お金をもっと殖やしたい・・・。
誰もが思うことですね。
コツコツ節約してもなかなかお金が殖えず、ストレスが溜まるだけ。
そんなあなたに、知っているだけでお金が殖える方法をお伝えします。
これだけ知っていればお金はふえる!
一生使えるお金の知識
2018年12月30日
どうしてお金の知識が必要なの?
私たちは生まれてからこの世を去るまで、どんな場面においてもお金と深く関わって生きています。
今でこそ、学校でのパーソナルファイナンス教育(金融経済教育)の取り組みが始まってきていますが、多くの人は、そのような教育を受けることがないまま社会に出たのではないでしょうか。そのため「家計のやりくりの仕方がわからない」「資産運用の方法がわからない」と言った声をよく聞きます。
では、お金の知識があるとどのようないいことがあるでしょうか。
1.ムダな出費を減らすことができる
2.上手にお金を殖やすことができる
3.必要な時期に慌てずにお金を準備することができる
4.安心して老後を迎えることができる
5.怪しげな投資話に乗らずに済む
・
・
・
まだまだあると思いますが、お金の知識は一度しっかり学ぶと一生使えるスキルです。ぜひ、少しでも早いうちから身に着けておきたいですね。
FPと学ぶ6つのキホン
お金の知識を得る方法として、FP資格がおすすめ。
FPの資格を取るためには、6つの分野について深い知識が必要となります。
FPとしての深い知識までは必要ないですが、これだけは知っていてほしいと思うことを、6つの分野に分けてお伝えします。
ライフプランニング
結婚、出産、子供の教育、住宅取得など、人の一生にはさまざまな出来事があります。この出来事をライフイベントといいそれには多額の支出が伴います。特に教育資金、住宅資金、老後資金は人生の3大資金と言われています。この3大資金がいつ必要になるか、またそれ以外にいつどのようなお金が必要になるかを時系列でまとめた表をライフイベント表といいます。
そして、このライフイベント表をもとに、将来の収支状況と貯蓄残高の予想をまとめたものをキャッシュフロー表といいます。
キャッシュフロー表を作成するためには、将来退職金がいくらもらえるか、公的年金はいくらもらえるかなど調べる必要があります。 キャッシュフロー表を作成することで、ライフプランの問題点を明確にし、早めに対策をすることで将来の不安がなくなります。
保険
生命保険や損害保険をかけている人は多いと思います。生きて行くには、病気や自然災害などさまざまなリスクがありますが、万が一リスクが生じた時にダメージを軽減するためにかけるのが保険です。
とはいっても、必要以上に保険をかけることはムダな支出につながります。日本には公的保険があります。また貯蓄があれば対処できることもあります。
保険に加入する時は、「どのような保障が必要なのか」「どのくらいの保障が必要なのか」を明確にすることが大切です。
金融資産運用
2018年12月現在の大手銀行の1年定期の金利は0.01%です。お金を殖やすためには、自分で運用をする必要があります。初めて投資をする時は「損をするのでは?」と不安になるでしょう。でも、正しい知識を持つことでそれほどコワがらなくても済むのです。
投資をする時は、ライフプランに合わせて 「いつ」「何のために」「どのくらい」お金が必要かを考えて、目的にあった商品を選ぶことが大切です。 そうすれば金融機関の店頭で薦められるがままに商品を選ぶことがなくなりますよ。
税金
会社に勤務している人は年末調整があるため、税金のことを考えることが少ないかもしれません。でも、確定申告をすることで払い過ぎた税金を取り戻すことができたり、税金の制度を知っていることで後からお伝えする住宅取得や相続の時にもおトクな制度を利用できたりします。
税金の制度はよく変わるので、国税庁のHPを見るなど常に最新の正しい情報を取り入れていくことが大切です。
不動産
不動産を取得することは、一生のうちそう何度もないでしょう。そのため正確な知識を得る機会も少ないと思います。
不動産を取得する時に切り離せないのが税金です。
不動産を取得する時、所有している間、売却した時にそれぞれ税金がかかってきます。 不動産の税金の全体像を知っておくと、その時になって慌てずに済みます。
特に不動産を売却する時には譲渡所得がかかります。金額的にも大きいため、税金の負担を軽減するための様々な特例があります。期間が決まっているものが多いので、利用する時は最新の情報を知っておいてくださいね。
相続
まだまだ先のこと、と思っていても、いつかは降りかかってくる相続。仲良しの親族が相続で揉めることは避けたいですね。
とは言っても、やはり「遺産はどうなっているの?」とは聞きづらいでしょう。そのような時に、親子でエンディングノートを書きながら相続について話すキッカケを作ると言うのも一つの方法です。その上で必要があれば遺言を書いてもらうといいでしょう。
これらの知識は一生役に立つ知識です。一人では難しいという人はFPと一緒に勉強するのもいいですね。ぜひ、知識を身につけてお金を殖やしていってくださいね。