社会人になったら、お金の教養も必要です。
でも、そもそも何をどのように学んだらいいかわからない・・・。そのような人も多いのではないでしょうか。
そこで、お金の教養を高めることのメリットとその方法をお伝えします。
「お金の教養」を高めて賢く生きる
2019年5月20日
お金の教養とは?
私達が生きて行く上で「お金」は切っても切れないものです。そして、お金の面で人生を上手に生きて行くには「お金の教養」を高めていくことが必要です。
「お金の教養」とは「お金についての法則と仕組み」のことです。 「お金についての法則」というのはお金に対して正しい知識を持つということ。そして「仕組み」とは、行動すること、習慣にすることです。いくら知識があっても行動をしなければお金の教養を持っているとは言えません。
例えば、投資をしたいと思ったとします。「投資信託」の意味を知っていても実際に口座を開いて商品を選ぶという行動をしなければ、実際に運用することができませんよね。このように、人生でお金の面で何か問題にぶつかった時に、正しい知識を持ちベストな行動ができるのが「お金の教養」がある人です。
お金の教養があればトクすること
では、お金の教養があれば人生でどのようなメリットがあるのでしょうか。
先ほど、私達が生きて行く上で、お金は切っても切れないものだとお伝えしました。具体的に考えてみましょう。
例えば、「もっとお金を増やしたい」と思った場合。
お金を増やすためには「収入を増やす」「支出を減らす」「お金を運用する」という3つの方法しかありません。お金の正しい知識と行動の仕方を知らないために、闇雲に働いて体調を崩したり、10円単位で節約してストレスになったり、他人からの儲け話に乗って逆にお金を失ったりしていては元も子もありません。
税金や社会保険の知識があれば、働くにしてもより効率のよい働き方ができますし、支出を減らすにしても上手に固定費を削減することができますね。また投資の知識があれば、銀行の定期預金に預けるという以外に選択肢が増えますし人に騙されるということもなくなるでしょう。
このように、「お金を増やしたい」と思っただけでも知っておきたい知識と行動がたくさんあります。
これから先の人生で、結婚や出産、マイホームの購入、老後資金の準備、親からの相続など、お金について関わるライフイベントがたくさんあります。 「お金の教養」があれば、その一つ一つに正しい知識と行動で賢くおトクに対処していくことができるのです。
お金の教養、どこで学ぶ?
このように「お金の教養」があれば、賢く生きていけることがわかりました。少しでも早くお金の教養を身に着けたいですね。では、どのようにして学んでいけばいいのでしょうか。
自分で学ぶ
最近ではインターネット上にお金の情報は溢れています。このようなコラムもたくさん読むことができますね。インターネット上にある情報を読む時に気をつけてほしいことは「誰が書いているのか」「いつ書かれた記事なのか」ということです。 お金の制度は毎年どんどん変わっていきます。 インターネット上の記事を読んだら自分自身でも金融庁や厚生労働省など公的機関のHPを見るなど、元の情報を確認するようにしましょう。
また、毎日日経新聞を読むのもおススメです。スマートフォンのアプリなら、通勤電車で読むことができて便利ですよ。
プロに学ぶ
自分ではなかなか勉強できない。
三日坊主になってしまう。
そんな人におススメなのが、プロから学ぶということ。プロから学ぶ方法の中でも、マネーセミナーを受講するというものが多いのではないでしょうか。
最近では職場に届くフリーペーパーにも女性向けのマネーセミナーの案内が多く載っているのを見たことがあるでしょう。よくあるものが「女性のためのマネーセミナー」というタイトルで、無料というだけでなくさらにスイーツやお茶付きなどというものが見受けられます。ここで気をつけたいのが「なぜ無料なのか」「なぜあなたにスイーツやお茶を提供してまでセミナーに来てほしいのか」ということ。
一概に「無料」がダメだと言っているわけではありません。
ただ「無料」のセミナーの場合、どこが主催をしているのかに注意してみてください。「まずは体験して気に入ったら有料のセミナーで学んでください」という趣旨のものと「無料でセミナーを開催しておススメの金融商品をお伝えします」という趣旨のものに分かれていることが多いです。
有料で学ぶことのメリットは、豊富な知識をもった講師がしっかり教えてくれるということでしょう。 受講生にとっても有料だからこそしっかり学んで自分のものにしたい、という覚悟ができるのではないでしょうか。
これからの人生をよりよいものにするために、お金の教養をしっかり身に着けて賢く生きて行ってくださいね。