つか」「車を持たないか」を一度考えてみてはいかがでしょうか?