今の季節、年末の忘年会や、年明けの新年会と、飲み会などのイベントが続きますね。頻度が増えてくると出費が気になりますが、断るのも気が引けるし…と頭をかかえがち。そんな時に役立つのが「上手におごられるテクニック」。今回は、先輩がついつい率先しておごりたくなっちゃう、とっておきのワザを伝授します!
飲み会シーズンの出費はコレで防ぐ!
先輩に気持ちよくおごってもらうテクニック
2016年12月26日
おごられるのもマナーのうち?こんな時はおごってもらおう!
会社の上司や先輩との飲み会は、普段オフィスでは話せないような悩みや相談をすることができる、大切なコミュニケーションの場ですね。
年末年始は、忘年会や新年会などの飲み会イベントが多く催されます。参加メンバー全員が同じ値段を払う会費制の場合、お会計に困ることはありませんが、少人数での飲み会では、誰がお金を支払うのか戸惑ってしまうことも。
そんな時に使える、「おごり・おごられマナー」を確認しておきましょう。
「割り勘にしましょう」はNG!?
日本の飲み会では、基本的に上司や先輩がおごる、または、多めにお金を払うという暗黙のルールがあります。特に女性の場合は、男性に比べると飲んだり食べたりする量も少ないため、お金を払おうと思っても、上司が払わせてくれないようなケースが多いですね。
このような場合は、躍起になって何が何でも払うのではなく、素直におごられるのもマナーのひとつです。おごってもらうのは少し悪いなっと感じるかもしれませんが、「上司や先輩を立てる」ことも大切。
逆に、目上の人に対して、「割り勘にしましょう」というのは、失礼に当たることもあるので、覚えておきましょう。
おごってもらった時は、しっかりお礼を伝えよう♪
おごってもらった時には、感謝の気持ちをきちんと伝えることが大切です。まず飲み会のお会計の場では、財布を見せる素振りを見せ、払う意思表示を。上司や先輩に断られたら、「ありがとうございます」としっかりお礼をしましょう。
上司を気持ちよくさせるお礼のコツ
「次回は私も払いますね」「今度は私がおすすめのランチおごります」など、次につながる約束をすると、先輩や上司も飲み会を楽しんでくれたと感じ、気持ち良くおごることができるでしょう。さらに、飲み会の次の日の朝にも、「昨日はありがとございました」と伝えるとより丁寧に。
職場でなかなか会う機会がない方の場合は、メールでお礼の気持ちを送るのも良いでしょう。その際は、昨日の食事の感想や、飲み会で参考になった話などを具体的に盛り込むと、さらに好感度アップです。おごった上司や先輩が、「ご馳走して良かった」という気持ちになるような工夫をしましょう。
逆に、部下や後輩と飲む時は?
それでは、逆に部下や後輩と飲む時のお会計はどのようにしたら良いのでしょうか。飲み会の参加メンバーの人数や、年次の差にもよりますが、基本的には、年長者がおごる、または多めに出すというのがルールです。
自分が年長者の場合は、スムーズにお会計をこなせると◎
自分が一番年長者となる場合には、まずお財布事情と相談して、予算を決めたお店選びをすることがポイント。無理をして少し高級なお店に行ってしまうと、今月の家計が苦しくなってしまう可能性があります。せっかくの楽しい飲み会が苦い思い出に変わってしまいますね。
また、支払いをスムーズにするためには、お手洗いのついでにお会計を済ませてしまうなど、目立たずに終わらせてしまうと良いでしょう。スマートな支払いは、「できる先輩だな」っと部下からの信頼も厚くなるはず。
今まで上司や先輩におごってもらう機会が多かった人は、自分がおごる場面になると戸惑ってしまうかもしれませんが、年齢を重ねるにつれて少しずつ慣れていくようにしましょうね。
さらに、飲み会帰りにウッカリ財布をなくしてしまった!というピンチの時は、こちらの記事を参考に対処しましょう。
いかがだったでしょうか。会社の人と飲み会という場で楽しい時間を共有し、積極的にコミュニケーションをとることは、働く女性にとってとても大切なこと。そして、「おごり・おごられマナー」は、日本の会社の文化のひとつです。できる女性として、マナーを身につけておくようにしましょうね。