「賞味期限切れの調味料がある」「正体不明の物体が保存容器に入っている」「今何が入っているのか把握できていない」あなたのお家の冷蔵庫はどうですか?思い当たるふしはありませんか?ゴチャゴチャした冷蔵庫を片付けて、スッキリ冷蔵庫に整えましょう。ムダ買いや食品ロス、買い物の回数も減り、食費を減らすことができます。今日からあなたのお家の冷蔵庫も、お金が貯まる冷蔵庫に大変身させましょう。
やりくり女子必見!
【冷蔵庫】を整えると、お金が貯まる!
2019年3月8日
こんな【冷蔵庫】は、要注意!
あなたのお家の【冷蔵庫】は、どんな状態?以下の15項目をチェックしてみましょう。
□冷蔵庫に何が入っているか、すぐに答えられない
□いつもギュウギュウに詰まっている
□夫婦で同じ食材を同時に買いがち
□賞味期限切れが不安な食材が3つ以上ある
□賞味期限切れの調味料が3つ以上ある
□冷蔵庫に飲み物と調味料だらけ
□冷蔵庫にアイスやお菓子だらけ
□冷蔵庫にアルコール類やおつまみだらけ
□約1週間前のおかずが入っている
□正体不明のものが保存容器に入っている
□野菜室がスカスカ
□野菜室の葉物がしなびている
□冷凍食品は特売時に買いだめする
□冷凍食品に霜が付いている
□冷凍室に保冷剤がたくさん入っているp>
・0~3個 整い度100% すでにお金が貯まっているはず
・4~8個 整い度 60% ほんの少し冷蔵庫を整えればお金が貯まり始めます
・9~12個 整い度30% 週1回、冷蔵庫を整える日を決めて実践しましょう!
・13~15個 整い度0% このままではお金が減るばかり。本気で冷蔵庫を整えましょう!
あなたの結果はどうでしたか?次は【冷蔵庫】を整える実践編です。難しいことは全くありません。あなたの“やる気”だけです。
【冷蔵庫】を整えよう
ステップ1 中身をすべて出す
まずは、冷蔵庫の中身をすべて出す作業からスタートです。床にビニールシートや新聞紙を広めに敷き、冷蔵室の食材も冷凍室の食材も、すべて出します。出して並べる際、食材はなるべく重ねずに、すべての食材が一目で把握できるように並べましょう。この作業をすることで、「冷蔵庫にため込んでいる食材の量はどのくらいあるか?」「重複買いしやすいものは何か?」「ついムダにしがちな食材は何か?」がわかります。
ステップ2 “捨てる”と“残す”を仕分けする
冷蔵庫の中身をすべて把握できたところで、次は“捨てる食材”と“残す食材”を仕分ける作業です。賞味期限切れの食材はもちろん、賞味期限切れでなくても、お弁当やお総菜を買った時に入っていた小分けの調味料、飲み残しのワインやお酒など、もったいないから捨てずに冷蔵庫にしまっていただけで、この先、食べない飲まないとはっきり分かるものがあれば、おもいきって捨てましょう。また“捨てる食材”を集めて、それを買うのにかかった金額をざっと計算してみませんか?次に買い物に行く時、「これって本当に必要かな?」という思考が身につき、ムダ買いが減っていきますよ。
ステップ3 置く場所を決める
“残す食材”が分かったところで、冷蔵庫に食材を戻す前に、お金が貯まる冷蔵庫になるよう、何をどこに置くかのルールを決めましょう。特に心がけて欲しいルールは2つ。1つめは「賞味期限が近い食材や前日の食べ残しは、目の高さと同じ場所に置くこと」。冷蔵庫を開けるたびに目に入るので“捨てる食材”を減らす効果があります。2つめは「ごほうび食材の場所を決めること」。冷蔵室にスイーツ・おつまみ・ジュース・お酒など、冷凍室にアイスクリームなど、ごほうび食材ばかりで冷蔵庫をいっぱいにするのはおススメしません。ごほうび食材の場所を決めて、その場所に置ける分だけ買い置きするようにしましょう。食費の節約だけでなく、健康やダイエットにも効果的かも。
ステップ4 決めた場所に入れる
ステップ3で決めたルール通りに、食材を冷蔵庫に入れる作業です。冷蔵庫はギュウギュウに詰め込むより、空間に余裕があるほうが電気代の節約にもなるようです。包装が二重になっている食材や、場所を取るトレーに載った食材は、包装やトレーを外してから冷蔵庫に入れましょう。冷凍保存したい食材などは、なるべく平らな状態で保存パックに入れると、立てて収納でき、解凍も時短になります。野菜は、あまり自炊しない人は、常温でも保存がきく玉ねぎやじゃがいも類を揃えましょう。傷みやすい葉物野菜は使い切れる量を考えて、買う量を調節しましょう。
【冷蔵庫】を整えるとお金が貯まる!?
【冷蔵庫】を整えるとお金が貯まるって、どういうからくりなのでしょう?
【冷蔵庫】を家計簿に例えてみてください。家計簿上で、お金の出入りを把握できていると“入ってくるお金”はもちろん、1ヶ月間でどんな物にいくらくらい使っているかといった“出ていくお金”が明確になりムダな出費に気づきやすくなり、頑張らずに自然と家計を節約できるようになります。冷蔵庫も同じことで“買ったもの”“使ったもの”を把握できていると、我が家の食材の必要量が分かってきますので、ムダ買いや、賞味期限切れなどで食べずに捨ててしまう食材がなくなり、頑張らずに自然と食費を節約できるのです。
また冷蔵庫が常に整っている状態が続いてくると、冷蔵庫を次に新調する際、今使っている冷蔵庫よりもワンサイズ小さめの冷蔵庫でも充分なことが分かります。家計において臨時出費である家電購入費も節約できるのです。
いかがでしたか?あなたのお家の冷蔵庫をスッキリ整えて、お金が貯まる暮らしを始めましょう!