大好きな彼との結婚にあこがれる女性は多いと思いますが、やはり気になるのはお金のこと。結婚式にはいくらかかるの?みんなの平均貯金額はどのくらい?など、結婚式の最新お金事情をお伝えします。
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結婚にかかるお金のあれこれ
2018年12月5日
結婚の多様化
結婚式のスタイルは、時代とともに変化しており、現在はさらに多様化しています。たくさんのゲストを呼ぶ王道ホテル婚から、親族や一部友人だけで行うアットホーム婚、リゾート婚やフォト婚など、自分たちにあったスタイルで、理想の結婚をしたいですよね。
結婚には大きなお金がかかりますが、実際はどのくらいの費用が必要となるのでしょうか。最新の結婚事情を見ていきましょう。
結婚費用の平均が知りたい
ゼクシィ結婚トレンド調査2018によると、挙式、披露宴・披露パーティ総額は平均357.5万円となっています。さらに、首都圏において、結納・婚約から新婚旅行までにかかった費用の総額の平均(推計値)は488万円という結果に。
ここ5年間ほどは、結婚にかかる費用は高水準を維持しています。結婚全体を通じて、しっかりお金をかけて、人生の節目を迎えているカップルが多い状況が読み取れますね。
結婚までに、どのくらい貯金しているの?
総額で500万円近くかかる結婚ですが、すぐに準備できる金額ではありません。理想の結婚式をあげるためには、パートナーと協力して、コツコツお金を貯蓄し、ある程度結婚費用を貯めていかなければなりませんね。
先の調査によると、結婚費用(結納、挙式、披露宴・披露パーティ、二次会、新婚旅行)のため、夫婦で「貯金していた」人は89%でした。
そして、結婚費用として貯金をしていた人のうち、その貯金額は、平均345.7万円となっています。貯蓄額は、「100~200万円未満」と「200~ 300万円未満」がともに19%で最も高く、「300~400万円未満」が17%、「400~500万円未満」と「500~ 600万円未満」がともに14%となっています。
現在の女性の平均初婚年齢は29.0歳(厚生労働省の平成28年度人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況)。ですので、社会人として働くようになってから、約7年間で、パートナーと合わせて、年間50万円弱(345.7万円÷7年間)を貯蓄している計算になりますね。
結婚費用の貯め方
心から満足する結婚をするためには、しっかりと貯金をしておくことが理想です。毎月の生活で精一杯で、結婚費用まで貯蓄している余裕はない!と感じる方もいるかもしれませんが、ちょっとした工夫を行えば、将来の結婚式のために、お金を貯めることは可能ですよ。
誰でも挑戦できるオススメの方法は、「先取り貯蓄」です。これは、毎月お給与が振り込まれた段階で、貯蓄分を別口座に移してしまい、そのお金はなかったものとして1か月間生活をします。
先取り貯蓄は、お給与の20%が目標です。手取り収入が20万円の方は、4万円(20万円×0.2)となります。
毎月4万円を先取り貯蓄することができれば、1年間で48万円(4万円×12か月)、22歳から働き出して30歳で結婚とすると、8年間で384万円(48万円×8年間)も貯めることが可能です。
これだけ貯めることができれば、結婚資金として、十分活用することができますね。自分のお給与から、できる範囲で貯金をスタートしてみてはいかがでしょうか。
こんな結婚式もあり
実際には、結婚の際に、親などの親族から資金を援助してもらうカップルも多く、すべて自分たちで結婚費用を用意しなくても良いケースは多く見られます。また、あまり貯蓄が少なくても、工夫次第で、自分たちらしい結婚式を挙げることは可能です。
お金をかけずに結婚というイベントをお祝いしたい方には、フォト婚がオススメ。衣裳レンタル費用、メイクアップ費用、写真撮影費用など、総額20万円前後でできるプランも用意されています。「おめでた婚」で時間がない方にもぴったりですね。
また、衣裳やペーパーアイテムなどを安く調達し、親族だけで行うレストラン婚なども、大きなお金をかけずに結婚式を挙げることができます。
自分たちの貯蓄額や、親から援助してもらえる金額を明確にし、予算内で無理なく結婚式を計画するのが成功のポイントです。パートナーや家族の方とよく話し合い、自分たちの理想の結婚式を検討してみましょう。
いかがだったでしょうか。みんながどのくらい結婚式にお金を使っているのかがわかると、結婚に対して具体的なイメージがわきやすくなりますね。人生の一大イベントである結婚を満足できるものにするために、お金はもちろん、様々な結婚スタイルのリサーチをするなど、早め早めに準備をスタートさせましょう。