テレビや雑誌でよく見かけるようになった「ファイナンシャルプランナー(FP)」という人たち。その資格取得で得られる知識は、仕事上はもちろん、我が家の家計管理にも役立つそうです。FPさんたちが、その知識を家計改善に活かしたら「年間約20万円トクをした」話が盛りだくさん。あなたもこれを読んで、FPに興味を持ったなら、資格取得して、その知識を家計改善に活かしてみませんか。
FP資格を取得し、
その知識を家計改善に活かしたら
【年間20万円】もトクをした!
2019年6月12日
FPって、どんな資格?
FP(ファイナンシャルプランナー)とは?
人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。
ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。
これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家がFP(ファイナンシャル・プランナー)です。(日本FP協会FPより抜粋)
資格の種類は?
FP資格は大きく分けて3つあります。
日本FP協会が認定する「AFP」「CFP」、国の技能制度である「FP技能士(1~3級)」です。
FP資格で得られる知識とは?
例えば「AFP」資格の認定研修では
・FP基礎
・金融資産運用設計
・不動産運用設計
・ライフプランニング・リタイアメントプランニング
・リスクと保険
・タックスプランニング
・相続・事業承継設計
・提案書の作成
などを学びます。
FP資格は、銀行や保険、証券などの金融業界や、住宅メーカー、物件仲介業などの不動産業界で働く人たちが仕事上必要な知識であるために資格取得を目指していたのですが、最近では「自分の人生設計や日々の生活に役立てたい」といったニーズがあり、学生や社会人、家計を担う主婦層などにも広がっている人気の資格です。
FPさんに聞いた!家計改善でトクをした事例集
では、FP資格を取得し、その知識を家計改善に活かしてトクをした人たちの例をご紹介します。
1)20代独身 Kさんの場合
美容系専門学校を卒業後、ショップで働く実家暮らしのKさん。仕事に慣れてきた頃「将来は自分のお店を持ちたい。そのための貯金をしたい」との思いもありFP資格に興味を持ち、資格取得。
資格取得後、勤務先から「資格手当」が支給。自分の今現在の収支を正確に把握し、毎月何にいくら使っているか、どこを節約すればいいのかを判断できるようになる。
生命保険の見直し(掛け捨て型の死亡保障を解約)と通信費の見直し(携帯電話プランの変更)を実行。その見直しで浮いたお金を、近い将来(転職や開業資金)のために「ネット銀行預金」や「つみたてNISA」を、遠い将来(老後資金)のために「iDeCoi」に加入し貯金額をアップさせた。
2)30代独身 Mさんの場合
実家を離れ、東京の大学を卒業後、外資系保険会社の営業職で働くひとり暮らしのMさん。仕事上のキャリアアップのためFP資格を取得。
資格取得後、勤務先から「資格手当」が支給されただけでなく、営業職としてお客さまに保険プランや商品説明をする際、お客さまのライフプランや税制面を考えた上での総合的な提案ができるようになった。お客さまからも喜ばれ営業成績もアップし、収入が1.5倍に。
今現在は「もっと仕事に集中できるよう、職場に近い所に引っ越したい。これを機に、賃貸でなく、将来の資産にもなるマンション購入をしよう」と計画中。FPを学んでいなかったら「マンション購入」という選択肢は浮かばなかったと語る。
3)30代既婚 Tさんの場合
会社員の旦那さんと、就学前のお子さんがいる専業主婦Tさん。友人の誘いで無料のマネーセミナーに参加したのをきっかけに、FP資格に興味を持ち、資格取得。
家族全員の保険を見直し、毎月の保険料はさほど変わらなかったが、保障内容が充実した。
子どもの教育資金を、銀行の定期預金だけで準備するのではなく、幅広い商品の中から検討し、利率アップに成功。
そろそろマイホームも購入したい時期なので、住宅ローンや、住宅に関する税制優遇制度について検討する中、近所のショッピングモール内にある住宅メーカーのFP相談窓口に行ったところ、FP資格者の求人募集を発見。1日3~4時間ほど子育てしながら、自分の学びにもなる勤務体系だったので勤務することになる。自分の資格を活かしつつ、仕事や子育てに充実した日々を過ごす。
4)40代独身 Hさんの場合
約20年勤務した食品メーカーを退職し、食に関する起業をしたHさん。「経営者としてお金について学びたい。両親の介護や年金、相続のことも気になる」との思いでFP資格に興味を持ち、資格取得。
「FP知識を学び、今までの自分が経営者としていかに未熟だったかを知るきっかけになった」とHさん。税制面や経営に必要なお金の学びを続けたことで、業績も良くなり資金繰りが安定してくる。
FP資格を取得したことで、両親からも介護や年金をはじめ、相続に関する相談(生前贈与や事業承継など)を持ちかけられるようになる。「FP知識を得たことで、自身の経済的な改善はもちろん、やっと親孝行ができた気がする」とお金だけではない“幸せなライフプラン”を実感できた。
FP資格にチャレンジしたいあなたへ
FPさんの事例集はいかがでしたか?FP知識は、仕事上役立つのはもちろん、日々の暮らしに密接に関わっており、全ての人に役立つことが分かっていただけたと思います。
あなたもFP資格にチャレンジしてみませんか?
まずは、無料のマネーセミナーに参加してみるのもオススメです。あなたが思い描く幸せなライフプランを過ごせるとよいですね。
(※本ページに記載されている情報は2019年6月12日時点のものです)