春から始めたひとり暮らし。掃除、洗濯、料理と初めてのことづくしで疲れが出るころですね。そんな忙しい毎日の中、食費がピンチなことに気づいて呆然としていませんか。疲れて面倒なことはしたくないという方におすすめの簡単な食費節約方法を3つご紹介します。
ひとり暮らしの食費がピンチ!?
超簡単な節約方法3つ
2021年5月19日
まさかのもやし生活に!?
ひとり暮らしを始める方が増える春。計画的に進めたほうがいいと思いつつ、始めてみればなんとかなるだろうと思う方も少なくありません。
しかし、気づいたときにはお財布がピンチで食費に困り、赤字生活をもやしでのりきるという話もちらほら聞こえます。ただでさえ掃除に洗濯にと忙しい新生活、栄養不足でふらふらしてしまっては仕事などに悪影響ですよね。
1.週単位で食費を管理しよう
1カ月単位をやった後だから
なんとかなるだろうのつもりの食費管理がうまくいかず、節約を面倒に感じ始めているかもしれませんね。しかし、1カ月単位でうまくいかなかったから週単位での管理にチャレンジしてみましょうという話であれば、どうでしょう。
1カ月単位の管理をやってみた後ですから、週単位に変えるのは簡単なはず。1カ月分の食費を単純に4分割してやりくりしてみましょう。
残金の意識がポイント
具体的な管理方法としては、現金のほかスマホ決済の前払いチャージ金額による管理もおすすめです。常に4分割した予算の「残金」をわかりやすく意識できる方法であれば大丈夫。お米などの大きな出費分は、4分割する前にあらかじめ分けておく別管理にしてもよいでしょう。
週単位にすると、1カ月単位のときよりも自然と食費管理がシビアになります。4分割の影響で残金が少ないため週終わりまでのやりくりをイメージしやすく、カフェでのコーヒー1杯やペットボトル1本、お風呂上がり用アイスといった出費の重みがわかりやすくなるのです。そのため、自然に節約できるようになります。
2.週単位でメニューを固定する
楽しめるか面倒に感じてしまうか
食費をうまく節約できなかったという方には、外食による使いすぎ、スーパーでの食材購入ペースの失敗などがよく見られます。
外食はお金がかかるので自炊を多くすれば節約しやすくなりますが、「今日は何を作ろうかな」から始まり、冷蔵庫に残っている食材のことも考えながら新しい食材を買い足し、食材管理も続けていくという手順は意外と複雑。
最初は新しい生活だからとワクワク楽しめたのに、新鮮さが薄れていくにつれ面倒に感じられるようになってしまったという方もいるでしょう。
鍋やカレーに頼りながら
そんな方は、自炊自体が嫌になる前に、しばらくの間は1週間分のメニューを固定してしまいましょう。悩ましいメニュー決めの手間から解放されます。鍋や具だくさん味噌汁は作る手順が簡単な上、野菜を多く摂れ、ひとり暮らし初心者さんにおすすめしたいメニューです。なるべく多く活用しましょう。
このほか、カレーや焼き魚、おかずになるボリュームサラダなどもいいですね。パスタが好きな方にはレンチンパスタの活用もおすすめ。曜日固定にしてもいいですし、気分や冷蔵庫にある食材に合わせていくつかのレパートリーの中から回していくスタイルでもよいでしょう。
メニュー数が少ないと食材使い切りが簡単になり、節約しやすくなります。食費管理がうまくいく週が増えたら少しずつメニュー数を増やしていきましょう。
3.玄米を活用する
胃が強い方におすすめ
大事な注意事項を先にお伝えしますが、食費管理のための玄米活用は、基本的に胃が弱くない方向けになります。玄米は消化吸収に時間がかかって胃もたれすることもあるためです。
・胃が弱くない
・よく噛んで健康的にやせたい
・便秘解消に役立てたい
・きれいになりたい
上記にあてはまる方は検討してみましょう。
主食で栄養をたっぷり摂れる
いろいろなおかずを作るのが面倒、おかずにはあまりこだわらないというタイプには玄米を活用する生活がおすすめです。玄米を主食にすればビタミンや食物繊維を摂りやすくなるため味噌汁や漬け物など簡単な副菜をそえるだけで健康的な食卓を実現できます。
おかずにこだわらなくて済むと、食費管理が簡単になり節約しやすくなります。会社帰りにちょっとした惣菜(夕方の値引きセールも狙い目)を買ってきてプラスするスタイルも活用できそうです。
ひとり暮らし初心者の方が食費を簡単に節約したいときは、シンプルな方法からのチャレンジがおすすめです。慣れない生活の中で、無理ばかりするとストレスがたまってしまいますよね。マイペースが一番です。まず月末のもやし生活を脱することを目標にし、少しずつステップアップしていきましょう。
※本ページに記載されている情報は2021年5月11日時点のものです。