「ミニ保険」という言葉を聞いたことはありますか?
最近では、少額でいろいろなリスクに備える保険がたくさん発売されています。
もしかしたら、あなたの暮らしに役に立つ保険があるかも!?
「ミニ保険」の種類と便利な利用方法をお伝えします。
あなたにピッタリの保険があるかも!?
ミニ保険とは
2018年9月30日
ミニ保険とは
ミニ保険とは別名少額短期保険と言います。
ミニ保険は、生命保険・損害保険に属さない第三分野の保険で、2006年4月に施行された改正保険業法で新たに認められました。
保険金額が少額で、保険期間が1~2年と短いことが特徴です。
そのため、大手の生命保険会社や損害保険会社が扱っていないニッチな分野を扱う保険がたくさんあります。
あなたの暮らしに役立つミニ保険は?
現在では多くの種類のミニ保険が発売されていて、内容も様々です。
その中から、女性の皆さんの暮らしに役に立つミニ保険を紹介します。
地震補償保険Resta
先日も北海道で大きな地震がありました。今後も、いつどこで地震が起こるかわかりません。
通常、地震保険は火災保険に付帯する形でないと加入できず、火災保険の保険金額の30%~50%の範囲でないと補償されません。実際に地震で家が全壊した場合、保険金だけでは元の生活に戻るには不十分でしょう。
SBIリスタ少額短期保険株式会社の「地震補償保険Resta」は、単独で加入することができます。 また通常の火災保険に上乗せすることも可能です。
世帯人数によって選べる保険金額が違うこと、また一部損懐は補償の対象外となりますが、今の地震保険だけでは不安な人は上乗せを考えてみてはいかかでしょうか。
不使用チケット費用補償保険
ずっと前から楽しみにしていたコンサート。なのに、当日出張と重なってしまった。当日まさかの急病で行けなくなった。せめてチケット代だけでも返金されたら・・・。
AWPチケットガード少額短期保険株式会社の「チケットガード」は、そのような場合に購入したチケットのキャンセル代を補償してくれる保険です。
この保険を利用するためには、チケットぴあでチケットを購入し、購入後5日間(120時間)以内に保険に加入する必要があります。
支払対象となる事由は、チケットを使用する本人や家族の病気やケガによる入院や通院、チケットを使用する本人の急な出張、イベント当日の交通機関の遅延などです。当然ですが、多めに購入したチケットが余ったから、というのは支払事由になりません。
保険料の目安はチケット代金が5,000円の場合560円からです。高額なディナーショーなどは利用する価値があるかもしれませんね。
レスキュー費用保険
これからの行楽シーズン、レジャーの一つとして登山を楽しむ人もいるのではないでしょうか。気軽に登山が楽しめるようになった反面、万が一遭難してしまい救助を依頼した場合、莫大な救助費用が請求される場合があります。
日本費用補償少額短期保険株式会社の「レスキュー費用保険」は登山やアウトドアスポーツなど、日本国内での野外活動中(海の活動を除く)に遭難事故に遭った場合、捜索・救助に要した費用に対して保険金が支払われます。
年間保険料は4,000円で最大保険金額300万円、捜索・救助対応費用5万円が補償されます。
事故や遭難がないにこしたことはありませんが、万が一の場合に備えておくと安心ですね。
弁護士費用保険
日々の生活の中でトラブルに巻き込まれてしまった場合、自分の力では解決できない事もあるでしょう。法的に対処したくても、自分で弁護士費用を支払うとなると高額になるため、泣き寝入りをせざるを得ないとしたら悔しいですね。そのような場合、弁護士費用を補償してくれる保険があります。
プリベント少額短期保険株式会社の「Mikata」は様々なトラブルや被害などに遭った場合に、弁護士への相談料や委任費用を保険金として支払ってもらえます。1カ月2,980円の負担で、弁護士に気軽に相談できるのであれば安心ですね。
ただし、保険に加入する前から生じていたトラブルは適用されないので注意が必要です。
ミニ保険、気をつけることは?
このように手軽に加入できるミニ保険ですが、気をつけておきたいことがあります。
通常、生命保険会社や損害保険会社は保険契約者保護機構への加入が義務付けられており、万が一保険会社が破綻した場合は契約者が保護されます。
生命保険会社の場合は責任準備金(将来支払う保険金等のために積み立てておくお金)の90%まで、損害保険会社の場合は保険の種類によって異なりますが、保険金の80%から100%を補償してもらえます。
しかし、少額短期保険業者には加入の義務がありません。 そのため、万が一保険会社が破綻してもお金が返ってこないということになります。
ミニ保険を契約する時は、本当にその保障が必要なのかしっかり検討するようにしましょう。
このようなミニ保険は、これからもいろいろな保険が発売されることと思います。自分の生活に安心を与えてくれる保険があるか、常にアンテナを張っておくといいですね。