エアコン、電気ヒーター、加湿器、床暖房と、寒い時期は電気代が跳ね上がるものです。かと言って、節約のために寒さを我慢するようなことはしたくないですよね。そこで、上手に電気代を節約するための方法や、冬の時期ならではの節約方法をご紹介します。
これで寒い冬を乗り切って、ついでもお金も貯めちゃいましょう!
電気代が半端ない!
寒い季節の節約方法5選
2019年1月28日



冬の電気代を節約するには
冬は暖房費によって、他の季節よりも電気代がかかってしまいます。しかし、工夫をすることで、電気代を節約することは可能です。
主な暖房器具を電気代がかかる順番に上から並べてみました。
1.セラミックファンヒーター
2.電気ストーブ(ハロゲンヒーター、カーボンヒーター、パネルヒーターなど)
3.オイルヒーター
4.エアコン
5.電気カーペット
6.こたつ
7.電気毛布、電気ひざ掛けなど
※メーカーや年式によっても消費電力は変わりますので、この順番でない場合があります。
※エアコンは起動時が最も電気代がかかり、その後は消費電力が少なくなるため、均した数値を目安としました。
これらの暖房器具は用途が違うために、単純な比較はできません。ファンヒーターや電気ストーブは部屋の一部をすぐに暖めたい時の使用に適しているのに対し、エアコンやオイルヒーターなどはつけっぱなしにして、部屋全体を暖めるのに適しています。また、こたつや電気カーペットなどはエアコン等と合わせて使うことが多いでしょう。
セラミックファンヒーターで部屋全体を暖めようとしてつけっぱなしにするなど、用途に合わない使い方をすると無駄に電気代がかかるので気を付けましょう。
暖房器具の合わせ技で節電する
ファンヒーターや電気ストーブは暖めたいスポットを短時間暖める時のみに使用して、長時間部屋を暖める場合は、エアコンやオイルヒーターを使うとよいでしょう。また、足元は電気カーペットやこたつ、電気ひざ掛けなどを使用して暖をとると、エアコン等の設定温度を下げることができます。エアコンは短時間の外出などでは、つけっぱなしにした方が電気代を節約できます。
また、エアコンのフィルターが汚れていると暖房効率が悪くなるので、定期的に掃除をしておきましょう。
部屋の気密性を高める
暖房効率を上げるには、部屋の気密性を高める必要があります。隙間風が入るところがないかチェックして、必要であればテープや断熱シートを貼りましょう。マンションなどは元々気密性が高いので、暖房効率はよいのですが、大きな窓があると熱が逃げやすくなります。そこで窓には厚めのカーテンを取り付け、暗くなったらカーテンを閉めましょう。曇りガラスなどには気泡緩衝材(プチプチ)を貼るとさらに効果的です。
家族がリビングに集まる
家族が別々の部屋で暖をとっていたら、当然、電気代が跳ね上がってしまいます。冬の間はなるべく家族全員がリビング集まって過ごすように心掛けると節電だけでなく、一家団らんにもなっていいのではないかと思います。
また、ひとりひとりが別のことがしたい場合などには、ヘッドホンを付けて配慮したり、衝立で区切るなどの工夫をすれば、ちょっとしたコワーキングスペースのような空間をつくることもできます。
冬はお金が貯まる時期?
寒いと外出が億劫になり、家にいる時間が長くなりがちです。家にいれば、光熱費はかかりますが、外出した時の出費と比べれば微々たるものでしょう。
家で趣味に時間を費やしたり、のんびり読書をしたりと、家の時間を楽しむ方法は人それぞれです。特に思い浮かばないという人は、節約に結びつく過ごし方はどうでしょうか。
作り置きレシピに挑戦!
料理が好きな人はもちろんですが、それほどでもない人は、普段の食事で楽ができると思って作り置きにチャレンジしてみてください。冬は食材も傷みにくいので、作り置きおかずや常備菜を作るのにうってつけです。まとめて作れば、食材や手間、時間を節約できるなど、いいことだらけです。
★おすすめ簡単常備菜
<甘酢れんこん>
材料…れんこん300g
A(酢…大さじ4、砂糖…大さじ2、和風だし…小さじ1、輪切り唐辛子少々)
1.皮をむいて輪切りにしたれんこんを酢水にさらします。
2.水気を切ったれんこんを水から茹でます。
3.れんこんが柔らかくなったらざるにあけ、Aであえてできあがり
冬は断捨離効果も大きい
クローゼットの奥の方に入れっぱなしになっているコートやダウンなどはありませんか?
「デザインが古くて長年着ていないけれど、リバイバルが来てまた着れるかもしれない」と捨てずにとってある衣類は、この際思い切って処分してしまいましょう。
着ていないコート類は思い切って売る
なぜなら、リバイバルしたとしても、昔の服がそっくりそのまま現在の流行ファッションになるわけではないからです。流行は20年周期で繰り返されると言われていますが、ファッションテイストが繰り返されるだけで、素材は変わっていたり、微妙にサイズ感が違ったりするので、同じテイストに見えて「なんか違う!」となってしまうのです。また、年齢が上がることでその流行がもう似合わないこともあります。
冬服は値段が高いこともあり、オークションサイトやフリマアプリを使えば高値で売れることもあります。嵩張るコートやダウンを処分すれば、クローゼットがすっきりすることでしょう。
いかがでしたか?
電気代の節約から、冬ならではの節約方法までご紹介しました。今年の冬はいつもよりちょっぴりお金が貯まりそうですね。