食費節約のために大事なことは、「備え」です。家にある食品を工夫することで、空腹につられて会社帰りに高額な食品を買ってしまう浪費を防ぐことができますよ。
また、口にする食べ物は「元気な心」を作ります。栄養面でも優秀な食材を、簡単、上手に活用し、食費を節約しながら、美容と健康を手に入れましょう。
働く女子の食費を節約!
「ちょっと買って帰ろう」を
なくすためのアイデア5つ!
2017年5月24日
少しの工夫でお金もお腹も満たされる
空腹時の衝動的な買い物は、浪費につながります。「食べるものがないから」の不安を解消するために、「今日はあれを食べようかな」と会社帰りに思えるような食材を家に常備しましょう。いつでも使える気楽さが大事ですよ。
1. おにぎりの冷凍が便利!
まずは定番のおにぎりです。
常備食材:冷凍おにぎり、漬け物など
アレンジおにぎりも簡単冷凍
冷凍おにぎりは、忙しい女性にとっての必須アイテム。ラップで包んで握れば衛生面の心配も不要。レンジでチンするだけですぐにおいしく食べられます。塩おにぎりの他、わかめご飯にゴマを加えるアレンジもいいですね。
玄米おにぎりなら栄養効果が高まる
おにぎりと一緒に食べるための野菜の常備が少なく、胃の丈夫な人には玄米おにぎりがおすすめ。白米とは比べものにならないほど栄養豊富なため、体の中から元気になれますよ。玄米の消化負担が心配な胃の弱い人は、白米おにぎりに漬け物や具だくさんスープ、味噌汁などを添えて栄養を足しましょう。
2.だし茶漬けでおいしく元気に!
次はみんなだいすきだし茶漬け!
常備食材:だしパック(顆粒だし)、残りご飯、海苔、塩昆布、漬け物、鮭フレークなど
だしのうまみ成分に栄養あり
和食の基本となる「だし」。だしパックや顆粒だしでも手軽に使え、おいしく元気になれるところが魅力です。かつおだしにはイノシン酸、昆布だしにはグルタミン酸といううまみ成分があり、美肌や疲労回復などの栄養効果を得られます。
トッピング食材で工夫して
炊飯器に残っていたご飯や、電子レンジ解凍した冷凍おにぎりを活用して、だし茶漬けをいただきましょう。お茶碗にご飯を入れて、だしをかけ、海苔や塩こんぶ、漬け物をトッピングします。鮭フレークや、たらこもおいしいですね。鮭が安いときに買って焼いておき、ほぐしてからジップロックで小分け冷凍しておくといつでも使えて便利ですよ。
3. 洋風にするならリゾット!
和食だけではなく洋食も食べたい。そんな人にはこちらがおススメ。
常備食材:残りご飯、豆乳、チーズ、きのこ、パセリなど
固くなったご飯も気にならない
炊飯器のご飯は、炊きたてがおいしいですよね。余った分は冷凍しておくと後でおいしく食べられますが、うっかり放置して固くなってしまうことがあります。そんなときは、だし茶漬けの他、リゾット風にしてもおいしくいただけます。
栄養豊富な豆乳とチーズ
小鍋に余ったご飯と、ひたひたの水を入れ、コンソメを足して火にかけます。ご飯がやわらかさを取り戻した頃に豆乳とチーズを足しましょう。良質なタンパク質やマグネシウム、カルシウムなどを摂取することができますよ。冷凍パセリを刻んでのせると、彩りも美しいですね。気分によって、きのこリゾットやトマトリゾットなど、アレンジ自在。きのこも冷凍可能食材です。
4.冷凍食パンはトースター使用でおいしく食べられる
常備食材:冷凍食パン、トマトソース、ベーコン、ミックスビーンズ、ツナなど
安いときに買っておきたい食パン
安売りの食パンを見つけたとき、冷凍庫で袋ごと冷凍してしまえば、いつでも好きなときに食べることができます。厚切りの商品でなければ、トースターで焼くだけでおいしくいただけます。
すぐに使えるトマトソースを常備
作り置きのトマトソースを保存容器で冷凍(電子レンジで解凍可能)しておくか、「基本のトマトソース」のような、そのまま使用できる市販トマトソースを常備しておき、トーストに添えるおかずとして活用しましょう。
器にトマトソースを入れ、ベーコンやミックスビーンズ、ツナなど、そのまま使える好きな食材をのせ、最後にチーズをトッピングして電子レンジやトースターで加熱します。時間に余裕のあるときは、野菜を入れたミネストローネもおすすめです。
5.バナナとりんごは栄養豊富なフルーツ!
最後は生でも食べられる果物が登場です。
常備食材:りんご、バナナ、ヨーグルト、豆乳、冷凍ブルーベリーなど
ことわざで有名なりんご
「1日1個のりんごは医者要らず」と言われるりんご。栄養豊富で、風邪をひいたときにもすりおろしで使われる優秀フルーツです。疲れているときでも、半個くらいなら、さっと食べられ、朝寝坊した休日のヘルシーブランチとしても使えますよね。
ダイエットで人気のバナナ
バナナは食物繊維も含まれる栄養豊富なフルーツ。そのままでもおいしく食べられますが、ヨーグルトと合わせる、豆乳や冷凍ブルーベリーと合わせてスムージーにするなどすれば、飽きずに活用することができますよ。
ホルモンバランスを整えるためには、偏りのないバランスのとれた食事が大切です。体調はもちろんのこと、イライラなどの心の不調にも関係するため、おろそかにしないようにしましょう。
シンプルで保存の利く食材をうまく活用すれば、少しの手間で栄養をとることができますね。栄養の偏りが原因で起こる過剰な食欲をおさえることにもつながります。体も心も満足な食生活のために、「備え」を大事にしてみてくださいね。