「お金を貯めたいのになかなか貯金できない」とお悩みの皆さん、やっぱり貯金したいですよね。この記事では、お金を貯めるメリットとお金を貯めるためのコツ。女性が貯金できない落とし穴。お金のことで悩まなくても、いつのまにか確実にお金が貯まる5つの貯金アイデアをご紹介します。
貯金したいのにできない!そんなあなたも大丈夫。
ほったらかしでお金が貯まる5つの貯金術
2019年7月8日
「老後資金は2000万円」って本当?どうやってお金を貯めたらいいの?
金融審議会市場ワーキング・グループが『「高齢社会における資産形成・管理」報告書』で「老後資金に2000万円必要」と答申したことで、「どうしよう。2000万円貯めなきゃ」と不安になっていらっしゃる方も多いと思いますが、年齢や年収や家族構成によって必要な金額は人それぞれです。ですので、自分の家計あった必要なお金の準備をしていくことをまずは考えていきましょう
この記事では、無意識にやっている無駄な出費を減らして楽に貯金する方法をご提案します。
お金を貯める5つのメリット
最初に貯金するとどんないいことがあるでしょうか。ここでは貯金するメリットを5つあげてみます。
1.冠婚葬祭・家電の故障・交通事故など、不意の出費に備えることができる
2.ほしいものが買える
3.頭金があれば、自分の気に入ったマイホームを手に入れることができる
4.子どもの教育費で悩むことが減る
5.老後も安心して暮らせる
貯金の最大のメリットは「安心」です。
お金を貯められない人の7つの習慣
次に「どうして貯金できないんだろう」と思っている人が無意識にやっている習慣を7つあります。
1.給料が少ないことを言い訳にする
年収が多いことと貯金できるかは、それほど関係がなく、年収が低くても貯金している人もいれば、年収が高くても貯金できない人もいます。
「お給料が少ないから貯金できない」という方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。「貯金しよう」という意識を強く持つことからはじめましょう。
2.贅沢する習慣がある
「年収が高いのに貯金できない」と悩んでいるあなたは、高価な服を買ったり、外食が多かったり、頻繁に飲み会や旅行に出かけたりする習慣がありませんか。
たまに贅沢するのはいいことですが、まず必要な金額を貯金しましょう。
3. 食費が高い
無農薬野菜や国産の食品にこだわると食費がかかります。
まずはエンゲル係数をチェックしてみましょう。
エンゲル係数(%)=食費(食費・交際費・外食費の合計額)÷1か月の家計費(食費・住居費・水道光熱費・医療費などの合計)×100
安い食材を買う、ランチはお弁当にするなど工夫して、エンゲル係数20%を目安に食費の節約を心がけましょう。
4.住宅費がかかりすぎている
あまり意識しないことが多いですが、住宅ローンや家賃をたくさん払っていませんか。住居費は収入の30%以下が目安。
節約のために家賃の安い家に引っ越す、実家に住むなどの方法もあります。
5.教育費が多い
「子どもには好きなことをさせたい」というのが親心ですが、塾や習い事が多すぎると教育費が家計を圧迫します。
教育費がかかりすぎているような気がした時には、きちんと教育費を計算することをお勧めします。
6. なんとなく無駄づかいしている
毎日、会社の帰り道にコンビニに立ち寄って、なんとなくスイーツやお菓子を買ったり、頻繁に自販機でコーヒーやジュースを買ったりしていませんか。ちょっと思い返してみましょう。
7.「自分にご褒美」の回数が多い
「がんばった自分にご褒美」ということで、高い服やアクセサリーを買ったり、贅沢な食事をするのは楽しいことですが、回数が多ければお金は貯まりません。「ご褒美」の回数を見直してみましょう。
お金を簡単に貯める3つのポイント
「無駄遣いをやめて貯金する!」と決心すれば、お金を貯めるのは難しいことではありません。
簡単に貯金できるポイントは3つあります。
1.貯金をする目的をはっきりさせる
2.貯金する目標額を決める
3.自動的に貯金できる仕組みを作る
ほったらかしでも大丈夫!5つの楽々貯金術
目標を決めても、毎月貯金する方法で悩むのは嫌ですよね。ここでは悩まずに楽に貯金できる方法を5つご紹介しましょう。
1. 天引き貯金をする
給料の振込口座から、自動引き落としサービスなどを活用して貯金します。給料日と同じ日に引き落とし日を設定しておくとよいでしょう。
2.財形制度の利用
もし、お勤めの会社に給与天引きの財形制度があれば、積極的に利用しましょう。
車・旅行・結婚・教育など自由に使える「一般財形貯蓄」、貯蓄残高550万円まで利子等非課税の「財形住宅貯蓄」、「財形住宅貯蓄」と合わせて貯蓄残高550万円まで利子等に税金がかからない「財形年金貯蓄」の3種類があります。
3.積立保険を使う
月々の自動引き落としで積み立て、満期金が出る学資保険・年金保険・養老保険などをかける方法もあります。目的に合ったものを選んでください。
4.「つみたてNISA」の活用を考える
月々100円からスタートできる「つみたてNISA」は、金融庁が定めた投資信託に毎月一定額を積み立てると売却益・分配金の税金がかからない制度。積立額の上限は年間40万円で非課税期間は積立開始から20年間です。
投資初心者のハードルを低く設定して作られた つみたてNISAの概要をおさらい!
「つみたてNISAナビ」には、「つみたてNISA」の基礎知識から金融機関の選び方までわかりやすい解説が載っています。
「つみたてNISAナビ」
5.「iDeCo」に申し込む
個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」は、毎月一定金額を積み立てる年金。月額5,000円から積み立てられて所得税や住民税が節税でき、運用で得た定期預金利息や投資信託運用益も非課税。
60歳以降にまとめて一括で受け取ると「退職所得控除」、分割で受け取ると「公的年金等控除」の対象になります。
iDeCoを始める前に読んでもらいたい注意事項4つ
「iDeCoナビ(個人型確定拠出年金ナビ)」には、iDeCoについてのわかりやすい解説や取り扱い金融機関比較ツールなどがあります。
「iDeCoナビ(個人型確定拠出年金ナビ)」
無理なく楽に貯金しましょう!
「なんとなく貯金」というのは難しいのですが、目的を決めると方法が絞られて貯金がしやすくなります。
みなさんも、自分に合ったできるだけ楽に貯金できる方法を選んでくださいね。
(※本ページに記載されている情報は2019年7月9日時点のものです)