100円ショップといえば、一般的には商品が安く買えておトクというイメージが強いかと思います。ショップに立ち寄った結果、安さにつられて余計なものまで買ってしまった・・・そんな経験をした人も少なくないでしょう。しかし、100円ショップで販売されている商品の中には、逆にコンビニやスーパーで買った方がおトクな物もあるの です。そこで今回は、おすすめできない商品についてまとめました。
知らないと損!100円ショップで
買わない方がいいものとは
2018年1月12日
100円ショップで買わない方がいいもの
文房具はコンビニと接戦
仕事や学校で使う文房具。ノート・ボールペン・ファイル・封筒などの消耗品は、100円均一に行けばほとんどが手に入りますよね。
しかし、これらはコンビニやホームセンターでも安く販売されている商品です。ノートやボールペンなら、税込みで100円未満のものも少なくないでしょう。また、ノート5冊で400円など、セット価格で割引されている商品もよく見かけますよね。
「どの商品も全てが100円」と聞くと大変お買い得に聞こえますが冷静に計算してみると、このように平均と変わらない商品も多数あるのです。
食品はまとめ買いの方が安い?
ペットボトル飲料やお菓子など、食品類も逆に高くつきます。例えば、500mlのペットボトル飲料について考えてみましょう。100均にはお茶や炭酸飲料などいろいろな種類が置かれていて、1本あたり108円で買えますよね。1ケースが24本だとすると、税込みで2,592円になります。
しかし、楽天などの大手通販会社を見ると、1ケースは税込み2,450円で売られているのです。通販の方が、142円おトクですよね。
「142円くらいなら、大した差ではない」と思うかもしれませんが、セール品や訳あり商品の中には、さらにお買い得な商品もあります。2ケース(48本)で3,000円代の特売品もあるので、100円ショップで単品を買うよりも、まとめて買えば1,000~2,000円ほど節約することができるのです。
長い間使う物も要注意
長期間にわたり使用する物は、100円ショップで買うとかえって損をすることがあります。掃除道具やキッチン用品を100均で買ったところ、使いにくくて買い直した(またはすぐ壊れた)という話はよく聞きますよね?
基本的に、商品のクオリティと値段は比例するものです。頻繁に使うものなら、多少高くても質の高いものを買った方が良いでしょう。
あなたが、商品に耐久性や安全性を求めるなら尚更です。小さな利益にこだわって100円で済ませるよりも、お金を出してきちんとした物を買った方が、最終的には節約につながります。
ただし、長期使用するアイテムでも、一概に全ての品質が悪いとは言い切れません。収納用品やケースなどは100均の商品でも人気が高いロングセラー商品なので、実際に見て購入を決めた方が良いでしょう。
おすすめのアイテムといえば?
では、100円ショップでおトクに買えるのは、どんなものなのでしょうか?毎年人気がある商品についてまとめました。
イベント用品は毎年人気!
使用期間が限られているイベント用品は、100円ショップで買う人が多いでしょう。 ダイソーなどによく行く人はご存知かと思いますが、バレンタインやクリスマスなど のイベントが近づくにつれて、売り場にもイベント用品が増えていきます。つまり、それだけの需要があるという事ですね。
お試しで買いたいグッズ
ダイエット用品や健康グッズをお試ししたい場合も、100円ショップの商品が役に立ちます。
例えば、足や腕の痛みを軽減するためにサポーターを買う場合も、本格的な物だと数千円ほどかかってしまいます。お試しで使うには、少々値段が高いですよね?
その点、100円ショップであれば108円でサポーターが買えるので、お試しで使うには丁度良いでしょう。
郊外暮らしなら100均は有効
ただし、割高でも100円ショップを活用した方が良いケースもあります。
郊外に住んでいて車での買い出しが多い場合、一つ商品のためだけに何か所ものスーパーを回っていては、逆にガソリン代が高くつくでしょう。時間もかかるので、人によっては100円ショップでまとめ買いした方がおトクです。
なぜ物によってコスパが違うのか?
100円ショップは、お買い得なイメージがありますが、何もかもが安いという訳でありません。中にはコスパの高い商品も紛れ込んでいます。
先に触れた文房具や食品類のように、平均的な値段(もしくはそれ以上)の商品も販売されていて、ちゃんと利益が出る仕組みになっているのです。これは、100円ショップに限らずどの会社にも言えることでしょう。
例えば、年末に買う福袋も同じです。中身の全てが目玉商品ではなく、売れ残りの商品などを詰め込まれているので、お店側にとってもメリットがありますよね?安さの裏にはからくりがあるので、お買物の際には一度冷静になって考えてみましょう。
100円ショップは節約の強い味方になりますが、物によっては他のお店で買う方が安くなる可能性があります。消耗品や食品に関しては、ホームセンターやディスカウントショップに行くと2桁で売っていることも少なくありません。コスパの良い物と悪い物を見極めつつ、上手に活用しましょう。