365日貯金とは、1~365日の数字と同じ金額を、毎日貯金していくというものです。一度使った数字(金額)は使うことはできません。ただ、そうやってコツコツと貯金することによって、意外と貯まっていくものです。今回は、この【365日貯金】についてご紹介します。
今年こそ始めてみよう!
365日貯金!!
2020年1月31日
365日貯金とは?
まず、どんな形のものでもいいので貯金箱と1~365の数字を書いた表を用意します。最近ではかわいいデザインの表が売られていますので、それを利用するのもいいかもしれません。そして、1日1回、自分の好きな数字を選び、その数字と同じ額を貯めていく、というとてもシンプルな貯金方法です。
貯金したら、その数字を塗りつぶすというゲーム感覚で行えることも、「楽しみながら貯めていく」ということにつながります。ただし、一度選んだ数字を再度選ぶ(貯金額を違う日に再度貯金すること)は出来ませんので注意してください。また、必ず毎日行わなければいけないという決まりはありませんので、お財布の中に100円玉しかなく、100の数字はもう塗りつぶしている、といった場合は、100円を貯金箱に入れるとともに、49と51の枠を同時に塗りつぶし、次の日の貯金はせずに、その翌日に再開するということもできます。
いつもお財布の中にいろんな小銭があるとは限りませんので、お財布の中にある小銭をうまく使いながら、貯金ができるところも魅力です。ついでにお財布の中身を整理することにも役立ちますので、1円玉や10円玉が10枚お財布の中に入っていたりする場合は、一気に貯金してしまいましょう。
1年でいくら貯まる?
365日貯金の計算方法
ちょっと難しい計算式になりますが、365日貯金の計算に基づいているのは、等差数列といわれるものです。等差数列の初項から第n項までの和は
(初項+第n項)×n÷2
で求まります。
そうすると、1年で貯まる金額は
1+2+3+・・・+365
=(1+365)×365÷2
=366×365÷2
=183×365
=66,795
つまり、1年間で貯まる額は合計で66,795円となります。
続けるポイントは?
目標を立てよう!
順調に貯金ができれば、上の計算式のとおり1年後には66,795円貯まることになります。ならばそのお金を「何に使うか」という、目標を決めるとモチベーションを維持しやすくなります。自分の趣味に使うもよし、家族のために使うもよし、もし、もっと大きく貯めて使いたいのであれば、そのまま繰り越して2年3年と続けていく方法もありますね。
定期的にチェックをしよう!
小銭ばかりを貯めていくので、なかなか日々の実感がわかないのも事実です。ですので、できれば3ヵ月おきくらいである程度の目標額を設定し、実際にどのくらい貯まっているのかきちんとチェックをすることも大切です。チェックを行うことで、それまでの振り返りを行うこともできますので、貯金をしていることを実感しながら継続していくようにしましょう。
あくまでの自分のペースで!
365日貯金は無理せず貯めることができる点が魅力です。なので、苦にならないように、必要以上に義務感や責任感を感じないようにすることも必要です。「もし今日貯金できなかったら、明日きちんとまとめて行おう」という気分の切り替えも大切です。
365日貯金は「お財布に小銭があるな、これくらいの小銭だったら入金しても生活に支障が出ないかな」といった程度の感覚で続けていくことがポイントです。最近では「アプリで管理する方法」もあるようですので、まずは「楽しみながら貯めていく」ことを念頭において、無理のないように続けていきましょう。
(※本ページに記載されている情報は2020年1月31日時点のものです)