なかなかお金が貯められない・・・という人も、自動で貯金ができるとしたら嬉しいですよね。一度ルールを決めて設定するだけで、気が付いたらお金が貯まって行く自動貯金アプリについて、わかりやすくお伝えします。
今年は自動貯金アプリで貯金美人になっちゃいましょう!
知らないうちにお金が貯まる!?
自動貯金アプリとは
2019年1月27日
そもそも自動貯金アプリって?
フィンテックサービスが発達してきて、私達を取りまく金融サービスもいろいろなものが出てきています。スマートフォンで利用できるアプリは、手軽に利用できて便利です。その中でも最近人気が出てきているのが「自動貯金アプリ」というもの。
家計簿アプリと何が違うの?
スマートフォンのアプリで家計管理ができる家計簿アプリ。今ではすっかりお馴染みになりました。利用されている人もいるのではないでしょうか?
家計簿アプリは、レシートを撮影するだけで自動的に支出を取り込んでくれて、銀行の口座やクレジットカードの情報を紐づけることで、面倒な支出の記録を自動的に見える化してくれるというものです。
正確に支出が記録されるので、ムダ遣いを減らせることができるメリットがありますが、自動的にお金を貯めていってくれるという機能は家計簿アプリにはありません。
貯金もしたいなら「自動貯金アプリ」
自動貯金アプリは一言で言えば、ルールを決めて一度設定をしておけば知らず知らずのうちに貯金ができるというものです。
例えば、毎日コンビニでコーヒーを買うつもりで100円を貯金箱に入れよう、と思っていても、つい忘れてしまったり、小銭がなかったりして途中で止めてしまったと言う人もいるでしょう。
でも、貯金アプリを利用することで毎日少額を自動で積み立てをしたり、貯金のゴールを設定して後は自動で積み立てをしたりなど、様々なメニューを利用して自分に合った貯金をすることができます。
人気自動貯金アプリは?
では、実際に自動貯金アプリを利用する場合、どのようなアプリがあるのでしょうか。
finbee(フィンビー)
finbeeは、株式会社ネストエッグが提供しています。2016年4月に設立してからというもの、さまざまなメディアでも取り上げられ利用者が急増しています。
finbeeの特徴は、メニューが豊富だということ。
貯金する頻度と金額を設定することで自動的に貯金ができるのはもちろん、カード払いの端数で「おつり貯金」をしたり、Appleヘルスケアアプリと連携したり、1日に歩いた歩数に応じて「歩数貯金」をすることができます。
その他にも、よく行く場所を登録しておくと、その場所に近づいた時に自動で貯金をしてくれる「チェックイン貯金」やあらかじめ、1カ月にデビットカードで使う上限金額を設定しておくことで、その月のカード利用額の差額を貯金できる「空き枠貯金」など、自分のライフスタイルに合わせて様々な貯金メニューを選ぶことができます。
例えば、頑張って歩くことでその分たくさん貯金ができたら運動不足も解消され、一石二鳥ですね。
貯金のルールは、設定した後も変更することができるので、まずは興味があるメニューを登録して、楽しく続けられそうな方法を探してみるといいでしょう。
しらたま
家計簿アプリでお馴染みの株式会社マネーフォワードが提供しています。
「しらたま」と聞くと、なんだか美味しそうなイメージですが、お金が「しらずにたまる」ところから「しらたま」と名付けられました。お出かけや自分へのご褒美を実現することで、貯金を楽しみながら人生を楽しむことを目指しています。
「しらたま」での貯金の仕方は2種類あります。
1つめは、自分では貯金が続かずに挫折して、どれくらい貯金したらいいかわからない人にピッタリの、毎日小銭から貯金できるタイプ。
そして2つめは、おつりを貯めていくタイプの貯金方法です。例えば500円で設定しておくことで、470円を支払った場合におつりの30円を自動的に貯めていくことができます。
知らず知らずの間に貯金ができるので、今まで貯金をしたことがない人や、銀行口座にお金が残ったままの人におススメです。利用額の設定は、100円、500円、1,000円から選ぶことができます。普段、自分がどのような金額の買物をよくするのかで、設定額を考えるといいでしょう。
おつり貯金を利用するためには、マネーフォワードと連携しているクレジットカードを利用する必要があります。
自動貯金アプリ、気をつけること
このよう便利に利用できる自動貯金アプリですが、気をつけたいことがあります。
自動貯金アプリは銀行口座と提携して利用しますが、今のところ連携できる銀行が限られています。 連携先の銀行口座を持っていない場合は、自動貯金アプリを利用する前に銀行口座を開いておく必要があります。
2019年1月現在、finbeeが提携している銀行は、住信SBIネット銀行、みずほ銀行、千葉銀行、北洋銀行、第四銀行、伊予銀行、百五銀行、中国銀行、東邦銀行です。
また、「しらたま」が提携している銀行は、住信SBIネット銀行です。
今まで自分ではなかなか貯金が出来なかったという人は、まずはこのようなアプリを利用して、楽しみながら貯金をしてみてはいかがでしょうか。