一般的に、エアコンは定期的に掃除をすれば電気代を節約できると言われていますよね。しかし、掃除を業者に依頼すると費用がかかりますし、逆に掃除をしないままだと余計な電気代を支払う事になってしまうでしょう。そこで今回は、自分で簡単にできるエアコン掃除のやり方とポイントについてまとめました。
誰でも簡単!
エアコンを自分で掃除して電気代を節約する方法
2018年6月19日
エアコンが汚れると性能が落ちるって本当?
エアコンにとって、ホコリは大敵です。エアコンのフィルターを掃除しないままだと、1シーズンだけで電気代が5~10%上がってしまう家庭もあるほどです。効率的に機能させるためには、定期的にホコリを取り除いてあげましょう。こまめに掃除をすれば、その分だけ、電気のムダ使いを減らせます。
業者に頼むと価格はいくら?
自分でエアコンの掃除ができない場合、業者に依頼したいと考える人もいるでしょう。では、エアコン1台の掃除を業者に頼んだ場合、料金はいくらかかるのでしょうか?
掃除業者に依頼するメリット
エアコンの奥からイヤな臭いがしたり、カビが発生して掃除の方法がわからなかったりする時に頼りになるのが、エアコンのクリーニング業者でしょう。
プロに掃除してもらえば、エアコン内部の汚れや臭いの元になるカビやホコリも、しっかり取り除いてもらえます。徹底的にエアコンを掃除したいという人は、業者に依頼するのも手段の一つでしょう。
しかし、エアコン掃除を業者に依頼した結果、予想以上に料金が高くついたというケースもあるようです。また、追加料金が発生するケースもあるので、最初に料金確認をしておきましょう。
業者に頼むといくら?
結論から言うと、エアコンの掃除料金は会社や地域によって違います。
大手業者であれば、1台あたり1万~2万円程度の費用がかかることもあります。一方で、地域型の個人業者であれば、5,000円程度で済むこともあるようです。少しでも料金を安く済ませたい人は、お近くの掃除業者に確認してみた方が安全でしょう。
また、オプションで抗菌コートなどを頼んで、その分の追加料金がかかったというトラブルも少なくありません。最初に、追加料金の有無なども確認しておいた方が安心できます。
自分で掃除をしたい時は
それでは、次に自分でエアコン掃除をする時の方法について見ていきましょう。この章では、掃除前に知っておきたい注意点をまとめました。
最初に〇〇を忘れずに
エアコンは高い位置に付いているため、掃除中にゴミやホコリが落ちてくることがありまいます。近くに家具を置いている場合は、別の場所に移動させるか、上にビニールなどをかけて、汚れが付かないように養生しておきましょう。ソファーの内部にホコリが入ってしまうと、掃除が一段と面倒になります。
また、掃除をする前に必ず電源コードを抜いておいてください。掃除中にうっかりエアコンを作動させてしまうと、汚れが飛び出したり、あなたがケガをしたりするかもしれません。
どこを掃除すればいいの?
フィルター・吹き出し口・エアコンの上側(外側)の3か所なら、自分で簡単に掃除をすることができます。分解や水洗いが難しい時は、この3か所だけでも掃除しておきましょう。
次の章では、女性でも簡単にできるおすすめの掃除術を紹介していきます。
エアコンの簡単な掃除方法
上側はモップを使用
エアコンの上側(本体の外部)は、モップなどでホコリを拭き取りましょう。上側だけなら、エアコンの本体カバーや付属品を取り外すことなく、簡単に掃除をすることができます。
フィルター
次に、面倒なフィルターについて見ていきましょう。フィルターを掃除する場合は、エアコン本体から取り外し、掃除機でホコリを吸い取っていきます。この時、掃除機の先端にノズルを付けておくとホコリが取りやすいのでおすすめです。
吹き出し口
エアコンの吹き出し口も、汚れやすい場所の1つです。吹き出し口を掃除する時は、布などで優しく拭きましょう。吹き出し口に付いている羽(風向きを決める部分)は、手で動かせるタイプがほとんどです。ゆっくりと羽を開いて隙間を作れば、布で拭くことができます。
ただし、吹き出しの汚れを取る時には、エアコンを傷つけないように注意が必要です。優しく羽を拭き、奥の方には触らないようにしましょう。
掃除の頻度や注意点
掃除をするタイミング
エアコン掃除の頻度ですが、2週間に1回はホコリを取り除いてください。毎日掃除をするのは大変ですが、1か月に2回だけだと考えれば、比較的ハードルが低いかと思います。
カーテンの汚れにも注意
実は、カーテンが原因でエアコンが汚れるケースもあると、知っていましたか?カーテンに付いたホコリが舞うと、エアコンの内部にゴミが侵入する可能性があるのです。
エアコンの本体をキレイに掃除したとしても、他の家具が原因となり、ホコリが溜まってしまうかもしれません。エアコンだけでなく、他の家具も掃除しておきたいところでしょう。
エアコンのフィルターなどに汚れが付着していると、エアコンの作業効率が落ちてしまいます。電気代が約1割ムダになるケースもあるので、定期的に掃除をした方がいいでしょう。本格的に掃除するとなると大変ですが、フィルターや吹き出し口だけなら、今回紹介した方法で簡単に掃除をすることができます。
エアコンの掃除なんて、全然やってない・・・という人は、一度、カバーを外してみてください。自動掃除機能が付いていない場合、ホコリがビッシリと付着しているかもしれません。