「私は専業主婦。今はお勤めをしていないので収入アップは見込めない。支出をカットすることで、家計に貢献したい」そんなあなたに必見です!難しい財テクも、めんどくさい節約も必要ありません。【備える】ことを実践するだけで毎月の支出を1万円カットできる簡単テクをご紹介します。時間と心にゆとりある今のあなただからこそできる、【備える】だけの簡単な方法です。家族への愛情が、家計も助ける素敵な方法ですよ。
専業主婦必見!【備える】だけで
毎月の支出を1万円カットする簡単テク
2019年5月24日
家計に関する最新データ
既婚男女に聞いた「家計」に関するこんなデータがあります。(2018年明治安田生命保険相互会社調べ)
Q、家計の管理は誰がしている?
妻 62.4%
夫 21.7%
分けてそれぞれが管理している 15.7%
その他 0.2%
Q、今の収入に満足している?
している 14.3%
していない 54.6%
どちらでもない 31.0%
Q、今の収入に満足していない理由は?
貯蓄がない
日々の生活が苦しい
仕事量に見合わない
旅行資金がない(少ない)
趣味資金がない(少ない)
外食資金がない(少ない)など
Q、貯蓄している?
している 79.8% していない 20.8%
Q、貯蓄の目的は?
将来のため 61.9%
いざというときのため 58.1%
教育資金 24.9%
家族旅行 18.0%
趣味 11.5%
マイホーム 11.5%
マイカー 9.4%
その他 2.5%
Q、貯蓄の方法は?(複数回答)
銀行預金・貯金 93.6%
株式投資 23.5%
個人年金 16.4%
投資信託 15.5%
終身保険 14.8%
タンス預金 8.7%
財形貯蓄 8.4%
iDeCo 4.4%
債券投資 4.4%
社内預金 4.1%
不動産投資 2.4%
その他 0.9%
Q、節約している?
している 81.6% していない 18.4%
Q、どんな節約している?
電気をこまめに消す
冷蔵庫の温度調整
外食を控える
ポイント活用
クーポン活用
食費を減らす
お弁当持参
飲み会を減らす
携帯会社変更
保険変更
電力会社変更
天引き貯金
マイカーを持たない など
Q、節税している?
している 29.2% していない 70.8%
Q、どんな節税している?
ふるさと納税
保険商品活用
NISA活用
寄付する
専門家に税相談
特定支出控除
iDeCo活用 など
今の収入に満足していないながらも、それぞれの家庭で、貯蓄や節約・節税に工夫している様子が分かりますね。
【備える】と節約になるってホント?
“備えあれば憂いなし”ということわざがあります。「普段から準備を万全にしておけば、何事も心配することはない」という意味です。日頃からの備えには、心配事が無くなるだけでなく、節約効果も期待できるのですよ。例えば、レトルト食品などの保存食を備えておけば、災害時はもちろん、日頃家事を主に担当している主婦が急に体調を崩しても、外食やコンビニ弁当に頼ることなく家族の食事がまかなえ、食費の急な出費を抑えることができます。旦那さんや子ども達の朝のお出かけ前に「午後から雨になる」と分かっていれば、傘やレインコートを持って行くよう伝えておくことで、途中で傘を買わなくても済みます。雨に濡れ風邪をひいて通院費や薬代の出費なんてことも避けられます。
【備える】だけで支出1万円カット!
何を、どのように、備えておけば良いのでしょう?
1)食材を備える
前項の例でも書いたように、保存食を備えておくのはもちろん、調味料や、粉類、油類、ドレッシングなどの減り具合もしっかり把握し、特売日やポイントデーなどに買い備えておきましょう。他にも「レンジでチンするだけ」「焼くだけ」「そのまま」で食べられる食材も備えておくと、忙しくて時間がない時や、疲れて料理する気になれない時でも、外食やコンビニ弁当に頼らずに済みます。外食費は予定外に仕方なく支出するのではなく、行く日や行く場所を決めて、レジャーや娯楽として家族で有意義に楽しみたいですね。
2)季節に備える
洋服はもちろん、寝具類、インテリアグッズ、冷暖房家電も季節によって備えるべきものがあります。新調する場合は、その季節が終わる頃、来年用に買っておくのがおススメ。エアコンの買い替えは、季節真っ只中だと完全な「売り手市場」。割引率が低かったり、在庫切れや、設置に何日も待たなければならなかったりと買う側の思うようになりません。じっくり作戦を練って、いい物安く、納得のいく買い方を心がけましょう。
3)レジャーに備える
行き当たりばったりを楽しむのもレジャーの一つですが、行きたい場所、泊まりたいホテルや旅館、体験したいことなどが事前に決まっているのなら、早めに計画し早期予約で備えておくのがおススメ。早期予約者だけの割引や特典があります。交通手段をどうするか、渋滞を回避するにはどうしたら良いかもしっかり備えておくと、支出だけでなく、時間や体力もムダにならず、快適に楽しく過ごせますよ。
4)病気に備える
病気に“ならない”ための備えです。季節の変わり目、年末年始、年度替わりは、比較的体調を崩したり、感染病が流行したりする時期です。暑さ寒さに備えた対策、規則正しい生活、手洗いうがいの励行、それだけでも通院費や薬代といった支出を抑えることができそうです。忙しい日々の疲れを溜めすぎないように快適グッズを備えたり、時間や気持ちにゆとりをもった行動を心がけることも大切ですね。
5)災害に備える
火事や台風、地震や津波など、災害はいつ起こるか分かりません。火災保険や地震保険に加入するなどの備えももちろんですが、今すぐできる備えもありますよ。「家の中の不要な物を捨てる」「不要な物を買わない」「家具をしっかり固定する」「高い所に重たい物を置かない」など。災害時、不要な物が落ちてきてけがをしたり、家具が倒れて下敷きになっていては、支出だけでなく、心のダメージも相当なはずです。
いかがでしたか?今日からでも簡単にできるものばかりです。賢く【備える】ことで、家計の支出カットに取り組んでみましょう。