秋の行楽シーズン到来!さまざまなところで行われている秋のイベントを楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。シルバーウィークにイベントや旅行に出かけて楽しく過ごし、ふと日常に戻った時、お財布の中身や口座残高を見て「まずい‥!」と感じている人はいませんか?そんなアナタのために、これから気をつけたいポイントについてまとめました。
「あ!お金を使いすぎた!」
次の日から出来る行動3選
2016年10月6日
これから必要なお金を把握しよう
毎月、お給与やボーナスが支払われると、あればあるだけお金を使ってしまってはいませんか? 夏休みから秋の行楽シーズンにかけて、ついついお金を使いすぎてしまった人は、ここでちょっと反省して、お金を貯蓄する習慣を見直してみましょう。
まず大切なのは、自分がこれから将来にむけて必要なお金を把握し、お金を貯蓄していく目標額を決めること。 目標がしっかり定まると、貯蓄する意欲も湧いてきますね。
例1:子供にかかる教育費を考える
例えば、小さなお子さんがいるご家庭では、子供が幼稚園から大学を卒業するまでにかかる学費を計算してみましょう。
幼稚園から大学までの19年間にかかる教育費を見てみると、最もコストが低いのは、すべて公立学校に進学するケースですが、それでも約1,000万円かかります。
最もコストが高いのは、すべて私立に進学するケースで、理系の大学なら、約2,500万円かかることも。 急にこんなに多額のお金を用意することは難しいので、何年後までにいくら必要かを把握して、早め早めに貯蓄していくことが重要ですね。
例2:自分の老後資金についても考える
また、自分の老後資金についても、計画的に準備していく必要があります。平成25年に生命保険文化センターが行った意識調査によると、夫婦2人で老後生活を送る上で必要と考える最低日常生活費は、月平均22.0万円となっています。
さらに、レジャーや趣味などに使うお金を考慮した場合、ゆとりある老後生活を送るための費用として、毎月平均で35.4万円が必要に。
年金だけでは足らない分を自分たちで用意しなければいけません。老後はまだまだ先と思っていても、教育資金同様に、急にお金を準備することはできません。 働き盛りの今のうちからお金を貯めることが大切ですね。
必要な目標額を決めて、あればあるだけお金を使ってしまう毎日から脱却しましょう。
そのお金は浪費?投資?チェックしよう
ちゃんとお金を貯めたいけれど、毎月のお給与だけでは貯蓄する余裕がない!という方は、一度立ち止まって、日々の自分のお金の使い方をチェックすることが重要です。
例えば、時間がなくてついつい乗ってしまったタクシー代、家から水筒を持参せずにカフェで毎日買ってしまうコーヒー代、自炊するのが面倒くさくて、ついつい外食してしまう食費など、気が付かないうちに無駄遣いをしてしまってはいないでしょうか。 生活を少し見直すだけで、自分が知らずに行ってしまっている浪費を見つけることができますね。
自己投資のお金は良いお金の使い方
逆に、将来の自分のために行っている投資は、お金の無駄遣いではなく上手なお金の使い方です。英会話学校や専門学校に通ってスキルアップをはかったり、ヨガ教室やジムに通って運動して、健康な体を維持する活動は、自分に必要な投資と判断して、気持ち良くお金を使いましょう。
浪費と投資を見極めて、上手なお金の使い方をするのがポイントですね。
たまには自分にご褒美も!
毎日厳しい節約生活に一生懸命になりすぎてしまうと、生活に潤いがなく、ストレスが溜まってしまう人もいるかもしれません。衝動買いをしてしまったり、無駄使いをしてしまったりと、逆に貯蓄を続けることが難しくなってしまいますね。そんな方は、たまには自分にご褒美をあげることも大切です。
例えば、毎日ランチはお弁当持参だけど、週に1度はおしゃれなレストランでランチをする、年に1回は海外旅行に行くなど、適度にお金を使って楽しく過ごすことが、貯蓄を長続きさせるポイントです。息抜きをしながら、お金と上手に付き合っていく習慣を身につけるようにしましょう。
さらにおトクに自分へのご褒美を楽しみたい方は、株主優待制度を上手に使う方法もあります。株主優待制度について詳しく知りたい方は、「お金を使わず非日常を株主優待でストレスとサヨナラ!」をチェックしてみて下さいね。
いかがだったでしょうか?夏休みや秋のイベントで、最近お金を使いすぎてしまった方は、まず自分ができるところから、コツコツと貯金習慣を身につけていくことが重要です。今回の記事を参考に毎日のお金の使い方を見直して、ぜひ明日からの行動につなげていって下さいね。