美や健康を大切にする女子は、野菜ケーキや新鮮野菜で有名なカフェなど、野菜関連の情報に敏感。
野菜ソムリエの資格を持つ芸能人が多いなど、生活に身近な存在でありながら、どこかおしゃれな響きを感じさせるところも野菜の魅力の一つではないでしょうか。
おいしく野菜を摂りながら、毎月の食費支出バランスをうまくコントロールしていきたいですね。
野菜と仲良くつき合う生活上手美人でいるためのコツをご紹介します。
美も健康もお金も大切にしたい!
野菜と仲良くつき合う生活上手美人とは
2018年7月6日



野菜をどれくらい食べている?
生活習慣病を防ぐための量とは
美しく健康的な女性には、野菜を毎日しっかり食べているというイメージがありますね。自分も野菜を食べているのに美や健康の効果が感じられないという人は、食べている量の不足を疑ってみましょう。
生活習慣病を予防し、健康的な毎日を送るために必要とされる野菜の量は350g/日以上です。この量を食べていれば、体や肌の調子の良さを維持しやすくなります。しかし、厚生労働省の調査によると、現在の成人女性の平均摂取量は270g/日。20%以上も不足しているのです。
「私が食べている野菜の量も少なめかもしれない」と心当たりのある人は、1日あたり小鉢5~6皿分の野菜を摂るように食生活を改善してみましょう。
出典:厚生労働省
自炊ならたっぷり食べられてお財布にも優しい
素敵なレストランでいただく野菜料理は、おしゃれな見た目を楽しみながらおいしく食べられるものですね。とはいえ、やはり自炊のほうが食費支出を抑えながら野菜をたっぷり食べられます。
例えば家でサラダを食べるとき、シンプルなグリーンサラダばかりにしていませんか。そんな人は、ベーコンをカリカリにしてトッピングしたり、ガーリックソテーにしたキノコやアボカドをトッピングしたりなど、一手間を加えたバリエーション豊かなサラダ生活に変えてみる方法がおすすめ。
外食で出合う野菜料理にも、自炊生活をより楽しめるようになるヒントが隠れているものです。外食時に、その場で食べる楽しみだけでなく「これなら家でもできるかも」と週末メニューやトッピングに追加するイメージを楽しむクセをつけてみてはいかがでしょうか。
ワンパターンにご注意
地域によって変わる消費量
誰でもそうですが、特に意識しないでいると家での野菜料理はワンパターンになりがち。仕事で忙しいと買い物さえ短時間で済ませなければならず、パパッと同じ食品ばかりを選んでしまいますね。
食品の選び方の偏りを感じさせる話として、食品消費量の地域差についてご紹介しましょう。総務省の家計調査によると、高知市では全国平均の約4倍のカツオが消費され、佐賀市では全国平均の約3倍のタイが消費されています。
野菜の例でいうと、白菜の消費が多いとされる地域は堺市、京都市、大阪市などです。さつまいもは、徳島市で突出して多く消費されています。各家庭によっても野菜の選び方に偏りのある様子が容易に想像できますね。
スーパーの野菜売り場を訪れたとき、これまでなんとなくスルーしていた野菜にも目を向けてみると野菜料理の広がりを得られるかもしれませんよ。
出典:総務省統計局
レパートリーを増やすと一石二鳥に
これまで買っていなかった新しい野菜を料理に使おうとすると、どんなレシピがあるかと気になり料理のレパートリーを増やすきっかけとなります。また、旬の野菜は安くておいしいため、同じ野菜を使うときでも和食、洋食、中華など複数のレシピを活用したいもの。
新しいレシピへの挑戦を面倒に感じる人もいるかもしれませんが、毎日の食生活をランクアップできるとお腹だけでなく心も満たされます。婚活市場においても料理上手女子は喜ばれるはず。料理のレパートリーを増やすメリットの大きさは侮れないと思いませんか。
野菜料理のレパートリーを増やしたいなと日頃から考えていると、八百屋さんや産直野菜販売所の人に「どんな食べ方がおすすめですか」と自然に質問できるようになりますよ。おいしく簡単に野菜を食べられるコツを気軽に教えてもらってみてください。
生活スタイルに合わせた工夫を
冷凍しても栄養的には問題なし
楽しく十分な量の野菜を摂り続ける生活を維持するためには、無理は禁物。仕事が忙しい人の場合、買い物の回数が限られるだけでなく料理の時間にも余裕がないものです。そんな人におすすめなのは、冷凍野菜を賢く使う方法。
市販の冷凍野菜は意外と安価です。また、週末の時間を活用して生鮮野菜を自分で冷凍できれば、納得した産地を選びやすくなりますね。都合に合わせて好きな方法を選びましょう。
シンプルな調理法や味つけで楽しむときは生鮮野菜のおいしさにかなわないものの、カレーやトマト煮込み、煮物、味噌汁などであれば冷凍野菜でも十分満足な味で楽しめます。
カットする時間を省略でき、時短料理としても大活躍の冷凍野菜。気になる栄養価についてですが、生鮮野菜に比べて大きく劣るわけではないため安心して利用してくださいね。
出典:国民生活センター
野菜ソムリエが気になる?
もっと野菜に詳しい女子になりたいと、野菜ソムリエ資格が気になっている野菜好き女子もいるかもしれませんね。野菜ソムリエは有名芸能人が取得していることで有名な資格の一つですが、取得には費用がかかります。
野菜ソムリエ資格取得のためには、日本野菜ソムリエ協会の講座を受講しなければなりません。野菜ソムリエコースで148,000円、野菜ソムリエプロコースで320,500円の受講費用が必要です。
もちろん、資格がなくても野菜に詳しい人はいっぱいいます。野菜とのつき合い方は人それぞれ。しっかり勉強してみたいと思う人は資格チャレンジするもよし、お金をかけずに野菜とつき合う生活上手美人を目指すもよし、自分なりのライフスタイルに合わせて選びましょう。
当たり前のようにお世話になっている野菜ですが、選び方や食べ方を少しずつ変えていくだけで、つき合い方をグンとランクアップできますよ。野菜とうまくつき合う生活上手美人になると健康になって肌つやが良くなり、食事もより楽しめるようになるため、とてもおトクです。
生活をより豊かにするための野菜とのつき合い方を、ぜひ工夫してみてください。