上手に貯金している人たちは、せっせと節約しているばかりではありません。節約をしないで貯金を殖やす方法もあります。一体どんな方法があるのか見ていきましょう。
貯金上手さんの「私はこうやって節約をやめた!」
7選
2019年3月6日
1.貯金が増える方法は3つ
貯金が増える方法は、「収入を増やす」、「支出を減らす」、「持っている資産を運用する」の3つ です。
ですから、「支出を減らす」にあてはまる節約をしなくても、収入を増やしたり、資産を運用することで貯金を殖やせることがわかります。
では、自分は今いくら節約をしているのか、あるいはいくら貯めなければいけないのかを考えてみましょう。
収入を増やすことや資産を運用する方が節約よりも多くできる・簡単にできるのであれば、節約はしなくてもいいわけです。
2.貯金上手さんたちが節約をやめた代わりにしたこと
では、収入を増やしたり資産運用して節約をやめた貯金上手さんたちの例を見てみましょう。
「副業を始めました」
得意なことがある人は、それをお金に変える方法を考えましょう。教える、作品を作る、書く、話す、などいろいろな手段があります。対面のほかにもネットを使って稼ぐこともできます。
得意なことがないという場合は、例えばポイントサイトを活用するという方法もあります。アンケートに答えたり、お買い物をしたレシートを登録するとポイントに変わるサイトやアプリがあります。
「昇給を目指しました」
今の環境を変えたくないという方は今の仕事をそのまましっかりがんばりましょう。仕事の評価を上げることで昇格したり、賞与の査定を上げることができます。
自社の昇給の評価基準や昇給額、あるいは昇給につながる方法は他にないか調べてみるといいと思います。
「転職しました」
独立するのは勇気がいるけれども、今までの経験を活かしてもっとお給料のいい会社にという方にお勧めです。新しい経験を積みたいとか、環境を変えたいという人にもいいでしょう。
外資系、スタートアップ、業種、規模などで会社の雰囲気や求められているものは様々です。
「会社はどこも同じ」とあきらめる前に転職サイトなど研究してみましょう。
「起業しました」
かなりハードルは高くなりますが、副業や本業で経験を積んだら起業という方法もあります。
会社員と違って収入が保証されるわけではありませんし、社会保険、税金なども変わってきます。独立するときには綿密に計画を立てましょう。
「結婚しました」
節約をしているときは「一人で全部がんばらなきゃ」と思っていたりするものですが、パートナーがいるだけでがんばらなくてもよくなることもあります。 例えば、一人で賃貸に住むよりも、二人で賃貸の方が一人あたりの家賃は安くなるケースが多いです。
経済面をすべてパートナーに甘える・押し付けるということではなく、一緒に生活を協力し合うという選択肢も考えてみましょう。
「相続について話し合いました」
実は親が健康なうちに相続について話し合っておくことはとても大切なことです。 親が遺産相続について何も考えてないうちに、あるいは遺言書を書いていないうちに亡くなると、遺された親族は相続ではなく争続になるという話はよく聞きます。
事前に親に確認しておくことで、親もしっかり準備をしておくことができますし、自分もライフプランが立てやすくなります。
「資産運用始めました」
運用というとたくさん資産を持っていないとできないイメージがあるかもしれませんが、1万円程度から始められる投資はいろいろあります。
ただし、玉石混合いろいろありますので、初心者はNISAなど税制優遇のあるものや、金融機関で扱っていて少額から始められるETF、投資信託などをお勧めします。
3.節約を止めるためのポイント
これらをまとめると、以下の3つが節約を止めるポイントになります。
自分の才能を生かす
得意なこと、経験豊富なことを作っておくと収入源につながります。普段の仕事や家事もそのような視点を持って取り組むと、少し楽しくなってくるかもしれません。
一人でがんばらなくていい
上述のように結婚や相続によって収入が増えることもあります。他にも、何か困ったことがあった時などは、一人で抱え込まずに、解決してくれる機関を探したり、人の助けを借りるということも上手な選択です。
お金の知識は身につける
起業するにも、投資をするにも、ある程度の知識が必要です。お金を貯めるつもりが損失になってしまわないように、専門家に相談することです。その際、任せっきりにするのではなく、自分できちんと比較・検討をしていくことで見抜く力が養われていきます。
節約を楽しむのもいいですし、収入を増やしたり運用するのもいいと思います。いろいろ試して自分に合った方法を見つけながら貯金を殖やしていきましょう。