食費節約のため自炊生活にチャレンジ!「だけど、残業や食事会が続いてなかなか思うように自炊できない」「食材を使い切らないまま、腐ったり古くなったりで捨ててしまう」ひとり暮らしのあなたなら、そんな経験がきっとあるはず。食材には、それぞれ正しい保存方法があります。それを知って実践すれば、食材も長持ちし、自炊生活にもムダがなく、食費をもっと節約できますよ。
ひとり暮らし女子必見!
【食材の保存方法】を知れば
食費はもっと節約できる!
2019年5月8日
自炊生活してる?
20~40代のひとり暮らし女子に、日々の食生活について聞いたこんなデータがあります。(2017年 FORDAYS調べ)
Q、自炊をする頻度は?
ほぼ毎日 35.6%
週に4~5日 22.9%
週に2~3日 27.1%
ほとんどない 10.6%
全くしない 3.9%
Q、自炊をしない(できない)理由は?
・作るのが面倒
・作る時間がない
・食材を無駄にしてしまう
・作るより買ったほうが安い
・食材を買うのが面倒
・献立を考えるのが面倒
・皿洗い等の後片付けが面倒
・自分では作れない物を食べたい
・量を多く作ってしまう
・料理が作れない
・自分の作る味に飽きた
・調理器具がない など
Q、外食する頻度は?
ほぼ毎日 3.9%
週に4~5日 9.7%
週に2~3日 34.3%
ほとんどない 47.5%
全くしない 4.5%
自炊が週3日以下の人が41.6%で、外食するのが週3日以下の人が86.3%との結果です。自炊も外食もしない日は、どのような食事をしているのでしょう?
・加工食品(レトルト・インスタント)
・調理済みのもの(お弁当、おかず)
・素材そのままで食べられるもの(パン、果物、お菓子、栄養補助食品)
が多いようです。
食材には最適な保存方法がある
料理の味は、食材の鮮度の良さが一番。買ってすぐに調理して食べるのが美味しいに決まっていますが、買った食材を全て使いきるのは難しく、保存することが多くなります。次に自炊する時にも保存した食材を使えれば良いのですが、しなびたり腐ったりして使えなくなり「自炊は食材が無駄になって、案外高くつく」と思っている人も多いのでは?
【食材の保存方法】を正しく知れば、毎日自炊をしなくても、食材が無駄にならず食費をもっと節約できるはず。冷蔵・冷凍するもの、冷蔵庫に入れないほうがいいもの、ラップや新聞紙に包むもの、生のまま保存するもの、調理して保存するものなど、食材の特徴によって長持ちする保存方法は違いますよ。
【食材の保存方法】あんなモノ、こんなモノ
自炊するのに調達しやすい食材や、比較的安く買える食材を取り上げてみました。
野菜
キャベツ ・・ 丸ごとの場合は、ラップにぴったり包むかポリ袋に入れ、芯を下向きに野菜室へ。切ったものは切り口をラップでぴったり包んで保存。
じゃがいも・玉ねぎ ・・ 冷蔵庫には入れず、かごやざるに入れて風通しの良い涼しい場所で保存。 大根 買ったらすぐに葉を切り落とし、ポリ袋に入れて口をしっかり閉じて保存。
人参 ・・ 1本ずつラップでぴったりと包み、茎の部分が上になるよう立てて野菜室で保存。
ねぎ ・・ 冷凍保存がおススメ。買ったらすぐに小口切りにし、密閉容器に入れて冷凍庫で保存。
青菜類 ・・ 乾燥を防ぐため、ぬれた新聞紙やキッチンペーパーで包み、大きめのポリ袋にふんわり入れて、口をしっかり閉じ、根元を下向きに野菜室へ。塩茹でした後、ラップや保存パックに入れて冷凍保存すればより長持ちします。
お肉
なるべく空気に触れさせない(酸化を防ぐ)、余分な水気を取る(臭みを防ぐ)は基本です。
鶏もも肉・鶏むね肉 ・・ 使いやすい大きさに切り分けラップで包み、保存パックに入れて冷凍保存。生のまま下味をつけたり、茹でる・酒蒸しするなど加熱した後に冷凍すればより長持ちします。
豚肉や牛肉の薄切り肉 ・・ 1回に使う分量を重ならないよう広げてラップに包み、金属製のトレイに並べて急速冷凍し、凍ってから保存パックに入れて冷凍保存。
ひき肉 ・・ 買ったパックから出してラップに包み、保存パックに入れる。薄く平らにし、使いやすい分量に筋を入れて冷凍保存。
お魚
切り身 ・・ クッキングペーパーで水分をふき取り、1切ずつラップに包んで保存パックで保存。生のままより、下味をつけたり加熱して冷凍すると、より長持ちします。
干物 ・・ 日持ちしそうですが、案外傷みやすい食材です。1枚ずつラップで包み、さらにアルミホイルで包んで冷凍保存。(干物は脂分が多いのでアルミホイルが最適)
海老 ・・ 頭と背わたを取り、殻付きなら塩で、むき身は塩か片栗粉をもみこんだ後、洗って水気をふき取ります。ラップで包み、保存パックで冷凍保存。
その他
お米 ・・ 10度以下で保存するのが酸化を防げるのでおススメ。密閉容器か保存用の袋に入れ冷蔵保存。
ごはん ・・ 炊きたての熱いうちに1食分ずつ平たくラップに包んで冷凍保存。(炊きたてのほうが水分や香りを維持できるため)
パン ・・ パンは冷蔵は不向き(デンプンが最も老化しやすい温度なため)食パンもロールパンなども1つずつラップに包んで冷凍保存。
卵 ・・ とがった方を下向きにして冷蔵保存。生卵やゆで卵では冷凍保存できませんが、錦糸卵や炒り卵にして保存パックに入れれば冷凍保存も可能です。
乾物 ・・ 乾物は吸湿しやすいので湿気を防ぐために麗倉庫保存が基本です。冷凍保存すると、より長持ちします。
茶葉・コーヒー豆 ・・ 香りや風味も長持ちさせたいので、包装してある袋をしっかり閉じ、それを保存パックに入れた二重包装にした状態で、冷凍保存がおススメです。
いかがでしたか?食材それぞれの正しい保存方法を知って、食材を長持ちさせて、食費の節約に取り組んでみてくださいね。