お付き合いしている彼との結婚が見えてきたら気になるお金の事情。結婚するには貯金はあればあるほどいいとは聞くけれど、ホントのところいくらあると安心なのかな?ひとことで結婚といってもそれに関わる費用は沢山あります!結婚式代、新婚旅行代、新居での生活費などなど場面ごとにどれくらいかかるかご紹介します。
結婚に向けて貯金したい!
いくらあると安心なのかな?
2019年8月14日
結婚式にかかるお金は平均357.5万円
結婚情報ゼクシィ「結婚の費用基礎知識」によると結婚式にかかる費用はおよそ357.5万円とのこと。主な内訳は挙式代(33.4万円)、衣装(新婦ウエディングドレス/27.1万円、新婦カラードレス/24.1万円、新郎/17.1万円)、料理・飲み物代(122.2万円)、スナップ写真(22.4万円)、ビデオ・DVD(19.7万円)、引き出物(1人あたり5,400円)、引き菓子(1人あたり1,300円)、別撮りスタジオ撮影(15.9万円)、装花(17.2万円)
挙式スタイルで金額は変化
最近は少人数の挙式スタイルを選ぶカップルも多く、招待するゲストに応じてかかる費用は変化します。また挙式中に生演奏を加えるなど演出方法によっても費用は変化します。結婚式費用でもっともかかる料理や飲み物代は大切なゲストへのおもてなしの意味を込め、フレンチのフルコースが人気です。またアルコールを自由に飲めるようにアルコール付きのプランを選ぶ場合が多いようです。
花嫁が主役になる結婚式では、キレイなドレスに身を包み幸せを表現できる場所でもありますよね。最近の挙式スタイルではウエディングドレスで挙式をし、お色直しにカラードレスを着用するスタイルが多いようです。このドレス代は新婦側が負担することが多く、ドレス2着分でおよそ50万円かかります。
結婚式は入ってくるお金も考える
結婚式にかかる費用はおよそ357.5万円ですがこの全てを貯金からやりくりする訳ではなく、結婚式ではご祝儀をいただけるためその費用も結婚式代に算入します。ご祝儀の相場は友人や同僚の場合平均3万円、上司や目上の人の場合平均3.9万円、親族の場合平均6.7万円です。
結婚が決まれば式場探しの前に、どれくらいのゲストを招くのか考えておくとご祝儀の目安や会場の広さを決める上での目安になります。またご祝儀の他に親からの援助が可能な場合はその費用も計上します。
結婚式をした7割ほどのカップルが親から援助をしてもらっています。結婚が決まったら援助が可能かどうか事前に確認しておくと予算を決める上で安心材料になりますね。
親からの援助でもっとも多い方法が両家とも同額の金額を援助する方法です。次に多いのが花嫁衣装は新婦側が負担、など互いにかかった費用を負担する方法。結婚式の費用は新郎側が負担し、新居にかかる家具代などを新婦側が負担するといった方法もあります。いずれにしても両家が納得する方法を早めに話し合っておくことが大切です。
結婚にかかるその他の費用
結婚は人生における一大イベントですよね。結婚式だけでなく、そこに至るまでの婚約にかかる費用、式後にかかる費用、新生活にかかる費用などかかる費用はまだまだたくさんあります。
婚約にかかる費用およそ165万円
婚約指輪(36.5万円)、結納会場(17.9万円)、結納金(91.8万円)、結納品(18.3万円)がおよその費用としてかかります。しかし最近では婚約指輪にかける金額を新婚旅行や挙式代にあてたり、結納に関しても食事会として行ったりとこの費用を抑える傾向見られます。お互いに話し合い両家の親も納得した上で、新婚旅行代や挙式代をグレードアップするようです。
式後にかかる費用およそ73万円
ハネムーン(61.2万円)、お土産代(10.5万円)、結婚報告ハガキ(1万円)、お礼・お返し(祝い金の5割)が式後の費用としてかかります。式後にかかる費用としてもっとも多いのがハネムーン費用です。
晴れて夫婦となった2人が初めて経験する旅行は、特別なものとしてホテルや交通手段をグレードアップして特別感を味わうカップルが多いです。また普段味わうことができない貴重な体験なため海外を旅先に選んだり、滞在日数も7日間~10日間と長めに設定したりすることが多いようです。
通常の旅行よりもグレードアップして行くことが多いハネムーンでは、結婚が決まった時に行きたい旅先や交通手段を調べた上で、それに向けてお互いに貯金をして行くとモチベーションも高まりますね。
新生活にかかる費用およそ72万円
敷金・礼金(18.2万円)、新居の引っ越し費用(6.4万円)、家具購入(40万円)が新生活にかかるおおよその費用です。結婚すると夫婦が1つ屋根の下でいっしょに暮らす共同生活がはじまります。
どちらかが1人暮らしを経験していると家具や家電はそのまま使え、新生活にかかる費用は比較的抑えられます。また結婚が決まった時点に同棲をはじめ結婚式や式後にかかる費用を2人で貯金するカップルもいます。
結婚式までのスケジュール
結婚が決まってから結婚式まではどれくらいの準備期間が必要か気になるところですよね。平均8ヵ月~12ヵ月を準備にかけるカップルが多いようです。これだけの期間で結婚式費用を貯めるとなると大変なため、やはり結婚前からコツコツ貯金をして行くことは大切です。それと同時に結婚が決まった時点から2人で力を合わせて貯金スピードを加速させたいですよね。
・挙式12~8ヵ月前
結婚が決まったばかりのこの期間は結納や結婚記念品などに費用がかかります。婚約指輪や両家顔合わせ、結納など60万円~90万ほど必要です。前述した通り婚約指輪や結納はせず食事会のみを行うカップルもいます。
・挙式8~6ヵ月前
会場の予約金や衣装の予約金などで5~10万円が相場となっています。
・挙式6~1ヵ月前
引出物や結婚指輪、演出のアイテムなど60万円ほどかかります。式場ではなく外部ショップに依頼する場合は個別の支払いが発生します。またこの時期に新居に移るカップルも多くその場合新居費用が発生します。
・式直前
会場に支払う費用はほとんどの場合が前払いとなっており、この時点で支払いを済ませます。カード払いが可能な会場も多く、ご祝儀と合わせて精算する場合は事前にカードの限度額を上げてカード払いを選択する方法もあります。
・式当日
主賓や遠方から参列のゲストに交通費や宿泊代、受付や余興を担当してくれたゲストにお礼をします。
いかがでしたでしょうか?結婚は人生の一大イベントで準備も、かかる費用も多いですよね。結婚が決まった時点で2人の貯金額を1度確認しあい、必要であれば2人で協力しあいながら貯金に励みたいですね。
(※本ページに記載されている情報は2019年8月14日時点のものです)