節約していると「何を買う時もムダ遣いなのでは?と気になる」「本当に買っていいものが分からなくなる」という話をしばしば耳にします。そこで、節約上手さんたちに、「これを買ったことで、より節約に貢献できた」という意外なアイテムを紹介してもらいました。また、買うべきものと買わないほうがいいものの判断基準もご紹介します。
節約上手さんに聞いた!
「コレを買ったら節約できた」意外なアイテム5選
2021年10月29日
節約女子にありがちな悩み
節約女子のみなさんは、こんな悩みをお持ちではありませんか?
【コレってムダ遣い?と感じる】
買う前は、「この色が好き」「この素材で、このデザインに決めた」「これ安い、お買い得」と、ショッピングサイト等で念入りに調べ上げているのに、いざ買うとなると「コレってムダ遣い?」「コレが無くても困ることはないよね?」と躊躇してしまう。
【本当に欲しい物が分からなくなる】
機能は万全だけど値段が高いA商品。機能が万全とは言い難いけど値段が安いB商品。こういう場合にB商品を選択する傾向が強い。今の私が本当に必要としている物、本当に欲しい物はどれなのか、値段のせいで分からなくなる。
【買った後で後悔する】
自分なりに念入りに調べ上げ、実際の店舗で現物も確認し、値段も妥当だったので買って帰ったのに「もったいない買い物だったのかな」「もっと他に良い物があったのかも」と、後悔や迷いのほうが大きく、素直に喜べない。
「買うもの」と「買わないもの」の判断基準
この先、買い物する際に「買うもの」と「買わないもの」をどのように判断したらよいのでしょうか。判断のポイントをまとめてみましたので、迷ったときは自分自身に質問してみてもよいかもしれません。
楽しくなる?
例えば「一番気に入った色が完売だったので、別の色にした」「一番欲しかったものは予算以上の値段だったので、安い別のものにした」妥協して買ったものは楽しくないのではないでしょうか。本当に欲しい物だけを買うことで、今よりもっと楽しくなるはずです。
楽になる?
例えば「買ったはいいが収納場所に困る」「便利だけど重たくて使いづらい」買ったことで楽になるどころか負担が増えてしまうということはありませんか。特に、その季節にしか使わないもの、用途が限られているものは、収納場所なども考えて買いましょう。
幸せな気分になる?
例えば「みんなが持っているから」「持っていないと恥ずかしいから」という理由だけで買っても、あなた自身は幸せな気分になれないのではないでしょうか。流行や周りの状況に関係なく、あなたが本当に欲しい物、それを身につけるだけでハッピーになれる物を買うようにしましょう。
長く使えそう?
例えば「今シーズンしか着そうにない服」「すぐに壊れそうなアクセサリー」などは、買わないほうが得策かもしれません。買った金額ももちろんですが、いずれ着ない服や壊れたアクセサリーを処分することに使う時間や労力のほうが「もったいない」かもしれませんよ。
「コレを買ったら節約できた」意外なアイテム
最後に、「買ったら意外と節約につながった」というアイテムを探してみました。一見、生活必需品と呼べるようなものはないかもしれません。個々の生活スタイルと、先にお伝えした判断のポイントをクロスして検討してみると、意外なところに節約の糸口が見つかるかもしれませんね。
自転車
参考価格 28,000円 (26インチシティサイクル)
今までは電車やバスで通勤していたけど、コロナ禍で密を避けるために、自転車で通勤するために購入したという人が多いようです。通勤にかかる交通費を節約できるのももちろんですが、休日の過ごし方も変わるようです。なんとなく自家用車でショッピングモールに出かけていた休日が、自転車を購入したことで、サイクリングという趣味ができ、ガソリン代やレジャー費を節約できたそうです。
お鍋
参考価格 5,800円 (両手万能鍋)
コロナ禍、外食の機会も減り、自炊する回数が増えたことで、お鍋を新調した人もいたようです。その他にも、いつも使っているお鍋とは違い、ちょっと高価だけど、在宅ワークの合間時間にササっと食材を入れて煮込むだけで出来上がる万能鍋を購入したことで、外食だけでなく、テイクアウトやデリバリーに頼ることなく簡単に料理が作れるので、食費の節約になったそうです。
コーヒーミル・ドリップ
参考価格 2,000円 (ハンドドリップセット1~4杯分)
コロナ禍、不要不急の外出自粛や出勤する日数が減り、カフェに立ち寄る回数が減った人も多い中、自宅で「本格的な美味しいコーヒーが飲みたい」との理由から、コーヒードリップセットを揃えた人もいるようです。コンビニやカフェでの飲食代を節約できたのはもちろん、自宅でゆったりした気持ちになれる時間を持てたことで、日々の支出を振り返ったり、貯金計画を考えたりする時間もできたそうです。
お昼寝クッション
参考価格 12,000円 (ビーズクッション特大サイズ)
感染症予防対策に限らず、日々の体調管理は重要です。身体や心が健康でなければ、仕事もプライベートも思いっきり楽しめません。そのためにも、睡眠をしっかり取ることはとても大切なことです。疲れているなと感じた時は、無理せずにほんの数十分でも仮眠するのがおススメ。病気やストレスと無縁の生活は、医療費だけでなく、ムダな出費も抑えられるようです。
ワンピース
参考価格 3,900円 (ワンマイルカジュアルタイプ)
コロナ禍、自宅で過ごす時間は増えたものの、オンライン会議への参加や、近所に買い物に行くことはあるので、一日中パジャマで過ごすわけにはいきません。かといって今までのようなオフィス服もそれほど必要ありません。カジュアルだけどきちんとした着こなしに見えるワンピースを購入したことで洋服代がかなり節約できたそうです。
(※本ページに記載されている情報は2021年10月18日時点のものです)