一生懸命家計簿をつけ、支出を減らすために節約をして貯蓄に励み、ついに貯まった100万円!しばらく使い道がないから運用してみたいけれど、銀行に預けるのがいいのか、投資にチャレンジしたらいいのか、保険で運用もできるらしいし、、、どんな方法が私に合っているのか知りたい!今回の記事ではそんなあなたに100万円の運用方法をお伝えします!
貯まった100万円を運用する方法!
銀行、投資、保険どんな方法があるの?
2019年9月17日
銀行での運用方法
一生懸命家計簿をつけ、支出を抑え、節約に励んで貯めた100万円、この大切なお金を最初に運用するには元本保証の銀行がおすすめです。低金利といえども投資のように元本が保証されない運用商品よりは安全性が高いからです。
まずは銀行での口座で100万円を運用しながら、引き続き節約や貯蓄に励みさらに200万円、300万円と資金を増やして少額ずつ投資にチャレンジしていきましょう。銀行での運用方法には普通預金で置いておく方法と、定期預金に預ける方法があります。
普通預金
いつでも預けられ、いつでも引き出すことができる普通預金は資産運用という点ではあまりおすすめできません。この「いつでも」がつい気を緩めてせっかく貯めた100万円を崩すことにつながりがちだからです。また普通預金金利もほとんどつかない時代です。
定期預金
金融機関ごとに決められた期間までは解約しないことを条件に、優遇金利がつく定期預金は資産運用といえます。普通預金金利より優遇された金利がつき、また万が一中途解約が必要になってしまっても元本の100万円はきちんと戻ってきます。
ネット銀行の定期預金
定期預金で100万円を運用する場合、候補に入れたいのがネット銀行の定期預金です。インターネット上で取引が完了するため人件費が窓口よりもかからないことから金利が比較的高く設定されています。
ネット銀行を利用するためには口座の開設が必要ですが、この手続きもインターネット上で完了します。普通預金への入出金はコンビニエンスストアのATMを利用する銀行が多く、駅前や家の近くに銀行があるようで利便性も高くなっています。普通預金の金利も窓口のある銀行に比べて高く設定されているネット銀行も多いです。インターネットを通じて口座を管理するため目標貯蓄額を画面上で確認しやすい点もメリットです。
保険での運用方法
100万円を保険で運用しようと考える人も多くいます。というのも保険には一括払いや全期前納制度を利用することで月払いや年払いに比べ保険料が安くなるメリットがあるからです。毎月や毎年の支出が抑えられるのはうれしいですよね。
銀行の普通預金に比べて運用利率が高く設定されている保険も多く、5年以上使う予定のない100万円であれば保険で運用した方がお得な場合もあります。ただし中途解約する場合は元本割れとなるリスクもあるため保険を運用先に選ぶ際は注意しましょう。
医療保険
終身医療保険が近頃人気となっており、月々終身払いで契約する人が多くいる一方、100万円などまとまった資金を活用して終身医療保険を一括払いで契約する人もいます。保険料の支払いが終了する安心感が最大のメリットであるといえます。
デメリットとしては契約変更などがしにくくなることがあげられますが、1日目から支払われる今のスタイルが変更されることは考えにくく、入院給付金日額だけきちんと確保したい人には大きく気にならないデメリットのようです。
学資保険
子どもがまだ小さい家庭の場合は、教育資金の準備として学資保険に100万円の運用先を決める人もいます。学資保険は銀行の普通預金金利や定期預金よりも金利が高く設定されており、また投資商品のように元本割れのリスクもありません。
まとまった資金を一括で運用することで返戻率も月払い契約や年払い契約に比べ高めに設定されています。
終身保険
保険は終身に渡って保障される終身保険と、ある一定期間まで保障する定期保険とに分かれています。終身保険の方が定期特約に比べ掛け金率が高くなっていることが多いですが、終身保険は掛け捨てではないため運用利率も高くなっています。
必要な保障額を確保しながら、万が一の備えとして運用できるほか、急な支出が必要になれば解約返戻金を受け取ることもできます。
「人生100年時代の考えるべき保険」の記事も参考にしてみてください。
投資での運用方法
銀行で元本確保の運用をしており、保険でも必要保障額は確保してそれでも100万円を他でも運用したい場合、残る方法は投資での運用になります。ただし投資は元本が保証されない運用商品です。リスクをきちんと理解した上で投資を活用するようにしましょう。
NISA
100万円というまとまった資金を使って投資をする場合、NISA口座を開設し運用することで運用益を非課税とすることができます。NISAは120万円を上限額とし、非課税期間は最長5年間(2023年まで)のため最大で600万円が非課税となります。
NISAについての詳しい記事はこちらをご覧ください 。
「2019年より簡易NISAがスタート!3つのポイントをおさえて今すぐ投資生活デビュー」
分散投資でリスクを低く
投資を行う上でリスクを低くする方法に分散投資があります。100万円を1つの株式に投資するのではなく、複数の株式に分けて投資する方法が分散投資です。国内株式で複数に分散したり、外国株式も組み入れたりすることで国を分散する方法もあります。
いかがでしたでしょうか?普通預金、定期預金、保険、投資と100万円の運用方法は色々あります。元本重視、保障重視、リスクを取りながら積極的に運用する方法などそれぞれにメリット、デメリットがあります。
一生懸命支出を減らしながら節約し貯めた100万円です。運用は自分に合った方法を十分に検討し見つけてください。
(※本ページに記載されている情報は2019年9月17日時点のものです)