将来のためにお金を貯めたいけど、節約は苦手…。好きなようにお金を使いたい!気分転換に、新しい洋服・化粧品を買って散財して、仕事のモチベーションも上がっているので、このままでいたい。レシートの金額を細かくチェックしたり、家計簿をつけるのは面倒。そもそも忙しくてそんな暇はない。お金を今まで通り好きなように使いながら、貯める方法ってある?そんな節約が苦手な方向けのお金の貯め方をご紹介いたします!
散財してもお金が貯まる!?
節約が苦手な方向けのお金を貯める方法
2019年8月29日
積立は早く始めた方がリスクが低い?
毎月いくらかを貯めようと思ってもついつい欲しいものがあると使ってしまいますよね。
「収入−使った金額=貯まる金額」だと、自分に甘くなってしまい、なかなか貯まりません。確実に貯めていくためには、「収入−貯める金額=使う金額」に設定すると、自動的に自分の使える金額が確定するため、使いすぎる心配がありません。手元に残った金額は好きなように使えます。その有効的な手段として、 「積立」があります。
3つのCASEで比較してみます。
CASE1
1,000万円を目標に毎月3万円の貯蓄を始める場合 約28年の積立で貯蓄する場合の必要金利は?
0.001%
→2019年8月時点でのゆうちょ銀行の定期貯金1年物の利率と同水準です。
CASE2
1,000万円を目標に毎月3万円の貯蓄を始める場合 20年の積立で貯蓄する場合の必要金利は?
3.10%
→安定運用~ややリスクをとった運用(海外株・債券、日本株等)水準です。
CASE3
1,000万円を目標に毎月3万円の貯蓄を始める場合 10年間の積立で貯蓄する場合の必要金利は?
17.90%
→かなりリスクをとった運用(FX・日経平均先物等)水準です。
※運用商品には元本割れのリスクがあります。上記利回りを保証するものではありません。
※手数料、税金等は控除していません。
期間は長ければ長いほど、リスクを抑えた運用方法を選択することが可能です。
目標金額を設定してみましょう
目標金額の設定には、2つの方法があります。
目標金額に応じて積立額を決める
100万円を目標期間までに貯めるのに必要な毎月積立額は?
1,000万円を目標期間までに貯めるのに必要な毎月積立額は?
一定の積立額から将来の金額を予測する
毎月1万円貯めた場合の将来貯蓄額は?
お金の色分け
目的別に分けて貯めていくことで効率良く運用することが出来ます。
・生活費として確保しておく資金
・使い道の決まっている資金
・当面使うことのない資金
上記3つの資金に分けて考え、生活費として確保しておく預金や使い道の決まっている資金は、積立定期預金等で積立をしていきましょう。
積立定期預金は解約すると損をすると思われている方も多いのではないでしょうか。しかし、中途解約をしてしまうと利息が付かない等のデメリットはありますが、元本割れはしないため、自動的に使わない仕組みをつくるためにも活用をおすすめします。
当面使うことのない中期「3~10年」・長期「10年超」の資金は、つみたてNISA・iDeCoがおすすめです。
積み立てで運用でき、毎月一定の日に一定の金額で予め決めておいた金融商品を購入することが出来ます。また、税制面でも優遇があります。
預金だけではなかなか利率が付かない状況ですから、こうした長期運用も視野にいれ、目標金額設定の利率も参考にして頂きながらプランを立ててみましょう!
積立の始め方
一人で判断するのは不安、相談してから決めたいという方は、専門家(FP)への相談をおすすめします。また、銀行の窓口で、積立定期預金も取り扱いをしているところが多いため、積立定期預金の作成を相談しながら、短期・中長期の積立方法をトータルで聴いてみるというのも良いかと思います
最初から完璧に考えすぎなくても大丈夫です。ライフイベント・プランは1年でも大きく変化することもありますから、まず少額から始めてあとから増額する等、見直していけば良いのです。
節約や管理が苦手な方こそ、「積立」が適しています。積立で差し引かれて残った分のお金がお給料分だと思い、その範囲内で思いっきり使えるような仕組みづくりを今からしていきましょう!
(※本ページに記載されている情報は2019年8月29日時点のものです)