FPの資格を取ったけれども、自分の生活にうまく活用できていない、資格を使って稼ぐことができていないという方は多いのではないでしょうか。しかし、サラリーマン・OLの方は、FP資格を副業として活かしていくのにとても向いています。その理由についてお伝えしていきます。
サラリーマン・OLはFP資格で副業が向いている!
その理由と手順
2019年10月29日
1.サラリーマン・OLがFP資格で副業が向いている理由
ライフプランの勉強がしやすい
サラリーマン・OLは収入が安定していて、社会保険料、税金などが定期的に差し引かれているので、自分の収支を使ってライフプランの立て方を勉強するには、わかりやすくてとても適しています。
お客様も給与所得者
また、労働者のうち9割近くが自分と同じ給与所得者なので、ターゲットにできるお客様は多く、それらの方たちが抱えている悩みが把握しやすく、アドバイスしやすいというメリットもあります。
スケジュールが組みやすい
そして、休日がはっきりと決まっていることが多いので、あらかじめ計画を立ててセミナーを開催するなど、副業もしやすい環境にあります。
稼ぎ方いろいろ
もし、人と接することが苦手であれば、執筆で稼ぐこともできます。たとえ副業禁止の会社であっても、FPの知識を活かして、株式投資、不動産投資で稼ぐということもできます。FPの知識を活かせば、様々な稼ぎ方ができるのです。
2.FP資格で副業までの手順
まず自分のライフプラン表を作ったら、次のことをやってみましょう。
節約する
自分のプランの中で節約できるところがないか見直してみましょう。
iDeCoを活用するとか、保険を見直すのは、FPの勉強の復習にもなりますし、自分自身の節約にもなります。
科目別に何にどれくらい使っているのかも見てみましょう。食費や交際費など各科目の毎月の推移や、収入に対する割合なども見てみましょう。 「もし収入がこれくらいだったら」と、いくつかパターンを作ってみると、収入が変わった時の備えにもなりますし、人にアドバイスするときに活用できるのでおすすめです。
運用する
貯金に余裕があるようであれば、資産運用をしてみましょう。予算や手数料など、投資をする上で気をつけるポイントを思い出したり、各金融商品のメリット・デメリットを比較してみましょう。
今、資金に余裕がない場合も商品の検討だけはしておくことをおすすめしますし、少額から始められるものを実際に始めてみた方がいいです。自分の実体験は、人にアドバイスをするときに大きな強みになります。
副業で稼ぐ
実際に節約や運用をしてみたら、その経験をもとに人に教えたり、執筆をしてみましょう。
初めから有料サービスでなくてもいいと思います。友達にアドバイスをしたり、プチ起業をしてセミナーを開いてみる、あるいは会社で活用できることを探してみてもいいでしょう。
執筆も同様です。自分でブログを開設して発信してみると、ネタの探し方、文章の書き方の勉強になり、そこから有料記事を書くことにつながっていきます。
そして、副業所得が20万円を超えると確定申告が必要になりますが、ぜひ確定申告が必要なレベルを目指してください。確定申告のやり方も教えることができるようになります。
3.副業するために心がけること
副業は、お客様からお金をいただくということですから、次の点はしっかりしておいた方がよいでしょう。
自分で実践してみる
上述でも触れましたが、自分で実際に体験してみることが大事です。実際に行動してみて、難しかったこと、失敗したこと、教科書には書いてなかったことなど、いろいろ学びはあり、それらはすべてアドバイスしていくことに役立ちます。
自分と違う属性の人を想定する
自分のお客様となる人を想定してみましょう。労働者の9割が給与所得者とはいえ、正社員もいれば、派遣社員もいます。年齢や家族構成も人それぞれです。さらに、給与所得者ではない人、リタイアした人などもいます。
自分のライフプラン表を作った後は、これらのいろいろな人たちを想定して、何パターンか作ってみる癖をつけておくとよいでしょう。
実際にFP資格でお金を貯めている人に聞く
実際にFPの資格で稼いでいる人は、どのような相談が多いのか、それに対してどのような知識を準備しておかなければいけないのか、また、法律の改正や、新サービスなどもよく知っています。その人たちからアドバイスしてもらうのはとても大切です。
例えば、お金の教養スクール(https://www.fpwoman.co.jp/fpcourse/knowledge.html)
を活用すれば、実際にFPとして現場で活躍している講師から学んで、FPの知識を復習することもできますし、副業としてFPの資格を使う時に押さえておくべきポイントを学ぶこともできます。生きた情報を得ることができるのです。
FPの資格で稼いでみようと思っている方は、ぜひ活用してみてください。
(※本ページに記載されている情報は2019年10月29日時点のものです)