あなたは、自分の老後のことを考えたことはありますか?老後なんて、まだまだ先のこと・・・と、ピンとこないかもしれません。
でも、誰にでも平等に、必ず訪れる老後の生活。少しでも早いうちから老後の資金を準備することで、大きな差ができるのです。
そこで、知って得する老後資金の準備の仕方をお話 します。豊かで幸せな老後の生活を送るために、今すぐおトクに準備していきましょう!
今、最も知りたいiDeCoのこと!
そもそもiDeCoとは?
2017年1月18日
どんな老後を過ごしたい?
よくテレビや雑誌でも、「老後には○○円必要です!」といった特集がされることがありますね。確かに、老後に備えてたくさん貯金できていれば安心です。
でも、老後にどのような暮らしがしたいかによって、必要な資金は人それぞれ。
例えば、「ずっと独身でバリバリ働いて、老後は有料の老人ホームに入居したい」「年に一度は夫婦で海外旅行に行きたい」「子供が独立したら、郊外で家庭菜園をしながらのんびり暮らしたい」などでは、それぞれ老後に必要な資金は違ってきます。
まずは、自分がどんな老後を過ごしたいか少し想像してみてください。その暮らしにはどのくらい資金が必要ですか?
ピンとこなかった老後の生活が、少し見えてきたのではないでしょうか?
老後のライフプランが見えてきたところで、老後の資金の準備の方法を考えていきましょう。
おトクな準備の仕方は?
20歳から加入している国民年金。そして、会社に勤務している場合、ほとんどの会社では厚生年金に加入することになりますね。でも、本当にそれだけで老後の資金の準備は安心でしょうか。
「もし、会社を辞めたらどうなるの?」「結婚した相手が自営業だったらどうなるの?」そんな不安を解消するためには、やはり自分自身でもしっかり準備していきたいですね。
では、どんな方法で準備するのがお得でしょうか?今、注目されているのが「個人型確定拠出年金」です。もしかしたら、聞き慣れない言葉かもしれませんね。
というのも、今までは利用できる人が限られていたのです。でも、2017年の1月から、働く女性のほとんどの人が利用できるようになりました。また、結婚して専業主婦になっても利用できるので安心ですね。親しみやすくするために、愛称が「iDeCo(イデコ)」に決まりました。
おススメの方法「iDeCo」って?
「iDeCo」は、自分で毎月掛金を積み立てて、投資信託や保険、預金の中から好きな商品を選んで運用し、60歳以降に一時金または年金として受け取る仕組みです。
老後の夢を叶えるために、自分自身で毎月自分の老後資金を育てていけるので、楽しみながら準備をすることができますね。
「iDeCo」のメリットは?
「iDeCo」には、税制上の大きなメリットが3つあります。
1.掛金が全額所得控除の対象となり、所得税と住民税が節税できます。
少しでも早く始めることにより積立期間が長くなるので、節税できる金額が大きくなります。
2.運用益が非課税です。
銀行で積立貯金をすると、税金がひかれますね。でも、「iDeCo」はどれだけ運用益が出ても税金がひかれません。
3.受け取るときも税制面で優遇があります。
一時金で受け取る場合は「退職所得控除」が適用されます。また、年金方式で受け取る場合は「公的年金等控除」を利用することができます。
「iDeCo」注意することは?
1.60歳までは解約することができません。
老後資金をしっかり準備するという目的では、逆にメリットと捉えることもできます。無理のない範囲で積み立てていきましょう。
2.金融機関はじっくり選びましょう。
1つの金融機関でしか取引することができません。金融機関によって、取り扱っている商品の種類や口座管理手数料が違います。途中で金融機関を変更するのは大変なので、比較サイトなどを利用してじっくり選びましょう。
3.専業主婦は所得控除のメリットがありません。
専業主婦は自分で住民税を納めていないため、所得控除のメリットがありません。年間の手数料や口座管理料以上の運用益がないとマイナスになることもあります。
いかがでしたでしょうか?
今年から利用者が拡大された「iDeCo」で、あなたの描く豊かで幸せな老後に向けて、ぜひ早い間からおトクに準備を始めてくださいね♪