「あぁ、また無駄なもの買っちゃった」「今月、飲み代多過ぎ」など、人は時として浪費したことを後悔することがあります。しかし、それを無駄で終わらせなければ懐も心もちょっと温まります。そのための6つの方法をお伝えします。
浪費を無駄にしない6つのアイディア
2020年5月4日
6つのアイディア
売る
モノの浪費の場合に限りますが、買ったけれどもあまり必要なものではなかったという場合、さっさと売ってしまうのがいちばん無駄になりません。本や洋服など新しいものほど高く買い取ってもらえます。家にそのまま置いておくのであれば、すぐに売ってしまう方がお得です。「もしかしたら使うかも・・」と思う場合は、もし使うことになったらまた買えると考えてみましょう。
ただし、持っていることで似たような買い物をしなくなるという抑制につながるのであれば、安心材料として持っておいてもいいでしょう。
中古品買取の店に持ち込むのが一番早く処分できますが、あまり高く買い取ってもらえないというのであればフリマアプリなど活用しましょう。
プレゼントする
売るほどのものでもないとか、ちょうどこれを欲しがっている人が身近にいるという場合は、プレゼントするのもいいでしょう。
返報性の法則で、自分が困った時に助けてもらえるということもありますし、もしあげることで相手に心理的負担をかけてしまうのではと思うのであれば、物々交換(あるいはモノとサービス)にするとお互い気が楽ですし、ちょっと楽しめます。
くれぐれも、要らないものを押し付けるのではなく、相手が喜んでくれるであろうからあげるという気持ちでプレゼントしましょう。
使い倒す
せっかく手に入れたのですから使い倒すのもいいでしょう。テレビショッピングで衝動買いしたときなどに多いと思いますが、「便利」「効果的」「簡単」といったキーワードに惹かれて買ったものは上手に使えば、本当に便利で効果的だと思います。
高額なものを買って、どうしても損した感がある場合は、長く使えば使うほど一日当たりのコストが安くなっていきます。実際に計算してみると心理的負担も減っていくのではないでしょうか。
サービスや経験のためにお金を使ったときも同様で、どうせお金を使うなら、思いっきり楽しむ、味わうと決めることで「もったいない」とか「損した」という思いが消えるので、「新しい発見」とか「これはこれでよかった」というプラスにフォーカスし、満足感が得られます。
徹底的に極める
使い倒すをさらに一歩進んで、「極める」という域に行ってしまうのもいいでしょう。もっとその商品やサービスにお金を使って、すごく詳しい人になるのです。コレクターとか、専門家と呼ばれるような人たちです。
買い揃えるだけだと、そこに費やしたお金を計算して「あぁ、もったいなかった」となりますが、それをSNSで発信したり、人に語っていくことで何かの分野で詳しい人として認知され、仕事に繋がっていきます。そうなると、それは無駄遣いではなく仕事のための経費になります。
ただし、お金がつぎ込める状態かどうかはきちんと計算しましょう。お金も時間もつぎ込む余裕がないのであれば、この方法はお勧めしません。
得たものを探す
お金を払って得たものはモノやサービスの他に何があるか考えてみましょう。
商品であれば、それを使うことによって時間を短縮できるかもしれません。美しくなれるかもしれません。サービスであれば、みんなと過ごした時間、情報、知識、人脈などいろいろ挙げられると思います。
それらはお金を払ったからこそ付加価値として得られたものです。もしかしたらその付加価値はこれから大きく育っていくかもしれません。
「無駄遣いした」とマイナスの方に目を向けるのではなく、「何かを得たはずだ!」とプラスに目を向けてみましょう。
次に活かす
どんな方法も見つからず、ただただ無駄遣いだったと思う場合は、素直に反省しましょう。そして、自分はなぜ無駄遣いしてしまったのか、どんな時に無駄遣いしてしまうのか、どうしたらそれが防げるのか、しっかり考えて次に活かしましょう。
無駄遣いと感じているうちはまだ大丈夫ですが、それに慣れてしまって無駄遣いすることが普通になってしまうと、何が無駄かわからなくなっているので修正するのが大変になります。年齢とともに収入が増えてくると少々お金を使っても痛みを感じないのでもっと修正しづらくなります。そして、きちんと貯金をするという習慣がついていないので、いつまでたっても貯金ができない人になってしまいます。ぜひ、今のうちに改善策を考えておきましょう。
以上、無駄遣いを無駄で終わらせない方法はいろいろありますが、いつまでも無駄遣いを続けていると、これらの対処法にも限界があります。そもそもの無駄を減らすようにしていきましょう。
(※本ページに記載されている情報は2020年4月5日時点のものです)