あなたは今、どのくらいの収入ですか?あなたは今、年間でどのくらい貯金できていますか?年100万円以上貯めている人は、収入額に関係なく、今あるお金の中で自分らしく豊かに暮らす【衣食住】の黄金バランスがあるようです。洋服やアクセサリー、住まい選びやインテリアグッズ、自炊やキッチン周りなど、おしゃれで楽しい貯めワザが満載です。今日からあなたも、何か一つでも実践して「年100万円貯金」を始めてみませんか?
年100万円以上貯めている人の
【衣食住】黄金バランス
2019年3月22日
「年100万円貯金」をイメージしよう
「年100万円貯金」とは、1年間で100万円以上貯金することです。経験のある人なら分かりますが、一度も経験の無い人には、ピンと来ない数字かもしれません。まず始めに「年100万円貯金」をいろんな角度からイメージしてみましょう。
毎月〇円?毎日〇円?
1年間で100万円以上貯金するには、毎月いくら貯金したら良いのでしょう?
1,000,000円÷12ヶ月=83,333円
毎月83,334円以上貯金できれば「年100万円貯金」ができます。
1年間で100万円以上貯金するには、毎日いくら貯金したら良いのでしょう?
1,000,000円÷365日=2,739円
毎日2,740円以上貯金できれば「年100万円貯金」ができます。
どうですか?今のあなたにできそうですか?
収入の何%を貯金したらいいの?
今のあなたの収入で「年100万円貯金」を達成するには、収入の何%を貯金したらよいのでしょう。
年収300万円の場合では、収入の33.3%
年収400万円の場合では、収入の25%
年収500万円の場合では、収入の20%
年収600万円の場合では、収入の16.6%
年収700万円の場合では、収入の14.3%
あなたの今の収入と、収入の何%を貯金したら「年100万円貯金」が達成できるのかを確認した上で、あなたに合った、実現可能な実践プランを立てましょう。
「年100万円貯金」が可能なラインは?
シングル女性たちが毎月均等で貯金する場合、実現可能なラインはどのあたりでしょう?
ひとり暮らしでは?
手取月収の約20%貯金が目安のようです。
手取月収20万円の場合では、4万円
手取月収30万円の場合では、6万円
手取月収40万円の場合では、8万円
手取月収が40万円以上であれば、「年100万円貯金」が実現可能なラインです。
実家暮らしでは?
手取月収の約40%貯金が目安のようです。
手取月収10万円の場合では、4万円
手取月収15万円の場合では、6万円
手取月収20万円の場合では、8万円
手取月収が20万円以上であれば、「年100万円貯金」が実現可能なラインです。
これはあくまで平均値です。自分の【衣食住】の中で「何に使うか」「何を省くか」を明確にし、あなたに合った黄金バランスを見つけて「年100万円貯金」を実現可能にしましょう。
年100万円以上貯めている人の【衣食住】の工夫
ケース1)Mさん(ひとり暮らし)
手取月収33万円(ボーナスなし)
貯金8.5万円(25.7%)
住居10.4万円(31.5%)
食費5万円(15.2%)
衣服2.7万円(8.2%)
その他6.4万円(19.4%)
*( )内の%は、手取月収を100%とした場合の内訳
ひとり暮らしのMさんは、手取月収の25.7%を貯金して「年100万円貯金」を達成しています。
Mさんは、平日の帰宅時間はほぼ毎日22時を過ぎ。そんな毎日を快適に過ごすため住居代は惜しまず、勤務先や最寄り駅から近い便利な場所を選びました。住居代を惜しまずに快適な日々を手に入れたことで、家でゆっくり過ごす時間を楽しむことができ、ストレス消費が無いそうです。平日は帰りが遅いため、夕食は自炊せずお惣菜で済ますことが多いですが、その代わり、週末におかずを作り置きし、平日のお昼は毎日お弁当を持参して食費節約と健康管理に気をつけています。衣服はユニクロ等のファストファッションで購入することが多く、人とかぶらないようリメイクを楽しんでおり、ピアスやネックレス等のアクセサリー類も100円ショップで材料を買ってきて自分で作ることが多いそうです。Mさんの【衣食住】の工夫は、住居代と平日の夕食にはお金を使い、それ以外の食費や衣服代は節約しているところです。自分なりの“使いどころ”と“節約どころ”をしっかり実践していますね。
ケース2)Yさん(実家暮らし)
手取月収18万円(ボーナス2回あり)
貯金7万円(38.9%)+ボーナス時10万円×2回
家へ3万円(16.7%)
食費2.5万円(13.9%)
衣服1万円(5.5%)
その他4.5万円(25.0%)
*( )内の%は、手取月収を100%とした場合の内訳
実家暮らしのYさんは、手取月収の38.9%を貯金し、ボーナスを追加して「年100万円貯金」を達成しています。
Yさんは、実家暮らしなので住居費をとても安く抑えられています。昼食もできるだけお弁当を持参し、夕食も家で食べることが多いので食費も安く抑えられています。勤務先が制服なので、衣服代もそれほどかかりません。Yさんは【衣食住】の工夫というより、今現在の手取月収が多いとは言えないので、今後、手取月収を増やすための工夫をしているようです。「その他4.5万円」のお金の使い道は、仕事に必要な資格取得のスクールに通ったり、人脈を広げるために勤務先以外の人と出会える交流イベント等に積極的に参加しています。また以前から英会話が得意なので、最近急激に増えている外国人観光客に対しての、通訳やツアーガイドの仕事にも興味があるそうです。得意な事や興味ある事が副業になり、収入アップに繋がる可能性もありますよね。
年100万円以上貯めている人の例を紹介しましたが、いかがでしたか?彼女たちは、日々貯金や節約ばかりを意識して居心地悪い生活をしているわけではなく、自分らしく楽しく暮らしながら、貯金できている様子が分かっていただけたのではないでしょうか?まずは、あなたなりに【衣食住】の中で「何に使う」「何を省く」を明確にすることから始めてみませんか?