初めての一人暮らし♪
初期費用はどれだけ必要？

春は引っ越しの季節です。
異動や転職などで、この春から実家を出て一人暮らしをする女子もいるのでは？
初めての一人暮らしに必要な費用はどれくらいか、一緒にみていきましょう。

住居費、いくら必要？

引っ越しが決まってまず最初にしなければならないことは、もちろん新居を探すこと。初めて一人暮らしをする女子は、夢が広がりますね。
でも、一人暮らしで一番お金がかかるのは家賃です。オシャレなお部屋に住みたい気持ちはわかりますが、家賃は給料の2～3割以内で考えましょう。

1カ月分の家賃だけじゃダメ

基本的に家賃は、今月に翌月の家賃を支払います。
月の途中で入居した場合は、契約時に翌月の家賃とその月の残りの日数分の家賃を支払う必要があります。

初期費用って？

部屋を契約した時に、最初に必要となる費用は様々です。

1.敷金・・・家賃1カ月分
2.礼金・・・家賃1カ月分（地域によっては不要）
3.仲介手数料・・・家賃1ヶ月分
4.火災保険料・・・10,000円～20,000円
5.鍵交換費用・・・10,000円～20,000円

例えば、家賃が60,000円の部屋を借り、25日に入居するとすると、家賃と初期費用を合わせるとざっくりですが、27万円～30万円程度は必要ということになりますね。
だいたいですが、家賃の5倍程度は初期費用として必要と考えておきましょう。

引っ越し、なるべく安くしたい！

お気に入りの部屋が見つかると、早く住みたくてワクワクしますね。
なるべくお金をかけずに引っ越す方法を考えていきましょう。

実家から引っ越すなら

初めての一人暮らしの場合は、実家から運ぶ荷物も実際はそんなにないでしょう。身の回りの衣類も、まずはこれからの季節に必要な物だけを運ぶという方法もアリです。
家族や友人に協力してもらって運べるのであれば、ありがたくお願いしちゃいましょう。

新居で必要な家具や家電製品は引っ越し先で揃える、ネットショップで購入して新居に直接配達してもらうなどで対処できそうです。

引っ越し業者に依頼する場合

年度末・年度初めは、会社員の転勤をはじめ、新入社員や大学入学をひかえた学生の引っ越しシーズンです。引っ越し業者も繁忙期となるため、希望の日にちが予約できなかったり、引っ越し代が高くなったりすることが多くなります。
できれば土日を外す、時間帯を選ぶなど少しでも安くなるように工夫をするといいですね。

基本的なことですが、見積もりは数社取りましょう。比較サイトで入力するだけで簡単に見積もりを取ることができますよ。

新居で必要な物って？

新しい部屋に合わせて、いろいろ揃えたいという女心。
でも、全てを一度に揃えるのはかなり出費が嵩みます。まずは生活に必要なものから揃えていきましょう。

家具

最近のワンルームなどは、クローゼットがついていることが多いので、家具といっても、一人暮らしの女子にはそれほど必要ないでしょう。

ベッドやテーブルなどは、組み立て式になっている物なら値段もお手頃ですよ。

家電製品

一人暮らしを始めるにあたり必要な家電製品は、まずは照明器具、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、テレビ、掃除機などでしょう。ちなみに、これらを全部揃えると15万円程度は必要になります。

家電量販店では、一人暮らしに必要な家電製品をセットにして販売していることがあります。一見おトクに感じますが、必要のない家電製品が含まれている場合も。

電気ポットは必要？
ドライヤーは持っているよね・・・

自分が必要な物と不要な物をしっかり見極めて、少しでもおトクに揃えるようにしましょう。

生活用品

新居に入ってすぐに必要なのはカーテンです。特に女子の一人暮らしはお部屋を覗かれては危険です。できれば、引っ越し前に窓のサイズを測って、入居したら一番にカーテンを取り付けることができるようにしておきたいですね。

ネットショップでもカーテンの種類やサイズが豊富に揃っています。引っ越し日に合わせて新居に送ってもらえば楽チンです。

その他、生活用品としては食器や鍋類、タオル、トイレタリー、ランドリー製品などが必要です。郊外型の大型家具店では種類も豊富で安く揃えることができますよ。

細々とした物も合わせると、ざっくり見積もっても最低5万前後は必要でしょう。

結局いくら必要なの？

今まで見てきたように、初めての一人暮らしにはまとまったお金が必要です。

新居に必要な費用が約30万円程度、家具、家電製品が20万程度、生活用品に5万程度として合計55万円くらいは必要です。さらに引っ越し業者を利用すると、距離や日時によりますが最低でもプラス数万円は必要でしょう。

この春は引っ越しをする予定がない女子も、いずれ一人暮らしを考えているのであれば、今からコツコツと貯金をして準備をしていきましょう。

無事に引っ越しが終わっても、実際の生活が始まるのはこれからです。
自分の給料でしっかり食べていけるよう、今まで以上に遣り繰りを頑張って憧れの一人暮らしを楽しんでくださいね♪