あなたが家計管理という言葉に興味を持ったきっかけは何ですか?
貯金がない、お金に余裕がない、収入と支出も把握していない、そんな初心者さんでも簡単な見直しポイントを見つけるだけで効果の出る家計管理を始められます。
あなたに合った見直しポイントは、どこにあるでしょうか。
家計管理初心者さんにおすすめの家計見直しポイントについてご紹介します。
家計管理の初心者でも効果を出す!
あなたの家計見直しポイントはどこ?
2019年9月12日
お金がないから家計を見直し
お金がないストレスを感じる日々が続くと気分が暗くなってしまいますよね。
・お金がないから結婚できない気がする
・お金がないから友人の誘いを断らなければならない
・お金がなく、そのうち借金しそうでコワい
このとき、家計を見直すことで、お金のない自分から抜け出せるのではないかと思う人もいます。
・収入のわりに貯金ができていないと感じている
・お金をダラダラと無駄に使っている自覚がぼんやりとある
・お金の使い方を見直したいと思うようになってきた
自分に合った家計見直しポイントを探して、家計管理の第1歩を踏み出しましょう。
家計見直しポイントの探し方
1.貯金用口座があるかないか
あなたは、銀行口座をいくつ持っていますか。複数の口座を持っていたとして、その中に貯金専用の口座はあるでしょうか。
貯金用の口座を用意することは、シンプルでありながら王道といえる貯金力向上方法の一つ。あると思うとお金を使ってしまうタイプの人は、生活費用の口座に「使っていい分」しか入れないようにしましょう。
頻繁な出し入れが続く生活費用の口座と分けて貯金用口座を貯めるだけの口座と決めてしまうと、つい下ろして使ってしまうという行動を防ぎやすくなります。また、貯金用として貯まっていく金額が目に見えることが、貯金のモチベーション維持に役立ちます。
2.変更手続きが面倒でも効果絶大な固定費見直し
家計支出は、決まった金額が定期的に出ていく固定費と、それ以外の変動費の二つに分けられます。ほったらかしになっている固定費をチェックして見直しポイントが見つかると、年間を通した支出削減を実現できます。
例えば、今、契約している保険を見直したことはあるでしょうか。何となく契約したまま放置していませんか。また、スマホの料金プラン見直しもおすすめです。スマホ老眼などの症状が気になっている人は、健康管理も兼ねてスマホ使用時間を減らすきっかけにしてしまいましょう。
3.変動費は減らしやすいところから手をつける
変動費には、医療費のように減らすことが難しいものもあれば、意志によって簡単に減らせるコンビニスイーツなどもあります。
季節ごとの旅行や車の買い替えなどは大きな出費となる変動費ですよね。回数を減らせると変動費の大幅削減となりますが、仕事を頑張るためのモチベーション維持に欠かせないという人もいるかもしれません。その場合は、日用品費なども含めた日常の小さな出費を減らす形から始めてもよいでしょう。
日常の楽しみやストレス解消に役立つ変動費もありますが、前向きに「減らしていいもの」を探す姿勢が大切です。出費が減ることによる貯金効果が実感できるようになれば、もっと減らしたいという欲も出てくるかもしれません。節約を楽しむぐらいの気持ちの余裕が持てるように、手をつけやすいところから工夫しましょう。
4.予備費を確保して気持ちとお金に余裕を持つ
これまで、ギリギリの家計やりくりをしてきた人は、臨時出費がコワい存在だったのではないでしょうか。臨時出費が生じたときに慌てないために、また臨時出費で貯金に手をつけてしまうリスクを避けるために、家計支出予算を決めるときに予備費分も確保しておきたいですね。
予備費はボーナスからまとめて確保しても、毎月の給与から定額で確保してもよいでしょう。予備費のある生活は精神的に楽なため、一度始めたら、その良さが実感できるようになるはずです。
「お金がない」の言葉が表すもの
少しずつ家計管理を始めて、お金の余裕ができるようになると、「お金がない」という言葉の使い方が変わります。
・家計管理できていない人の「お金がない」
貯金がない、あるいは少なく、「お金がない」が口癖になる。臨時出費が必要になるとひやひやしてストレスに悩まされる。
・家計管理できている人の「お金がない」
毎月、あるいはボーナスごとの貯金ができている。月々ここまでと決めた範囲でしかお金を使わないため、「(今週使う余分な)お金がない」「(こんな遊びもしたいけれど家計管理を踏まえて判断すると、ここで使える)お金がない」と、お金を使いすぎないスタイルを前向きに守れる。
自分に合った家計管理ポイントを一つずつ取り入れていくと、初心者でも無理なく家計を改善できます。その成功体験を持続させるために、結婚費用のためなのか子どもの教育費や老後の備えのためなのかなど、貯金目標を具体的にイメージしておくと、なお良いでしょう。一生懸命働いて手に入れたお金を家計管理で無駄なく使い、より良い生活を手に入れましょう。
(※本ページに記載されている情報は2019年9月12日時点のものです)