白くてシミやシワがない美しい肌は、全ての女性にとって憧れ。高価な化粧品やエステの他に、病院での治療によって美肌を手に入れることができるのをご存知ですか。美容皮膚科では、保険が適用されるクリームや薬もありますよ。今回は、プロの力で美肌を目指す、美容皮膚科の治療法と費用についてご紹介します。
プロの力できれいになりたい!
美容皮膚科の治療法と費用とは?
2017年10月12日
女性の頼れる美肌専門家
皮膚科は、きれいになりたい女性の強い味方。毎日仕事や家事や子育てで忙しい女性は、なかなか自分のお手入れに時間をかけることができませんが、美肌の専門家のアドバイスを味方につければ、より効率良く美しいお肌を目指すことができます。
保険で受けられる治療とは?
皮膚科において、健康保険が適用される治療の場合は、エステや高級な化粧品を購入するよりも安い費用で、美肌のプロの治療を受けることができます。
例えば、あごやおでこなど、顔の目立つところで繰り返す大人ニキビや吹き出物。この程度のニキビでわざわざ病院に行って治療を受けるなんて、何だか気が引けてしまうな、と考えている人はいませんか。
しかし、ニキビや吹き出物は、立派なお肌の病気です。美容皮膚科に行くと、お肌にあった抗菌作用のあるクリームや、ビタミンCの飲み薬を処方してくれますよ。
さらに、虫刺されや、冬の乾燥から起こる、肌の湿疹やかぶれも、健康保険で治療を受けることができます。
秋、冬など、これからの寒い季節に気になる乾燥肌の場合は、市販されているクリームよりも、さらに保湿力が高い有効成分が入った保湿剤やクリームを処方してくれるでしょう。
病院にもよりますが、病院での治療費は、保険適用後(3割自己負担)で500円から3,000円程度。さらにニキビ用の抗菌クリームや、乾燥肌用の保湿剤は、1〜2週間分で500円から1,500円程度となっています。
医療費控除の適用も受けられる!
健康保険で受けた美肌治療は、医療費控除の対象になります。
美肌治療以外に、風邪や歯医者など病院でかかった治療費や市販薬の購入代金と合わせて、確定申告をすることで、医療費控除を受け、すでに納めた所得税の還付を受けることができますよ。
医療費控除は、その年の1月1日から12月31日の医療費の合計が、10万円を超えた場合、またはその年の総所得等が200万円未満の方はその5%を超えた場合に受けることが可能。忘れずに確定申告をするようにしましょうね。
医療費控除についてさらに詳しく知りたい方は、「確定申告の季節到来!「医療費控除」で税金を取り戻しましょう!」を確認してみましょう。
保険適用外の治療は?
また、健康保険の適用を受けることができませんが、様々な美肌治療を行っている病院もあります。
例えば、長年の日焼けやニキビでできてしまったお肌のシミをとる「レーザーシミ取り」。病院にもよりますが、1ミリ四方で1,000円程度から受けられる病院も。相場では、顔全体で1回10,000円から30,000円程度で治療を受けることができます。
さらに、お肌のハリを保つために行う「ヒアルロン酸注射」は、1回10,000円から50,000円程度となっています。治療内容や病院によって、価格が大きく異なるので、きちんと確認をするようにしましょうね。
美容皮膚科での注意点
いくら病院だからといっても、お肌のことなので何かあったら大変です。トラブルを避けるため、美肌治療を受ける際の注意点を確認しておきましょう。
副作用の確認
まずは、治療で使う塗り薬や飲み薬の効果や副作用をチェックしましょう。アレルギー体質の人は、塗り薬を使用したところ、逆に肌がかぶれてしまったなんてことも。
さらに、お肌への効果が高い「ステロイド剤」については、薬によって様々な副作用があります。薬を使う期間や容量については、医師の指示に従って正しく使うようにしましょうね。
病院の実績
保険が適用されない美肌治療や美容外科については、治療法をきちんと確認するのはもちろんのこと病院の実績についてもチェックするようにしましょう。
たくさんの症例があり、実績がある病院では、治療の効果や副作用などをきちんと把握している可能性が高いため、医療行為ではない治療についても、安心して受けることができるはず。
中には、比較的安い治療費でレーザー治療やヒアルロン酸注射を行っている病院がありますが、なぜ安いのか、本当に安心なのかを事前に確認することが重要ですね。
いかがだったでしょうか。美容皮膚科について理解は深まりましたか。健康保険が適用される美肌治療の場合、比較的お手軽な価格で、お肌のトラブルを根本から治すことが可能です。長年肌荒れに悩んでいる方や、年を重ねても美肌をキープしたいと考えている方は、一度、美容皮膚科を訪ねてみてはいかがでしょうか。