「2月10日は二世帯住宅の日」って、皆さんご存知でしょうか?旭化成ホームズ株式会社が一般法人に本記念日協会より2015年に認定を受けました。二世帯住宅と聞いて、皆さんはどんなイメージを持ちますか?嫁VS姑のバトルや、サザエさんのような人が多い家を思い浮かべる人もきっといるはず。核家族化が進む中、2つの世帯が住居を共にする事も想像できないという人もいるかもしれませんね。今回は二世帯住宅にするメリットについて考えてみました。
デメリットばかりじゃない!
二世帯住宅は良いところもあるんです
2017年2月7日
二世帯住宅のメリットとは?
二世帯住宅とは、同じ家で別々の世帯が住居をともにすることですよね。一番多いのが親世帯・子世帯が住むかたちではないでしょうか?近年は核家族化が進んだこと、さらには単身で家を買う人が増えています。あえて二世帯で住む家を買う人は少ないのではないでしょうか?
気を遣いたくない、自分のペースで動きたい、プライベートな空間を減らしたくないなど、二世帯住宅にマイナスなイメージ持つ人は多いと思います。しかし、そんな二世帯住宅にも実はプラスの面があるんです!さっそく、二世帯住宅のメリットをみていきましょう!
資金面の負担が少なくて済む!
一番のメリットと言えるのが、経済的な負担が少なくなること。一世帯だけで家を建てると、どうしてもローン返済額の月に占める割合が大きくなります。しかし、二世帯で住宅購入をすれば、必然的にその支出が少なくて済みますよね。自分たちだけではまだ厳しいかなと思っても、親のサポートがあればなんとかなる!という方々は多いのではないでしょうか?
サポートも充実!
将来的には働くお母さんになりたい。働くお母さんになって直面するのが、家事と育児と仕事のバランス。夫婦で協力できるのが一番ですが、なかなかそううまくいかないのが現実。とはいえ、2時間で5,000円もかかる家事代行サービスを頼むのも…
そんなとき、二世帯住宅で両親と同居していれば、両親に甘えることができますよね。子どもの面倒もみてもらえれば安心ですし、保育園代も浮くので一石二鳥ですね!
電気・水道・ガス代も削減できる!?
突然ですが、月の光熱費はどのくらいかかっていますか?二世帯にすることでそれぞれ単身で暮らすよりも光熱費が20〜30%削減されることが分かっています。(ヘーベルハウスの「二世帯住宅研究所」の「入居者アンケート調査(2007年、2012年)」参考)生活に不可欠だけれど、削減したい光熱費。二世帯にすることで、それも実現しますね。
二世帯住宅にする際の注意ポイント!
メリットをみたところで、つづいて、二世帯住宅にする際の注意点をみていきたいと思います。二世帯住宅で家を購入するときの住宅ローンは、親子リレーローンやペアローンと言った融資制度を利用する人が結構います。
この2つの制度を説明すると、親子リレーローンはその名の通り親→子といったように、一般的に収入の高い親から返済が始まり、ある期間がきたら子供が残りのローン残高分返済をしていく仕組みです。この際、親子が連帯債務を持つこととなります。
ペアローンの場合も親子が住宅ローンを組むことに変わりありませんが、こちらの場合の返済は二人同時に行ないます。また、ペアローンは親子それぞれ住宅ローン審査に通ることが条件です。
住宅ローン控除はどうなるの?
住宅ローン控除をご存知でしょうか?簡単に言うと、住宅ローンを組んだ人の税金が安くなる制度(=控除)のことです。住宅ローン控除を受けるためにはさまざまな条件がありますが、二世帯住宅でローンを組んだ場合でも控除対象になる場合があります。
住宅ローン控除を受けるには、年末調整の時に住宅ローン残高を証明する書類を添付する必要があります。年末になると金融機関よりこの書類が届くはずなので、大切に保管しておきましょう。
二世帯住宅のメリットについてお伝えしました。デメリットしかなさそう…と思っていた方も多いと思いますが、実はいいところもいっぱいあるんです。これを機に、二世帯住宅に少しでも興味を持っていただければ幸いです!