「現在、手取り約15万円で一人暮らしの生活をしているため、なかなか思うように貯金ができず『お金に余裕がない』『貯金ができない』と悩んで、日々のストレスに拍車をかけている」そんな女性たちが多いようです。思い当たるふしはありませんか?手取り約15万円でも貯金は可能です。今一度、家計のムダを見直して、貯金もできるストレスフリーな生活を手に入れましょう。
【手取り15万円】でもOK!
ストレスフリーな貯金ライフを過ごそう
2020年10月2日
【手取り15万円】一人暮らし女性の実態
貯金上手なA子さんの場合
(毎月の支出)
家賃 45,000円 水道光熱費 10,000円
食費 25,000円 生活用品費 2,000円
通信費 5,000円 保険料 3,000円
趣味娯楽費 15,000円 その他 10,000円
貯金 35,000円 合計 15万円
家賃をなるべく安く抑えるために、最寄駅から少々離れた場所だが、コロナ禍でリモートワークが増え、それほど困っていない現状。
家での時間が増えたので、水道光熱費は増えたが、自炊を今まで以上に出来るようになり食費が節約できている。
趣味娯楽費は、基本一人で過ごすことが好きなので、映画鑑賞や美術館巡り、街歩きやカフェなどに使うことが多い。
その他費は、家電製品の買い替えや年数回の旅行、冠婚葬祭などの臨時出費のために貯めているが、使わずに残った分は貯金に回している。
今の暮らしでやりたい事や好きな事が十分できているので、悩みやストレスはそれほどなく充実した日々を過ごしている。
貯金できないB子さんの場合
(毎月の支出)
家賃 60,000円 水道光熱費 10,000円
食費 35,000円 生活用品費 2,000円
通信費 10,000円 保険料 3,000円
趣味娯楽費 20,000円 その他 10,000円
貯金 0円 合計 15万円
通勤に便利で、友達との外食や遊び場からのアクセスもいい条件で住居を選んだので家賃は少々高めだが仕方ない。
食費は外食やお弁当なども含んだ金額。節約のために最近自炊の回数を増やしている。
趣味娯楽費は、友達との飲み会や休日のレジャー、洋服代なども含んだ金額。洋服はネットフリマでなるべく安く買うよう努力している。
その他費は何に使っているか分からないし、給料日前にはお金が足りなくなる事もある。
本当はもっと遊びたいし、洋服にもお金を使いたいけど我慢して節約している。それなのにお金が残らず、足りない月もあるので貯金が全くできない。将来に不安を感じることもあり、それを考えるとストレスになるのでなるべく考えないよう日々を過ごしている。
【手取り15万円】理想の家計とは?
家計には、理想の割合があります。まずは、理想の割合を知り、自分の手取額をその割合に当てはめてみましょう。
家賃 30%(45,000円) 水道光熱費 5%(7,500円)
食費 20%(30,000円) 生活用品費 3%(4,500円)
通信費 5% (7,500円) 保険料 3%(4,500円)
趣味娯楽費 10%(15,000円) その他 4%(6,000円)
貯金 20%(30,000円)
*( )内の金額は、手取り15万円の内訳額
理想の割合と自分の割合を当てはめてみて、いかがですか?全ての費目が理想の割合に準じていなくても構いません。
まずは理想の割合を知ることで、自分のどんな支出項目が多いのか少ないのかを知ることが大切です。
それらを知った上で例えば、自炊が好きなら食費の割合を減らしたり、趣味娯楽費をもっと使いたいのなら割合を増やしたりと、あなたの好みや暮らしぶりに合わせて、あなただけの黄金比を見つけて実践できれば良いのです。
ストレスフリーな貯金ライフを過ごそう!
先取り貯金を習慣化させる
「余ったお金を貯金しよう」や「節約を頑張って貯金できるお金を増やそう」と思っていては「お金を使ってはいけない」と思う日々を過ごす事になりストレスになりかねません。
そうではなく、毎月給料日が来たら自動的に貯金用口座にお金を移動させ、移動後のお金で生活する習慣を身につけることをおススメします。毎月確実に増えて行く貯金用口座を見ていると「私も貯金できる」という自信にもなります。
また、万が一の事態が起きてもそれほど不安にならず、安心して日々を過ごせますし、気持ちに余裕を持って将来設計を考えることもできます。
「節約どころ」と「使いどころ」のメリハリを決める
いつでもどこでも「節約」を意識し続ける暮らしは息が詰まります。ストレス解消に衝動買いしてしまうようでは元も子もありません。
日頃から「使いどころ」と「節約どころ」のメリハリを決めておきましょう。自分が興味あること、挑戦してみたいこと、心地よい時間を過ごせることなどは、自分にとっての「使いどころ」です。それとは逆で、興味ないのに他人から勧められたこと、気乗りしないのにお付き合いで買ったものなどは、自分にとっての「節約どころ」です。
他人や世間の基準ではなく、自分の気持ちを優先して、満足感を得られる選択をしましょう。
自分へのごほうびは金額ではなく回数
「日々一生懸命お仕事して、年1回海外旅行する」「毎日節約して、高級時計を買う」といった一点集中のごほうびより「残業を頑張ったのでコンビニでスイーツを買って帰ろう」「ドラッグストアの新色リップが気に入ったので買って帰ろう」といった日々の暮らしにほんのちょっと花を添えるプチ贅沢なごほうびを何度も味わうほうがストレスフリーな暮らしが習慣化できおススメです。
この他にも「疲れたのでゆっくりお風呂に浸かろう」「好きな音楽を聴きながら寝よう」など、お金がいらないごほうびもたくさんありますよ。
いかがでしたか?自分の家計割合を見直して、貯金もできるストレスフリーな生活を整えましょう。
(※本ページに記載されている情報は2020年10月2日時点のものです)