毎年夏の恒例番組といえば24時間テレビではないでしょうか。熊本地震、東日本大震災などを経験してきた我々にとって、「ボランティア」や「寄附」は以前よりより身近なものになったのではないでしょうか?
「寄附はしたいけど、なかなか動くことが出来ない…」。そんな貴方に朗報です。普段ためているポイントで、寄附ができるって知っていましたか?
デキる大人の社会貢献
知らずに貯まったポイントが誰かの命を救う
2016年8月5日
これなら私にも出来る!あたらしい寄附のやり方
フェイスブックやLINEなどで落ち込んだ書き込みをして、遠くの誰かから励ましの言葉をもらう…こんな経験ないですか? SNSの普及に伴い、「繋がり」の輪が簡単に広がるようになるとともに、ヘルプを求める誰かをサポートすることも日常茶飯事になりましたね。 寄附だって同じ。 自然災害のニュースに心は痛むけど、何も出来ない……デキる大人はそんな無力な存在ではありません。
わざわざ募金に行くのは面倒だし、忙しいし、という人だって簡単、手軽に寄附活動ができるようになりました。 そのひとつがポイント寄附。 いまや買い物はもちろん、公共料金や電気代などの支払いに使え現金同様の存在になってきているポイントの使い道が寄附にまで広がってきています。
Tポイントで一円から寄附ができる!
例えば、ヤフーネット募金では貯まったTポイントを使って1ポイントから寄附が可能。 寄附金額は1ポイント=1円で分かりやすいですね。もちろんTポイントのサイトから直接ポイントを寄附に利用することも可能です。 もちろん寄附先は災害支援だけではありません。 生まれながらに難病を抱える小児の手術費用のための募金や、女性の健康を守る子宮頸がんプロジェクト募金、親を頼れない子供達を支援する活動など、寄附の目的も多様です。 日常の買い物などでポイントを貯めている賢い女子は多いはず。知らない誰かのために自分のポイントを使ってみるのもいいのではないでしょうか。
えっ?!日常のこんなポイントも寄附できる?
大きな自然災害が起こると募金を募り、私達を代表して寄附金を送ってくれる企業が多くあります。 しかしこれらは特定の災害支援に対する、期間限定の寄附の場合がほとんど。 それに対して、さまざまなクレジットカード会社では、ポイント交換アイテムのひとつに「チャリティ」を選べることができるって知っていましたか? チャリティの先は日本赤十字社やユニセフなどの公益法人。 世界中の誰かをいつも支援する活動をしている団体なので、期限はなく、いつでも寄附をすることができます。 その他にも日常の生活で貯まるポイントを日本赤十字社やユニセフなどの公益法人に寄附することができるって知ってましたか?
ビューポイント
毎日の通勤や週末旅行で乗車機会の多い電車JRが発行しているビューカードをご存知ですか? 定期券などの購入や、駅構内の買い物などでビューカードを利用すると、ビューポイントを貯めることが出来るのですが、そのポイントを寄附に使うこともできます。
サンクスマイルポイント
また、生命保険会社でも同じくポイントを使った寄附ができます。 日本生命では契約内容確認に協力するとポイントが貯まるサンクスマイル制度を導入しています。 サンクスマイルで貯まったポイントを日本赤十字社やユニセフへの寄附として使うことができるんです。
投資をしても寄付ができる?!
証券会社で投資信託や株式の取引に応じて貯まるポイントだって同じく寄附ができちゃいます。 マネックス証券で投資信託を購入したり、株を保持した際に手に入れることができるポイントも、日本赤十字社に寄附することが出来ます。
ワンクリックでもっと簡単に寄附ができる
また、ポイントだけではなく、たったワンクリックで寄附もできます。それが、クリック募金。 企業のホームページ上にある決められた箇所をクリックすると、クリックされた回数に応じてその企業が人道支援や環境問題等に取り組む団体に寄附をするというもの。 主に社会貢献や環境貢献への取り組みに積極的な企業が取扱をしています。 手軽にできるポイント寄附や一般的な寄附は、寄附者自身がお金やポイントを提供するものですが、クリック募金は寄附する人はクリックをするだけで金銭の提供がありません。 キャノンや家庭用ミシンのブラザーなど、多くの人が知っている企業などもクリック募金を取扱っていると思えば、きっとワンクリックできるはず。
インターネットで「クリック募金」と検索すれば、実施企業が見つかりますよ。 自分にあった形ではじめられる「寄附」。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?