新年度がスタートし、環境や心境の変化があった人も多いはず。 ちょっとお疲れ気味ではないですか? こんな時は、新たに貯金や投資を始めたり、節約を強化するパワーはないですよね。 まずは日々を快適に過ごせる暮らしを整えることから始めましょう。
ひとり暮らしOL必見! 今日の疲れを明日に持ち越さない、5月病も吹きとばす、快適な日々を過ごすための簡単なやりくり術をご紹介いたします。
5月病を吹きとばせ!
ひとり暮らしを快適にする
簡単やりくり術
2018年5月4日
5月病とは?
5月病(ごがつびょう)とは、新しい環境に適応できないことで起こる精神的な症状の総称です。新年度の4月に入学や就職、異動、ひとり暮らしなどで新しい環境への期待があり、やる気はあるものの、その環境に適応できないでいると、GW明け頃から、うつ病に似た症状が現れることから「5月病」と言われるようになりました。医学的な診断名としては「適応障害」「うつ病」と診断されます。
原因
原因は「ストレス」です。新しい環境になり、その変化に適応しようと知らず知らずに頑張っています。新しいクラスに馴染めるように気を遣っていたり、入社した先の上司や先輩、同僚たちに気を遣っていたり、異動で通勤の経路や時間が変わったり、取引先の担当さんが代わったり、誰しも多かれ少なかれ、気を張って頑張っている時期なのです。その状態が続いているところに、長期休暇のGWがやって来ます。気がゆるみ開放され、それまでの疲れがどっと出てきます。身体的症状(不眠・めまい・食欲不振・動悸など)が出てくることもあるので要注意です。
対策
対策は「ストレスの発散」と言いたいところですが、それでは根本的解決にはなりません。根本的な対策は「ストレスのない暮らしをする」「自分らしく暮らす」ことです。几帳面でキッチリしている、真面目で責任感が強い、内向的で感情を出さず周りに合わせてしまう、、、こういった性格の人が、ストレスを溜めやすい感じやすい傾向にあるようです。あまりストレスを溜めたり、感じたりしないで、自分の心地よさや好みを知って、自分らしく快適に暮らすことを心がけましょうね。
快適に過ごす簡単やりくり術
衣
はじめに「衣類」です。クローゼットがぎゅうぎゅうで溢れかえっていませんか?それを見るだけでも日々ストレスですよね。多種多様なコーデを取り揃えオシャレを楽しむのも良いですが、今ある衣類の全てを把握できないようでは快適な暮らしとは言えません。買った時の金額に関係なく、着心地がよかったり、手入れが楽だったり、気に入ってよく着ている物だけを残し、クローゼットにスッキリ収まる量にしましょう。
これから買う時も、流行だけで選ぶのではなく、いろんな季節や気候に重宝し、いろんなコーデに合わせられる物を買い足すといいですね。
食
次は「食事」です。冷蔵庫に食材が溢れかえっていませんか?それとは逆に、自炊せず買ってきたお弁当ばかりでゴミが溢れかえっていませんか?とはいえ新年度の慣れない環境でお疲れ気味なため自炊する元気がないのはよ~く分かります。
そんなあなたにおススメなのが「週末作りおき作戦」です。時間のかかる凝った料理でなくても、品数多く作らなくてもいいのです。例えば、今週はカレー、来週は具だくさんの味噌汁、再来週はミネストローネ。といったようにメイン料理になる1品だけを週末に約3~5日分作っておき、容器に小分けして冷蔵庫(夏は冷凍室)で保存しておくと良いですよ。新年度の歓迎会シーズン、身体にもお財布にも大助かりで快適なやりくり術ですよ。
住
次は「住居」です。ひとり暮らしの住居なので広いスペースではないはずです。家具や生活用品をあれもこれもと完璧に揃えていては、部屋の中が物で溢れかえってしまいます。家具も生活用品も、あなたがほぼ毎日使う本当に必要なものだけにしましょう。
また物が溢れかえっていると、掃除もおっくうになりがちです。汚れて散らかっている部屋は、日々の疲れがスッキリ取れずストレスも溜まってしまいます。また暑さ寒さに応じて、寝具やカーペット類をこまめに替えるのも必要です。暑すぎる部屋、寒すぎる部屋は、電気代もかかりますし、身体にも悪影響です。日々健康で快適に過ごすことは、節約効果も大きいのですよ。
今日の疲れを明日に持ち越さないために
ムリをしない
ムリをしてはいけません。新年度の環境の変化に合わせて「私も頑張ろう!」と気合いを入れたい気持ちも分かりますが、新しい環境に慣れるだけでも、もう充分頑張っているのですよ。帰宅後は、休息や睡眠時間をたくさん取って、身体も気持ちもリラックスして、今日の疲れを取りましょう。
他人と比べない
他人と比べてはいけません。ストレスのない快適な毎日を過ごしたいなら、自分らしく暮らすこと。自分らしく暮らすには、自分の心地よさや好みを見失わないこと。他人と比べたり、ニュースや雑誌などの情報ばかりに影響されていては、疲れが取れませんよ。
ダメ出しをしない
ダメ出しをしてはいけません。他人に対してではなく自分に対してです。自分を律して厳しい人は、他人からは立派な人に見えるかもしれませんね。ですが、特にこの時期は、他人の評価ばかりを気にして暮らすより、自分の幸福度や満足度を優先し、ストレスを作らず、疲れを明日に持ち越さない毎日を過ごしましょう。