お金を貯めるには収入を増やすとか節約も大事ですが、どうもうまくいかないと、それだけでは足りないという時は、生き方・考え方を変えることでも可能になります。お金を貯められる人はどんなことをしているのか、7つの習慣をご紹介します。
お金を貯められる人の7つの習慣
2020年5月27日
7つの習慣
お金を貯められる人は、以下のような考え方、行動をとっています。
自分の軸を持つ
お金を貯められる人は、「自分」というものをしっかり持っています。自分はどういう人生を送りたいか、どんな仕事をしたいか、何が好きで、何が不得意で、ということがはっきりしているので、夢や目標もはっきりしています。具体的な期限や数値もきちんと出すことができています。もちろん、いつまでにいくら稼いで、いくら貯めるかもはっきりしています。
人と比べない
自分というものがしっかりしていると、人のことが気になりません。お金に関するだけでも世の中には様々な数字が提示されています。例えば、貯金はこれくらいしておいた方がいいとか、住宅ローンは年収の何倍までとか、老後生活に必要な毎月の生活費はこれくらい、という数字です。
でも、それらの数字はあくまでも平均的な数字、目安となる数字であって、必ずしも自分に合っているとは限りません。
まして、周りの人たちが家賃どれくらいのところに住んでいるとか、お給料がいくらとか、自分が自分らしく生きることには全く関係がありません。
自分はいくら稼ごう、いくら貯めようと決めたら、あとは人のことなど気にしていません。
人のことを考えている
人と比較することはしませんが、人のことは気にかけています。大事に思ったり、敬愛したりということです。
災害が起こった時に有名人が多額の寄付をしているニュースが流れたりしますが、お金を貯められる人は、人のために寄付をします。お金があるからではなく、気持ちが先にあります。金額の大きさではなく、何か協力できることがあればすぐに行動に移します。
人を喜ばせたり、ねぎらったり、自分の感謝の気持ちを示すために贈り物もよくします。
そして、お金を提供する以外にも、物資が不足しているような時は、たとえお金がたくさんあっても買い占めするようなことはしない、という思いやりの行動もとります。自分の分は買っても、常に人の分を残しておくことを考えています。
早めに動く
上述のように、何かが起こった時にすぐ動けるのは、何かが起こる前に予測を立てて動いているからです。「もし~だったら」というパターンをいくつも想定して、その場合どう行動するかをあらかじめ考えて準備しているので、何か起こった時にすぐ動けるのです。
最悪を想定している
あらかじめいくつか想定している中に、必ず最悪の場合も想定も入れています。
「自分は病気にならない」「絶対に会社倒産しない」と根拠のない楽観主義の人がいますが、最近は今までにない災害も頻発しています。ある日突然仕事がなくなるということも実際に起こっています。お金を貯められる人は逆に、もしも病気になって働けなくなったら、会社が倒産したらを考え、お金はどれくらい用意しておけばいいか、いざという時どこに連絡すればいいかなど予め調べています。
最悪に合わせて準備しておくことは、何が起きても慌てずに済むということなので、実はいちばん安心して、落ち着いて行動できる方法です。
常に情報を取っている
最悪を想定するということはむやみやたらに不安になるということではありません。常にあちこちから正確な情報をとって予想を立てるということです。
お金を貯められる人は、常に信用できる人やソースを確保しています。普段から正確な情報を豊富に得ているので、フェイクニュースが流れてきても見抜くこともできますし、未来の予測が的確になってきます。
そして、信頼できる人や専門家から情報を得たり相談することで、自分の考え方や目標数値などが独りよがりになることもありません。
新しいことに挑戦する
未来の予測をすると、時として今までのやり方を変えなければいけない時があります。お金が貯められる人は躊躇なく新しいやり方を取り入れられる人です。なぜなら、今までのやり方が古いやり方になってしまうと、それは大きな損失となることがあります。変化を取り入れ柔軟に対応していくことで時代の流れに沿って利益を得ることにつながります。
7つの習慣はそれぞれが関係し合っています。どれか一つを心がけてみると次第に他の習慣も取り入れることになり、自然とお金を貯められる考え方・行動の仕方になっていくでしょう。自分でやりやすいところから、ぜひ取り入れてみてください。
(※本ページに記載されている情報は2020年5月8日時点のものです)