皆さん、自分のお給料に満足していますか?労働の割にお給料が少ない人、もっとベースアップを計りたい人…さまざまな人がいらっしゃると思います。
日本の場合、まだまだ年功序列の文化が根強く、若い世代だとなかなかお給料が上がりにくいもの。それでも労働の対価として、何が何でもお給料をUPしたい!という女子は多いもの。今回はそんな頑張り屋の方に向け、お給料アップの裏技をご紹介します!今後の参考にしてくださいね。
ずっとお給料上がらないの…?そんな不安を払拭する5つのポイント
2017年1月25日
給料UPの5つのポイントをおさえましょう!
お給料は勤続年数が長くなると上がりやすいもの。ですが、自分からお給料アップに乗り出す事も可能です。そのためのヒントを5つご紹介します。
評価制度をもう一度確認しよう!
大手企業は特にそうですが、人事評価制度が存在します。お給料がどういう基準で上がるのか、就業規定などで定められているので確認してみましょう。意外な箇所が人事評価加算点になっている事も多くありますよ!
社外に自分の存在をアピールする
収入アップのためには、社外への自己アピールも必要。中にはヘッドハンティングのお声がかかるケースがあるから、この方法はあなどれません。転職サイトに履歴書だけを登録して、高年収の非公開案件が来た時だけ応募するなんてやり方もOKです。
お給料を上げてもらうように交渉する
営業成績が良かったり、残業時間が長かったり…。それでもお給料が据え置きな場合は、給料アップ交渉にでるのも一つ。これは転職の際の年収交渉でも有効です。転職情報サイト、転職エージェントなどに自分が市場でいくらくらいの価値があるか、調べてもらうのも手でしょう。
お金の投資をやってみる!
お給料アップ…とはちょっと違うかもしれませんが、投資でお金を増やすのもありです。株、投資信託、FXなど、ひとくちに投資といってもさまざまな種類があります。先行き不透明なこれからの時代、「お金に働いてもらう」事を学ぶのはとても重要!早め早めに準備しておきましょう。
各種手当に注目してみる
家賃手当、資格手当など、会社によって結構大きな額が出る事も。ただし、自分で申請しないと手当が出ないケースが多々あります。中には資格取得後1年以内に申請しないと手当を出さないという会社も存在するので注意してください。
スキルアップで収入アップを目指すなら…
資格取得を目指すのも、収入アップには欠かせないポイント。中には、国がバックアップしてスキル向上を後押ししている資格もあります。その際の費用を給付金として受け取れる制度が存在するってご存知でしょうか?支払った費用の何割か給付金が受けられます。今回はこの制度について説明しますので、利用を検討してみてくださいね。
一般教育訓練給付金制度を利用する
今の仕事に役立つ資格を取りたい!ためになる勉強がしたい!という方にまずご紹介したいのが一般教育給付金制度です。受講費用の20%(上限金額10万まで)を給付してくれるうえ、対象となる講座は多岐にわたります。介護、金融、事務、情報など…。専門学校等において厚生労働大臣指定の講座であれば給付金を受け取れるのでお得です。ただし、雇用保険の被保険期間が3年以上(初めてこの制度を受ける人は1年以上)の在職者である必要があります。無職の方の場合は仕事を辞めてから1年以内に受講を開始した場合が対象です。
受講期間が終了した後、以下の書類をお住まいを管轄するハローワークに提出すればOKです。
・学校が発行する受講料領収書
・教育訓練終了証明書
・教育訓練給付支給申請書
・雇用保険被保険者証か雇用保険受給資格者証
・本人確認書類(免許証等)
・個人番号(マイナンバー)確認書類
⇒一般教育訓練給付金制度の詳しい概要はこちら
専門実践教育訓練給付金を利用する
給付金額の40%、最大で年間32万円も受給できる制度に専門実践教育訓練給付金があります。雇用保険の被保険者期間が10年以上(初めてこの制度を受ける場合は2年以上)が対象なので、会社在籍期間が長めの人におすすめしたい給付金制度です。
現在、離職中の人でも仕事を辞めて1年以内に対象講座の受講を開始していれば給付金受給対象となります。また、45歳未満で失業中の場合、MBAや看護師など、専門性の高い分野を受講すれば講座修了まで雇用保険の基本手当を日額で貰えるなど嬉しいメリットもあるんです!気になる方はチェックしてみてくださいね。
⇒専門実践教育訓練給付金の詳しい概要はこちら
リーマンショック後と比べると、幾分か落ち着きを取り戻した日本の経済事情。ですがアメリカ大統領選の余波を受け、今後どうなるかは未知数です。自分の身を守れるのは自分だけ。お給料もそれは同じ事です。自ら率先して学んだり、年収を上げるという意識がないとなかなか上がらないもの。今回ご紹介したお給料アップの裏技や、給付金制度をうまく活用してみてください。あなたの明日が今日より輝かしいものになる事を祈っています!