「自己投資」と一言に言っても、自分のために使えば、何でも自己投資なのでしょうか?とても範囲が広くて、どんなことにお金を使えばいいのかわかりません。そこで、今回は、ステージ別におすすめの自己投資をご紹介します。
何に投資すればいい?
あなたに合ったステージ別「自己投資」
2019年4月25日
1.ステージ別自己投資
まずは、自分が今どの状態なの考えてみましょう。自分のやりたいことが分からないという状態なのか、やりたいことはあるけど自信がない、あるいは、働き過ぎでゆっくりしたいなのか。その状態に合わせた自己投資が大事です。
磨く
自分がやりたいことが分からない、得意なことがないという人は、自分を磨くこと、インプットすることから始めてみましょう。
自分の好きなことから始めて得意なことにするのもいいですし、女を磨くためにお料理、フラワーアレンジメントなど、あるいは脳を磨くために勉強・資格系もいいと思います。
体験コース、お試しコースをいろいろ回って、自分がやってみたいことを探すのもいいと思います。
極める
やりたいこと・好きなことはあるけれども、それほど詳しいわけではない・自信がないという方は、その道を極めることにお金を使ってみてはいかがでしょうか。上級コースを学んでみる、専門書を買う、プロからアドバイスを受けるなどです。
アウトプットする
やりたいことができ上がっていて、起業したい、作品を発表したいなど、アウトプットしたい人は、準備を含めたアウプトプットのためにお金を使いましょう。
ホームページやブログを作る、セミナーを開くための会場費、作品の製作費などです。
時間を買う
仕事や家事が忙しくてあれもこれも一人じゃやりきれない、という人は「時間を買う」というもの自己投資の一つです。例えば、ハウスキーパーさんに来てもらって、その間自分の仕事ややりたいことに集中する、といったお金の使い方です。一人で何でもやってしまう完璧主義の人は考えてみてください。
休息する
人生は何かをがんばるばかりではありません。時には休むことも大事です。がんばりすぎて疲れたという人は、リラックスすることにお金を使いましょう。マッサージでも、旅行でも、自分が心地よく休まるものであれば何でもいいでしょう。
自分を甘やかす
時には、がんばったご褒美にお金を使うのもアリです。欲しかった服を買う、贅沢ランチをする、など思いっきり遊ぶために使いましょう。それが次への活力になるのであれば必要な使い方ですし、仕事から離れることで柔軟なアイディアを生むこともあります。
2.注意すること
以上のように、自分のためになるのであれば、どんな使い方でも自己投資になりますが、注意点がいくつかあります。
「自分のため」の先を考える
自分が学んだり、楽しんだりするために使うお金はすべて「自分のため」のお金ですが、「投資」は「利益を得る目的のお金」です。学んで終わりではもったいないですし、楽しんで終わりでは浪費になってしまいます。使った先に自分が成長できるか、仕事をがんばれるかを考えましょう。
人と比べない
例えば、みんな英語を学んでいるから自分も英語を学ぼうという考え方から入ると、自分が本当にやりたいことをやっていないばかりか、人との競争になってきて疲れてしまいます。
わからない時は、一晩寝かせてそれでもやってみたいか考える、体験だけやってみるようにしましょう。リラックスする方法は、自分が心地よいか、自分の気持ちを大事にしましょう。
興味本位と自己投資は違う
いろいろなことに興味を持つことはいいことです。やりたいことがない人は、ぜひいろいろなことに興味を持ちましょう。しかし、自己投資をするのは「興味を持っている」という段階から、本格的にやってみたいという段階に入ってからです。例えば絵を描くことに興味を持ったら体験に行ってみるのはいいと思いますが、道具一式を買いそろえるのは一呼吸おいてからにしましょう。
自己投資は、何にでもお金を使ってみるということではありません。
使えるお金の範囲を決める
たとえ有益な自己投資であっても、自分の収入を考えた投資にしましょう。借金をしてまでというのは、将来それを超える利益が得られるのかどうか慎重に計算してください。
自分の生活基盤がしっかり整っていてこそ、投資が続けられます。l収入を増やすために自己投資をするというのであれば、ほかで支出を抑える工夫をするなど、バランスを整える必要があります。
自己投資の範囲はとても広く、自分が成長していろいろな利益を得られるのであれば何でもあてはまると思います。ここにはないお金の使い方もあると思います。ぜひ、本当に自分のためになるお金の使い方を見つけてください。